2007年第7回キャッチコピーコンテスト「風鈴」

子どもたちの夏休みは終わっても、大人の夏は終わりません。
「2007年第7回キャッチコピーコンテスト」!!

まだまだ終わらせませんよ、今年の夏は!
今回のお題から、なんと我が姉もキャッチコンテストに参戦です。
(「参加させろ」とオーダーがあったので)

しかし、血縁関係など関係ございません。
ひいき目なしに選ばせてもらいました。
暑いからこそ熱くいきます!
日本の誇る夏の風情、「風鈴」キャッチ!!

★★ お気に入り第1位 ★★

  風の独り言

       ー受賞者ーたみきちさん(47pt.)

(コメント)
いいですねー。
「風鈴」って、どちらかというと目立つ存在じゃないと思うんです。
軒先に吊るしたことさえ忘れてしまうぐらい。
そんな時に遠くで「ちりーん」と音がすると、
なんだか風の独り言が聞こえてきたような味わいがあります。
ミンミンと主張し続ける蝉の鳴き声とは対照的な
風のささやきに耳を傾けること、これぞ日本の夏ですね。

★★ お気に入り第2位 ★★

  吊し上げられるし、
  結構風当たりもあるけど
  何とかやってます。

       ー受賞者ーY.Nさん(26pt.)

  お隣さんとフィルハーモニー

       ー受賞者ーテントショップボーイさん(27pt.)

  そよ風の着信音。

       ー受賞者ーK.S兄さん(81pt.)

(上コメント)
「風鈴」の気持ちがよく出ていて、味がありますね。
「何とかやってます」という健気なフレーズが大好きです。
「風鈴」も一生懸命がんばってるんですね。
このキャッチが流行ったら、サラリーマンの「風鈴」支持率が上がりそう。

(中コメント)
これは、見た瞬間画を想像して「きれいだなぁ」と思いました。
2軒のベランダに、2つの「風鈴」。
風が吹くと、微妙に音色の違う2つの「風鈴」が
きれいなハーモニーを奏でる。
いいじゃないですか、夏のこんな風景も。

(下コメント)
“着信音”という表現が秀逸ですね。
「風が来ましたよ」と、そっと知らせてくれる「風鈴」。
ケータイ電話よりも、こっちを携帯して暮らしたいです。

★★ お気に入り第3位 ★★

  夏の声はときどき優しい。

       ー受賞者ーテントショップボーイさん(32pt.)

  音質効果 vs 温室効果

       ー受賞者ー時速150kmさん(46pt.)

(上コメント)
夏って、本当に音が多いと思います。
蝉の鳴き声も、花火の打ちあがる音も、祭囃子も、
みんな「元気!」「活発!」って感じ。
だからこそ、時々風が吹くと聞こえてくる「風鈴」の音は、
本当に優しく感じます。

(下コメント)
音色を聞いて、心から涼しくなる。
CO2の温室効果でどんどん年々気温が上昇している今、
真っ向から立ち向かえるのは「風鈴」の“音質”効果だけなのかも。

★★ お気に入り第4位 ★★

  耳のクーラー

       ー受賞者ーD.Mさん(24pt.)

  SoundCoolingSystem

       ー受賞者ーY.Nさん(29pt.)

(上・下コメント)
肌からではなく、耳で音を聴きながら体を冷やす。
まさにそれが「風鈴」ですよね。
いっそのこと、自動車にもエアコンを搭載するのをやめて
「SoundCoolingSystem」を搭載すればいいんじゃないでしょうか。
車中に「風鈴」を吊るすだけですけど。

★★ お気に入り第5位 ★★

  冬に聞くと、暖かく感じるそうです

       ー受賞者ー和製家長さん(56pt.)

  台風の日は、騒音。

       ー受賞者ーK.S兄さん(82pt.)

  誰かが無線で鳴らしている

       ー受賞者ーミスター尻ASSさん(17pt.)

(上コメント)
あ、そっか。そうかもしれませんね。
今は涼しく感じるけど、冬に聞いたら夏を思い出して暖かく感じるのかなぁ。
冬になったらやってみようと思います。

(中コメント)
想像して笑いました。そりゃそうですよね。
暴風で音色を奏でられたら、パンクロックを聞くようなものですから。

(下コメント)
今までこういう発想はありませんでしたが、
もしも無線で操作されていたら…。
というか、操作している人、ヒマですね。いい人かもしれません。

◆◆ 特別/なんかええやん大賞 ◆◆

  稲川淳司 効果音―8

       ー受賞者ーテントショップボーイさん(38pt.)

  ゆうこりんに対抗し、
  細川ふみえが今更ながら愛称を『フーリンに変更』

       ー受賞者ーY.Nさん(35pt.)

(上コメント)
そうそう、淳司さんの怪談話の途中、
いいタイミングで「風鈴」の音が鳴るんですよねー。
効果音1―7についても知りたいところです。

(下コメント)
ホンマにありえそうですね。
彼女、今がんばってますし。
うちの息子にもいずれは「ふぅリン」と名乗らせようと思います。

■■ 次点。おしかったね。 ■■

・ゆらゆらゆれる夏時間。

・一番小さな夏の音

・夏の道標

・なんとなく、『涼子』と名付けてみました。

・《木枯らしに風鈴》
意味:その場の空気または個人の気持ちが著しく寒々しい様子

・夏風の涼歌

・流されて生きるのも、いいもんだ。

・夏が、ささやきました。

・今年はラップ調が一番人気です

●●その他の作品も一部ご紹介●●

・通りすがりの風に、奏でる夏色のメロディ

・涼し、ごまかし、いとおかし

・元祖チームマイナス6%

・ふうRing!

・暑中お見舞い 窓辺より

・同じ窓から夏を見ていた

・風力発伝

・風見鈴(かざみすず)

・エアコンに負けて猛暑は出番なし

・冷音

・風鈴が鳴って涼しく感じる日はたぶん普通に涼しい日

・戦地におきましょう
争いなんてばからしくなるはず

・夏の音のディフェンス側

・風力発音

・熱帯夜をスズしくする。

・クール鈴(リン)

・風流ミュージック

・涼を求めて連想ゲーム

・もしも風鈴が100人のムラムラだったらどう?

・旦那が逮捕された? それ、フーミンやがな。

・ぶらぶらしてるからブルドッグに噛み付かれるんだよ

・ネクタイの代わりに、つけることにしました。

・「王子。それは執事を呼ぶベルではございませんので
むやみに鳴らさないで下さいませ」

・吊るされた時の声がたまりません。

               (他、41作品)

今回もたくさんのご応募をありがとうございました!
気温はまだ30度以上、夏はまだ続きます。楽しんでいきましょう。

またやります。次回をお楽しみに!

★猛暑日続きで日本列島で「風鈴」ブーム巻き起こる。
 暑さに耐えきれず、すべての飼いネコが首の「鈴」を「風鈴」に。
 涼を求めて、全国の寺が「鐘」を「巨大な風鈴」に変更。
        (sunny-yellow新聞 夕刊より)