No.2330 桜舞い散る日にあなたを想ふ



  桜咲くこと 女性の如し
  人知れず 美しくなりけり

  桜散ること 男性の如し
  無言を貫き 姿消すなり

  桃白色の光景が 
  薄緑色に変わるにつれ
 
  陽気に包まれてふわふわしていた心が
  少しずつ 地に足をつけていく

  生きているという実感 
  生かされていることへの感謝

  桜舞い散る儚さを 己と重ねながら
  花曇りの春の日に あなたという人を想ふ