No.2709 オレオレ詐欺 vs ホイホイ詐欺

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「オレオレ詐欺」という言葉が生まれてから
もう随分月日が経った気がするけれど、
いまだに被害が発生しているらしい。

いや、むしろ手口が
巧妙化していっているのだとか。

高齢者をターゲットに
子どもや孫を装って電話をするわけだけど、
単純に考えれば
「なんで別人だって気づかないんだろう?」
と疑問に思う。

でも、気づかないんだろうね。

気を動転させるようなストーリーで
身内らしき人から
「頼む!急いで振り込んでくれ!」と言われたら
100人に1人ぐらいは信じてしまってもおかしくない。


国や銀行は
「振り込まないように気をつけましょう」とか
「携帯電話で話しながらのATM操作は禁止」とか
警鐘を鳴らすけど、
そういう受け身な防衛策ではなくならないと思う。

もっと、受け身と見せかけて
実はそれを逆手にとって攻撃する策、
そう例えるなら「ゴキブリホイホイ」のような
策を考えなくては。

たとえば、こんな感じで。



「はい、もしもし、」


   「婆ちゃん、オレだよ! オレ!」


「ん? オレさん、ですか?」


   「何言ってるんだよ!
    孫のヒロシだよ!」


「まぁ、ヒロシかい。久しぶりだねぇ。
 一体どうしたんだい、突然電話してきて」


   「実は、会社から預かったお金が入った
    カバンをなくして困ってるんだ。
    せっかく就職できたのに、
    このままじゃクビになっちゃう…。
    頼む! 今すぐ500万円振り込んでくれないかな?」


「あらら、そうかい。
 で、どこに振り込めばいいんだい?」


   「ありがとう婆ちゃん!
    じゃあ、今から郵便局のATMまで行って、
    そこから携帯で電話をくれる?」


「ヒロシ、ごめんね。
 婆ちゃん、足が悪くてね。
 500万と言わず5000万円あげるから、
 家まで取りに来てくれないかい?」


   「ごっ、5000万!?
    うっ…うん、わかったよ。
    住所どこだっけ?」


「通天閣のすぐ近くだよ。
 通天閣の前までは行くから、
 そこまで来ておくれ」


   「わかった。オレは今手が放せないから、
    うちの会社の後輩に取りに行かせるよ。
    赤いマフラーを巻いた奴に渡してくれる?」


「はい、わかりました。じゃあね」



  (一度電話を切って携帯電話で通報)


「もしもし、大阪府警さんかい?
 今日も変な電話がかかってきたので、
 例の場所に誘い込んでおきましたよ。
 赤いマフラーの人が現れたら、
 捕まえておいてくださいな」


      「いつもご協力ありがとうございます。
       詐欺逮捕に関する懸賞金の1万円、
       今回もいつもの口座に振り込んでおきますので」


「いつもすみませんねぇ。
 年寄りにとっては楽なアルバイトですわ。
 ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ(笑)」



オレオレ詐欺を逆手に取って、
ゴキブリを誘導するように
効率良く逮捕していく「ホイホイ詐欺」。

安倍首相、どうぞ前向きにご検討を!