2006年第3回キャッチコピーコンテスト「引っ越し」

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いよいよ春本番!
「2006年第3回 キャッチコピーコンテスト」の結果発表です!!

あっという間に気づけば4月。
出会いと別れのこの季節、なんだかせつないものです。
誰もがそんな気持ちを経験しているからか、
今回のお題は応募数も多く、いい作品も多くて悩みました。
それではいきましょう! 「引っ越し」キャッチ。



★★ お気に入り第1位 ★★


  お先まっさら。


       -受賞者-K.S兄さん(10pt.)


(コメント)
今回の「引っ越し」キャッチ、どういう軸で選ぼうか迷ったんですが、
やっぱり「引っ越し」という行為が楽しくなりそうなものが
いいなぁと思っていました。
そういう意味で、一番心を踊らせてくれたのがこの作品。
「お先真っ暗」というネガティブ表現と対比させたからでしょうか、
とっても短くてシンプルですが、これから始まる何かを想像して
ワクワクしてしまいました。
余計な言葉なしに、一から始まる感じがして大好きな作品です。



★★ お気に入り第2位 ★★


  想い出が、荷づくりの邪魔をする。


       -受賞者-K.S兄さん(17pt.)




  生きる条件を変えてみました。


       -受賞者-ミスター尻ASSさん(9pt.)




  忘れてたものも 忘れたいものも 見つかったりします


       -受賞者-和製家長さん(27pt.)



(上コメント)
「引っ越し」キャッチの中のセンチメンタル部門では
ダントツの1位でした。
僕も「引っ越しキャッチ」を考えていた時、
「段ボールの数だけ想い出がある」という言葉が真っ先に浮かびましたが、
この作品、引っ越し前に誰もが感じるセンチな気持ちが
出ていて味わい深いですよねー。
引っ越し準備をしながらも、机や押し入れから出てくる想い出に
ついつい時間をとられて日が暮れるーー。
同じシチュエーションのキャッチはいくつかありましたが、
この言葉が一番ぐっときました、

(中コメント)
これは深い、いやぁ、深い言葉ですねー。
僕たちは、日々いろんな制約や条件の中で生きているわけですが、
いつのまにかそれらに振り回されている自分に気づきます。
でも、「生きる条件」の一番の軸である住環境は
“自分で変えることができるんだ、
それが「引っ越し」なんだということをこの作品は教えてくれます。
とてつもない言葉の強さを感じました。

(下コメント)
実家から大阪に引っ越す前の夜、机を整理していたら、
小学生の時に好きだった女のコからもらった手紙が出てきました。
どんなやりとりをしていたかはすっかり忘れていたんですが、
手紙の内容を見て、昔の自分に会えた気がしたのを覚えています。
忘れていたものと忘れたいもの、この作品のとおり、
「引っ越し」ではいろんなものが出てきますが、
よく考えれば、それらは今自分が住んでいる部屋に眠っていて、
見つけようと思えば今すぐ手にとれるものなんですよね。
「引っ越し」をする人も、そうでない人も、
今晩あたり押し入れをあけてみませんか?
何が出てくるかはわかりませんが、
ドキドキできることは間違いなしです。



★★ お気に入り第3位 ★★


  過去と未来が一度にくる日。


       -受賞者-K.S兄さん(22pt.)




  生活レベルの軌跡


       -受賞者-たみきちさん(9pt.)




  いつまでたっても、引越しの途中


       -受賞者-ミスター尻ASSさん(14pt.)


(上コメント)
人生を一本の線だとして、「引っ越し」をたとえるなら
線の上にある一つの“点”だと思います。
その点から前が「過去」で、後ろが「未来」。
「引っ越し」という点は、その2つを同時に感じる瞬間なんでしょう。
懐かしさに浸るセンチな自分と、まだ見ぬ世界へ期待をふくらませる
ベンチャーな自分が胸の中で一緒にいるあの感じ。
「引っ越し」当日は、たいていの人が二重人格なんだと思います。

(中コメント)
僕の場合、最初の「引っ越し」は社宅から一戸建へ。
2度目(大学生になった時)は、
一戸建からワンルーム(風呂・トイレなし)へ。
3度目(社会人になった時)は、
ワンルーム(風呂・トイレなし)から
ワンルーム(風呂・トイレつき※ユニットバス)へ。
4度目(結婚した時)は、
ワンルーム(ユニットバス)から
2LDK(風呂・トイレつき※セパレート)へ、といった感じでした。
この作品のいうとおり、「引っ越し」って
まさに生活レベルの軌跡ですね。納得。

(下コメント)
この気持ち、ものすごくよく分かります。
「引っ越し」をするたびに思うんですが、
いつまで経ってもその地が自分の最終地点だとは思えないんですよね。
いわば仮住まいにいる気分で、この作品のとおり
ずっと「引っ越しの途中」気分なんです。
「引っ越し」って終わりがあるんでしょうか?
たぶん、ないですね。
人間は、じっとしていられない生き物ですから。



★★ お気に入り第4位 ★★


  ♪運命の女神様よ
   隣は何をする人ぞ


       -受賞者-しんごパパさん(15pt.)




  そのたびに故郷が増えるような気がする


       -受賞者-和製家長さん(30pt.)



(上コメント)
マンションでも一戸建でも、隣にどんな人が住んでいるかで
かなり生活が変わったりしますよね。
でも、そればかりは自分では決められない、
当たりもあればハズレもあるロシアンルーレットみたいなもの。
これも一つの「引っ越し」の醍醐味です。
ちなみに、僕の家の隣に住んでいる若奥さんは、
かなりべっぴんさんです。サンキュー女神さま♪

(下コメント)
実家が故郷であることは間違いないんですが、
引っ越しした後の場所は、たしかにぜんぶ故郷のような気がして
たまに訪れるとすごく懐かしい。
全国を転々と引っ越ししたら、この国のすべてが
大好きになれるのかなぁなんて、たまに思います。



★★ お気に入り第5位 ★★


  自分 リセットボタン


       -受賞者-JZS147さん(2pt.)




  大人のリセットボタン


       -受賞者-たみきちさん(10pt.)




  脱出ボタン


       -受賞者-ミスター尻ASSさん(15pt.)


(上・中・下コメント)
「ボタン」という言葉が、「引っ越し」が自分の気持ちを
なんとかするための「手段」なんだということを表現しています。
家を移動すると言うと、ついついたいそうに考えてしまいますが、
もっと気軽に、気分転換したい時にボタンを押してもいいのかも。
「なんかカラダがダルいから、明日、引っ越しとく?」ってな風に。
でも、実際にやってみると「引っ越し」って大変なんですけどね。
荷づくりとか、ガス・電気の連絡とか、転出・転入の手続きとか。
「住めば都」というよりも、とにかく「済めば都」って感じ。



◆◆ 特別/なんかええやん大賞 ◆◆


  僕の出会いでんてぃてぃー。


       -受賞者-時速150kmさん(7pt.)




  キリギリスマークの引越し社には 頼みたくない


       -受賞者-和製家長さん(36pt.)


(上コメント)
何度も見ているうちに、妙に気にいってしまった作品です。
「引っ越し」といわれたら大事に聞こえますが、
「出会いでんてぃてぃー」を言われたら
仲間が増えそうでめちゃ楽しそう。
この言葉でポスターを作りたくなりました。

(下コメント)
たしかに。アリさんマークはがんばってくれそうですが、
キリギリスさんマークは…、不安です。
特に冬場なんかは「寒いからイヤ」とか言いそうですし。
「キリギリスさんがイヤです。でも、
 カンガルーさんはなんでも袋に入れてパクりそうで
 もっとイヤでーす」



■■ 次点。おしかったね。 ■■

・サラダ油とCDをおなじ箱に詰めるな。

・Room# 151A
 (部屋番号は一期一会ってことで)

・荷造り時間の30%は
 アルバムを見て懐かしんでいる時間からできています

・あしたへ、いってきます。

・思い出精算日。

・住まず嫌い

・結構、広かったんだぁ。

・人生の席替えタイム

・次こそヒルズ

・うわわ!押入の奥に前の時の段ボールが!

・新聞勧誘屋さんとの攻防。



●●その他の作品も一部ご紹介●●

・新たな日常をはじめよう

・住まいのお着替え

・ガスが違う?6C,13A、プロパン?

・決まるのではなく、決めるのだ

・開かずのタンス裏、
 名前の知らない虫と出会ったりする。

・エスケープフロム昔の俺。

・堺の営業は嘘つきだ。踊るといったのに踊らなかった

・ゴキブリよ!頼むからついて来ないでくれ。

・さようなら、こんにちは。

・そして、誰もついてこなくなった…

・最終的墓地

・昔の雑誌が捨てられません。

・「お引越し~のお祝い返しは 微笑返し♪」
  本当にされたら とても損した気分になります。

・手違いで偶然アヤヤと同じ部屋に住む日は来るのでしょうか。

・引越し先に幽霊が出る夢をたびたびみるのは
 俺だけですかそうですか

・引越しトラックに 缶々をつけて 走らないでください

・「引越ししたら 二度と会えなくなるかもしれないんだぞ!」
 「でも・・・・。」
 「消極的なライオンは餓死するんだぞ」
 「わかりました。勇気をだして 気持ちを伝えてきます!」
 「だた、積極的なライオンはしばしば性病になるからな」

                 (他38作品)


今回は本当にたくさんのご応募をありがとうございました!

最近家族で引っ越しをする人を見ていて思ったんですが、
「引っ越し」って、お父さんもお母さんも子どもも、
家族みんなが新しい地で1年生になるイベントなんですね。

この時期、おはなし会員の中にもすでに引っ越しした人、
もうすぐする人が何人かいますが、
今回の作品をかみしめて、心機一転、ファイトです!


★この春、引っ越しをした若者100人に聞きました。
 Q.「引っ越しした後に驚いたことって?」
 
 ◎3位…意外と壁が薄くて隣の物音が聞こえる(7人)

 ◎2位…新築のはずなのにゴキブリが出た(11人)

 ◎1位…どこで調べたのか、引っ越ししたその夜に
     NHKの人がやってきた(82人)