2003年第4回キャッチコピーコンテスト「修学旅行」

めちゃめちゃお待たせしました!
「2003年第4回 キャッチコピーコンテスト」の結果発表です!!

いやいや、遅くなってすみません。
みなさんからいただいたキャッチを熟成させていました。
およそ全員の方が経験したことがあるであろう今回のお題。
応募キャッチを見ているとなんだか懐かしい気持ちになって、
ある意味すっごい新鮮でした。
それでは行きましょう!「修学旅行」キャッチ発表!!

★★ お気に入り第1位 ★★

  昼。寺で座禅。
  夜。ホテルで座禅。

       -受賞者-Y.Nさん(26pt.)

(コメント)
昼は学校に決められた観光地やらで何かとさせられ、
そこで我慢していたパワーを夜中に爆発させて遊んでると、
部屋の外に先生の足音…。すぐに灯りを消して寝たふりをする生徒。
懐中電灯を持った先生が入ってきて、緊張の一瞬。
「オイ、おまえら全員、廊下出てこい!」と言われ、廊下に座らされる。
いや~、あったあった。小中高と全部先生に殴れたっけ。
正確に言うと「正座」なのかもしれませんが、
座禅というキーワードを使って、「修学旅行」を端的に言い表してくれたこの作品。
実感値が高くてかなりお気に入りです。

★★ お気に入り第2位 ★★

  男女280人初夏物語。

       -受賞者-テントショップボーイさん(25pt.)

(コメント)
ちょうど、ドラマ「男女7人夏物語」がやってた時期が
自分の学生時代とかぶっているせいか、
この作品も実感がありますね。
「修学旅行」って、やっぱりメインの目的は恋愛ですもんね。
一緒に写真を撮るチャンスでもあり、告白する大チャンスでもあり。
み~んな何かを期待していたような気がします。
280人という数字の大きさが、いかにも修学旅行って感じでいいです。

★★ お気に入り第3位 ★★

  本年度の修学旅行は『ひとり旅』!解散!

       -受賞者-時速150kmさん(16pt.)

(コメント)
究極の「修学旅行」ですね。社会見学という目的からすれば、
実はこの“ひとり旅”スタイルがベストなのかも。
どうせひとり旅で解散するのに、先生がなぜ一度
生徒を集めたのがが謎で、その理不尽さが笑えました。
ちなみに、作者の時速150kmさんは
これからひとり修学旅行に出かけられるそうです。(本当みたいです)

★★ お気に入り第4位 ★★

  旅館の枕、硬式並

       -受賞者-ロ-リングズコ-ンズさん(3pt.)

  その夜だけ、マクラは空を飛ぶ。

       -受賞者-うりたろうさん(29pt.)

(上コメント)
そう、硬い。旅館の枕は、
まるで野球の硬式ボールのように硬かった。
いつもとは違うあの硬さに
「あぁ、俺は今旅行をしてるんだ」と実感したものです。
何度も寝返りを打ちながら眠れずに苦しんでいると、
たいてい1人は「オマエの家かよ」と思うくらい
お構いなしに重低音のイビキをかきながら寝ているヤツがいました。

(下コメント)
たしかに飛んでました。枕が。
今思えば、なぜ枕を投げてたんでしょうね。
小学生の頃、初めて修学旅行に行く前に
PTAのおばちゃん集団から「枕投げしてこなくっちゃね♪」と
言われたことを今でも覚えています。
大人が仕組んだ罠だったのでしょうか。
今でもみんなで温泉旅行とかに行くと、
たいてい枕投げをしてしまいますけど。

★★ お気に入り第5位 ★★

  バスガイド 見てみるまでが 魅力的

       -受賞者-K.S兄さん(25pt.)

  1対40のリゾラバ (バスガイド23才)

       -受賞者-Y.Nさん(27pt.)

(上コメント)
分かりますね~。この気持ち。
特に男子は、前日からバスガイドさんに会うのを心待ちにしているのです。
「年上のお姉さん、グラマーなお姉さん、ドキドキ…」とか思いながら。
でも、いざ当日バスに乗ろうとすると、目の前には
やたら厚化粧な森久美子のようなバスガイドさんがいたりして。
そんな時は観光地で停車するごとに、自分のクラス以外の、
もしくは他校のバスのガイドさんを必ずチェックしにいったものです。

(下コメント)
これもバスガイドさんネタですが、どちらかというと
ラッキーな場合のキャッチですね。
たまにいるんです。ホントにかわいくて、ドキドキさせるガイドさんが。
そんな時は、正にこのキャッチにあるリゾラバ状態。
まるでひと夏の恋のように、
「修学旅行」という限られた期間がむしょーに恋心を高めるものです。

■■ 特別/なんかええやん大賞 ■■

  バスの中で「マリオネット」??

   <作者解説>
   中学の修学旅行は関西までバスで行きました。
   そのバスの中でカラオケをすることになったんだけど
   何せみんなの前で(しかもバスの中で)歌う子なんて
   いませんでした。しかし!不良少年の(ような)
   伸くんは“鏡の中のマリオネット”を熱唱していた。。
   修学旅行だぞ、おい!でも妙に耳に残って今でも
   忘れられない良い思い出なのです。

       -受賞者-マシュマロさん(10pt.)

(コメント)
思わず作者の解説つきで掲載してしまいましたが、
いましたね、カラオケで意味の分からない曲を歌うやつ。
「なんで修学旅行のバスの中で、しかも行きのバスの中で、
 中島みゆきを熱唱してるねん!」ってやつが。
BOOWYやハウンドドッグを歌ってるやつも多かったですね。
でも作者と同じく、なぜか今でもその時のことを覚えてるもの。不思議。

■■ 次点。おしかったね。 ■■

・いつもと違う場所でいつもと同じ仲間達

・学ランIN京都

・みんなで食べてもごはんはまずかった。

.生徒も眠る丑三つどき俺は聖職者から単なるおっさんに変わる。

・無理矢理名所巡り

・一時の感情でお土産を選ばないこと。

・ジャージと制服、それだけで良かった。

・先生はタダ。

●●その他の作品も一部ご紹介●●

・昼夜逆転旅行。

・最も勉強になる夜が来る。

・胸に期するものあり。

・「何かあったらあかんから。
  この一万円札、ちっちゃーたたんで生徒手帳に入れとき」

・お土産は、買わずにバッグに入れました。

・みやげ物屋では意外なものがヒットする。

・不良もこの日は無遅刻無欠席

・修学旅行は収穫旅行だった。

・昼・規定演技、夜・自由演技。

・重いで。

・土産のセンスはおかんと一緒

・いつもより地球が早く回る日。

・カップル誕生促進週間。

・「先生。何飲んでんのー!」
 「あっあほ。これは大人の水筒やっ」

・人生で最大規模の旅。

・舟木和夫の造語です

・風呂の前には、少し擦るべし。

・生えてヒーロー。

             (他19本)

今回もたくさんのご応募ありがとうございました~!
コメントを見てふと思ったのですが、
よく考えたら僕たちって生徒側で、
先生があの修学旅行の夜に何をしてたか、
その真実をよく知らないんですよね~。
なんとなく、先生たちの夜を描いた小説を
プチ連載で書いてみたくなりました。また考えておきます。
発表が遅れたこともあって今年はまだ4回目なので、
これからピッチをあげていきま~す!またよろしく。

☆修学旅行に多い失敗BEST3

 3位…帰ってから後悔するようなキーホルダーを思わず購入してしまう
 2位…バス酔いで好きな子の目の前なのにゲロを吐く
 1位…風呂場にパンツを忘れて
    全員の前で「誰の忘れ物ですかぁ」と披露される

      (sunny-yellow伊勢志摩観光協会調べ)