2006年第1回キャッチコピーコンテスト「子ども」

今年もついに開幕!
「2006年第1回 キャッチコピーコンテスト」の結果発表です!!

子どもがいる人も、いない人も、
今回のお題にはたくさんのご応募をいただきました。
それでは行ってみましょう!
That’s 未知数生命体、「子ども」。

★★ お気に入り第1位 ★★

  あなたの着せ替え人形じゃないわ

       -受賞者-しんごパパさん(11pt.)

(コメント)
思わず納得させられた作品。
ブランド好きな親は、わが子にブランド物を着せたがったり、
ヤンキーな親は、子どもに後ろ髪を伸ばさせたり。
親って、知らず知らずのうちに
「子ども」を自分の色に染めようとするものです。
でも、それってやっぱり親のエゴなんでしょうね。
いくら自分の子どもだからといって、
子どもの服(人生)は、親が着せ替えできないものなのかもしれません。
みんな、子どもの頃は親に対して感じているはずなのに、
自分が親になった途端に忘れてしまうこの気持ち。
新発見というよりも、再発見した気分でした。

★★ お気に入り第2位 ★★

  子どもの気持ちのわかる
  親になろうと思っていたら、
  親の気持ちがわかった

       -受賞者-D.Mさん(7pt.)

  日常の冒険家

       -受賞者-ロ-リングズコ-ンズさん(7pt.)

(上コメント)
僕はまだ経験したことがないのでわかりませんが、
子育てというのは本当に大変なものだとよく聞きます。
でも、そんな大変さを実感することで、
初めて親が自分に注いでくれた愛情に気づくんでしょうね。
実際に子どもがいる人だからこそ書ける深みのある言葉です。

(下コメント)
見た瞬間、「うまい!」と思いました。
大人からすればなんでもない日常生活でも、
子どもにしてみればすべてが新発見。
いろんなことを見て、聞いて、学んで、
感動しながら大きくなっていく子どもを
どう表現したらいいか迷った人もたくさんいたと思いますが、
この作品のとおり、「冒険している」という言葉がよく似合いますね。

★★ お気に入り第3位 ★★

  大人のなりたいもの。

       -受賞者-テントショップボーイさん(5pt.)

  罪を犯したときだけ
  子どもであることを
  主張しないでください

       -受賞者-和製◇長さん(5pt.)

(上コメント)
思わず共感。
「子ども」とは何かと聞かれたら、これも一つの答えでしょうね。
子どもは大人になりたがり、大人は子どもに戻りたがるもの。
最近、ビール気分を味わいたい子ども向けに
「こどもびーる」が発売されていますが、
実際は、そんな背伸びしたい盛りの子どもの気分を味わいたい
大人がよく飲んでいるそうです。うーん、人の気持ちって複雑。

(下コメント)
どの年齢までを「子ども」というかは分かりませんが、
小学校高学年以上にもなると、たいてい
自分がガキ扱いされることを嫌がるようになります。
それはそれで自立に向けた大切な成長のステップなのですが、
犯罪を犯した時だけ「ボクは未成年だから」って言われても、
それは通用しませんよね。
自由と責任の関係がわからないうちは、
何歳になっても「子ども」と呼ぶべきかもしれません。

★★ お気に入り第4位 ★★

  超吸収体

       -受賞者-レッドキャベツさん(3pt.)

  柵の中のスーパーフリー。

       -受賞者-T.Kさん(4pt.)

  運命にして最大の贅沢

       -受賞者-ロベルト・ハッシオさん(21pt.)

(上コメント)
二児の母である姉が言っていましたが、気をつけないと、
親の悪いクセや、テレビヒーローの技など、
子どもってなんでも真似をしてしまうそうです。
真新しいスポンジ並みの吸収力を持った子どもには、
なるべく良いものを吸いこませたいものです。

(中コメント)
子どもって、ホント自由だと思います。
おそらく、あれほどいろんな経験が自由にできる時期はないでしょう。
でも、子どもは一人では生きて行けないので、
結局は大人が作った柵の中での自由に過ぎないんですね。
子どもがそれに気づくのが“反抗期”と呼ばれる時期だと思うんですが、
親の立場からすれば
「本当の自由がほしかったら自分の責任で生きてみろ」と
言いたくなるのもうなずけます。

(下コメント)
贅沢は買うものだとばかり思っていましたが、
お金では変えない、けれど、最高級の贅沢があるんですね。
「どんなに苦労をしても、子どもはそれ以上の喜びをくれる」と
うちの義母様も言っていました。

★★ お気に入り第5位 ★★

  夢見るお仕事中

       -受賞者-たみきちさん(2pt.)

  意外と考えています。

       -受賞者-T.Kさん(5pt.)

  卒業するかしないか決めれます

       -受賞者-K.Sさん(1pt.)

(上・中コメント)
いろんなことを体験して、いろんな夢を見て、
いろんなことを考える。
子どもは子どもなりに忙しいんですよね。
大人になると、どうしても子どもを上から見てしまう傾向がありますが、
大人が忘れた夢の見方を、子どもが教えてくれることもあるとか。
だから、子育てっておもしろいんですね。

(下コメント)
いつかは卒業しなければいけないものなんんでしょうが、
その時期は人によって違います。また、卒業の定義も。
ちなみに僕は、まだまだ卒業できていない気がしていますが、
皆さんはどうでしょう? 年齢以外で、自分が大人だと言い切れますか?

◆◆ 特別/なんかええやん大賞 ◆◆

  ママorお母さん → おい → 
       くそババア → おふくろ → 母

       -受賞者-和製◇長さん(11pt.)

(コメント)
成長するにつれて、子どもにとっての
親の存在というのは変わるもの。
最初は「甘える存在」、いずれは「対等な存在」、
そのうち「鬱陶しい存在」、やがて「愛すべき存在」、
最後には「尊敬する存在」といった具合に。
呼称でその変遷を見せたこの作品は、
微笑ましくもあり、とても意味深いものでもあると感じました。
ちなみに、今の僕はまだ母親のことを
「くそババア」以上「おふくろ」未満の表現で
「おばちゃん」と呼んでしまいます。

■■ 次点。おしかったね。 ■■

・3~5頭身

・未来の主人公。

・七変化する宝石箱

・そこに過去も未来も

・期待大・不安大

・私のワイヤレスモバイルハードディスク

・子どもは、お金では育ちません。

・外したくない足枷

・なぜなぜ星人

●●その他の作品も一部ご紹介●●

・こどもバンド

・ぜんまい仕掛け 切れると寝ます

・我家のアイドル

・上司なしワールド。

・のんびりたん

・笑顔は最高の疲労回復剤

・いやな言い方って思ったら自分の口癖やった…

・きみのあしたは、みんなのたからもの。

・むやみに冷蔵庫にシールを貼り付ける者なり。

・あなたの笑いは金メダル

・付きまとわれるとうっとおしいが、
 一人で遊んでいるのを見ると切なくなる

・あの頃にしか、見えないものも、ありました。

・大人たちのことを
 バカにするまえに、
 大人のスゴイところも
 見てあげよう。

・子どもが生まれる日は、父と母が生まれる日。

・目に入れると痛い

・子どもたちのことを
「よくわからん」と
 言ってる大人たちは、
 本当にわかろうと
 しているの?

・やってみるみる生きている

・無垢な殺し屋。

・初体験を済ませば
 子どもから大人になれると信じてる
 そんなあなたを
 とてもイタイ奴だと
 私は思うのです

・神童に限って神にならない

・人類みな子どもでした。

・一茂という存在

・井脇さん それでも チルドレンなんですね

・子どもがスキです。子作りのほうがも~っとスキです。
 (松本引越しセンター風にどうぞ!)

                 (他40作品)

今回はたくさんのご応募をありがとうございました!
個人的には、とても勉強になりました。
またやります。お楽しみに!

★うそ!? マジ!? 知ってた!?
 時代別 子どもの名前ランキングNo.1

【大正1年】 男の子1位 『正一』   女の子1位 『千代』
【大正2年】 男の子1位 『正二』   女の子1位 『正子』
【大正3年】 男の子1位 『正三』   女の子1位 『静代』
  ・
  ・
【平成15年】 男の子1位 『大輝』    女の子1位 『陽菜』
【平成16年】 男の子1位 『蓮』     女の子1位 『さくら』『美咲』
【平成17年】 男の子1位 『翔』『大翔』 女の子1位 『陽菜』
  ・
  ・
【20XX年】 男の子1位 『ベム』『コナン』  女の子1位 『ベラ』『フローネ』

※大正1年~平成17年
 明治安田生命「名前ランキング」より
http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/etc/ranking/

※20XX年
 sunny-yellowリサーチ「ずばり言うわよ!! 大胆予測」より