No.251  男の魅力は「ルパン」に学べ

ルパンが言った。
 
「あ~ばよ、とっつぁ~ん♪」
 
銭形が続いて
 
「待て~ぇ~、ルパ~ン!」
 
それを見た次元は
 
「フッ…。
 ったく、ルパンの奴しょーがねーなー」
 
そして静かに五右衛門が
 
「まぁ、よいではござらぬか。
 奴もああ見えて 銭形がいなくては淋しいのだ。」
 
そこに不二子が。
 
「あ~イヤだイヤだ。
 ホント男って子供なんだから。」
 
 
脳天気な「ルパン」に
バカの一つ覚えが滑稽な「銭形」、
結局自分の力を誇示したがる「次元」に
客観的な冷静さを持つ「五右衛門」、
そして、自分以外に興味を持たない「不二子」。
 
ルパン(赤)、銭形(黄)、次元(黒)、
五右衛門(青)、不二子(ピンク)。
ルパンはある意味、ゴレンジャー。
 
話を進める上で、
それぞれ欠かせない役割を担ってる。
 
でも、なんだかんだ言っても
やっぱりルパンを中心にみんな集まっている気がする。
 
その理由、それは…
他の人の特徴を
ルパンがすべて兼ね備えているからじゃないの?
 
時にはバカに、時には冷静に、
時には負けずぎらいに、
時には自分の欲望のままに。
 
なんとなく、表情の多い人ほど
人を集める魅力があるような気がする。