No.1887 3歳で親から独立する方法




 「お父さん、朝だよ、起きて」



      「わかった。おっ、寒いな」



 「窓に水滴がついてるよ。雨かな」



      「いや、それは露って言うんだ」



 「露? そうなんだ。
  寒いね。靴下を履こう。はい、これお父さんの」



      「ありがとう。お前のは?」



 「ここにあるよ。昨日、イオンで買ったんだ。
  あれ? お母さんは?」



      「1階にいるよ。呼んでごらん」



 「お母さーん、お母さーん。
  あれ? いないのかな? 返事がないよ?」



      「いるよ。絶対にいる」



 「本当に?」



      「じゃあ、1階に下りてみようか」



 「お父さん、抱っこして」



      「わかったよ。お前はでっかい赤ん坊だな」



日曜の朝、息子と僕のやりとりである。

言葉はこんなに大人びてないけど、
会話や意思疎通が成り立つようになってきた。
どこでこんなに言葉を覚えるのか、
週末になるたびに驚かされる。

日本語の学習も、そろそろ次のステップかな。
感謝とお詫びのバリエーションを重点的に教えよう。
それさえ理解すれば、この世はたいたい生きていける。

めざせ、「3歳で親から独立」だ。