No.2466 飲食店を繁盛させるスパイス


飲食店に行くと、
どの店にも「メニュー表」がある。

あれを見ていると、
僕のような広告屋は疑問を感じてしまうのだ。
「なぜ、どこの店も同じようなメニュー名を並べているんだろう?」と。

たとえば、カレー屋。

ビーフカレー、チキンカレー、
エビフライカレー、カツカレー、チーズカレー、…etc.

どんな料理かが分かるから、たしかに選べる。
でも、分かっているからこそ楽しくない。

それこそ、他の店でも使っているような
メニュー名しか並んでいない時点で、
その店のオリジナリティを感じられなくなるし。


味覚は感覚でもあるけれど、
「想像」で左右される部分も大きい。
そういう意味でも、
「もっとストーリーを感じる名前にしたらいいのに」といつも思う。


 青空の下、キャンプ場で作った風カレー 480円

 オカンが日曜日の夜に作ってくれた風カレー 550円

 インドに行ったあの時の路地裏カレー 600円


とかね。
人の舌は、味だけを求めているわけじゃない。

飲食の世界では、調理法や調味料は
すでに出し尽くされた感じがあるかもしれないけれど、
繁盛する店にするための
最後のスパイスは「言葉」だと思う。