2002年第1回キャッチコピーコンテスト「雪」

いや~、なんだかんだで2月も中旬になりました。
体調不良でちょっとスタートが遅れたが、今年もいくぞ!
「2002年第1回 キャッチコピーコンテスト~!!」

念のために、今年もキャッチポイントは
1位/+10pt. 2位/+7pt. 3位/+5pt. 4位/+3pt.
5位/+1pt. 特別賞/+6pt. 参加賞(1次しめきりまでの作品)/+1pt.
で計算しま~す。

さて、今年1発目のお題は、久しぶりに秀作ぞろいでした。
病床で選びながらもニコニコ♪
それではいってみましょう。ユキ、ユキ、「雪」!

★★ お気に入り第1位 ★★

 金沢。

       -受賞者ーマシュマロさん(11pt.初受賞)

(コメント)
雪キャッチで、ひとこと「金沢。」。
はっきり言って、見た瞬間にやられたって感じです。
他にも沢山いい作品があったんですが、
一瞬にして雪をイメージさせたスピードがダントツでした。
雪を説明するのではなく、雪の特徴を探すのではなく、
雪をイメージさせるワードだけをもってくる。速い。
昔、2人の間で「りんご」が赤より赤っぽいイメージがあるなら、
赤色という言葉の代わりに「りんご」を言った方が伝わるという話をしたことがありますが、
正にそれ。新星登場マシュマロさん。初受賞おめでとうございます!

★★ お気に入り第2位 ★★

 空がくれたガラス細工。

       -受賞者-9ちゃんさん(7pt.)

 大地のファンデーション。

       -受賞者-K.S兄さん(7pt.)

(上コメント)
なんて素敵な言葉づかいなんでしょう。
単に降る雪ではなく、その輝き、神秘性を感じさせてくれるキャッチですね。
「9ちゃんが帰ってきた!」とお喜びのファンの方も多いことでしょう。

(下キャッチ)
これもまた、一瞬にして一面の雪を連想させてくれるキャッチですね。
「大地」を擬人化して、雪をお化粧に変えちゃうだけで、ぐっと親近感がわきます。
去年のキャッチコンテストで年間チャンピオンをさらった実力。さすがです。

★★ お気に入り第3位 ★★

 車窓のスパイス

       -受賞者-テントショップボーイさん(5pt.)

 夜を銀色にする。

       -受賞者-K.S兄さん(12pt.)

(上コメント)
「電車」に「雪」って、なぜあんなにマッチするんでしょう?
川端康成の小説の影響でしょうか?いやいや、そんなはずない。
でも、たしかに雪は、車窓から見える景色に“味”を足してくれるんですよね。
お正月に湯布院から電車で脱出する時に、車窓から雪が見えました。
普通に見たらただの田舎風景なんですが、
雪が降るだけで心が凛として、別世界に来た気がしたのを覚えています。

(下コメント)
なんと素敵な言葉。夜通ししんしんと降る雪を、
カッコ良く表現してますね~。森本レオではなく、
福山雅治に言わせたいトーンを感じてしまいました。

★★ お気に入り第4位 ★★

 石川さゆりを熱唱する私。

       -受賞者-マシュマロさん(14pt.)

(コメント)
これまた、雪の特徴を一切意識せずに書いたのにも関わらず、
雪をイメージさせてくれますね~。
昔、雨が降るたびに「♪雨っ雨ぇ降~れ降~れ も~っと降れ~」
と歌謡曲を歌っていた僕と同類なんでしょうか。
雪が降った日の気持ちを、おちゃめに表現してくれた作品だと思います。

★★ お気に入り第5位 ★★

 「たくさん積もったな~。ふー・・」雪かきをする人の横を
 「たくさん積もったなー。いぇー!」と四駆が走る。。。

       -受賞者-T.Kさん(2pt.)

 空が降ってきた。

       -受賞者ーテントショップボーイさん(6pt.)

(上コメント)
とらえようによって、雪は“おもちゃ”にもなり“爆弾”にもなります。
そのことを、庶民レベルのワンシーンで感じさせてくれる作品。
雪空の下には、数えきれないたくさんのドラマがあるんですね。

(下キャッチ)
間接的だけど、頭から離れなかった言葉です。
なんか、分かるんですよね。雪を見て、「空が降ってきた」っていう感覚。
雨と空はまったく別モンなんですけど、雪と空ってなんだか似てる。

■■ 特別/なんかええやん大賞 ■■

 みなさま、
 左手に見えますのが嵐山のホワイトソース
 鴨川添えでございます。

       -受賞者ーテントショップボーイさん(12pt.)

(コメント)
こんなバスガイドがいたら、チップかざぶとん10枚あげちゃう。
「嵐山のホワイトソース」かぁ。
一瞬にして、雪景色をディナーのお皿に乗せてしまった時点で、
作者の勝ちですな。これは。なんかおいしそう。

■■ 次点。おしかったね。 ■■

・札幌あたりじゃ、まつられてます。

・ふみつけられて あなたたちをすべらせて
 今日も積もる ふえる なだれる そして溶けてゆく

・からだを冷やす
 こころを灯す。

・歓喜、寒気

・もっとも美しい、H2Oのカタチ。

●●その他の作品も一部ご紹介●●

・子供ははしゃぐ、大人は時間を気にする

・きれいな時は短すぎて・・・

・ユウキはどこへいった、EE-jump。

・足跡で、新しくなる。

・ひとつひとつは雪印です。

・クリスマス販促施策

・レモンシロップ?いいえ、小便です。

・一晩で世界に魔法をかける白い粉

・冬の空に舞う白い花びら

・なぜか誇らしい、雪が降ってるのを最初に気付いた時。

・勇気ある人型に拍手

・都会でも遊べます

・テレビの中の別世界

・一番冷たいあたたかさ。

・白すぎる空間。放尿の湯気も、心なしか笑ってるみたいだ。

・丸めてみた。なぜだか、小池栄子に会いたくなった。

             (他21本)

体調不良で少し遅れましたが、たくさんのご応募、
本当にありがとうございました~。
1発目にふさわしい、華々しいスタートがきれました。感謝!

※「シロップ持ってきた人、雪シャーベット食べ放題」(suuny-yellowスキー場)