2014年第1回キャッチコピーコンテスト「ペット」

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さぁ、今年もはりきっていきましょう!
「2014年第1回キャッチコピーコンテスト」の発表です!

1999年の開催以来、今年でなんと16年目。
高校生並みに成長したこのコンテストですが、
前年度の実績はま〜ったく関係ありません。

年が変われば全部クリア、
去年入賞した方も、そうでない方も、
みんなゼロからのスタートです。

心機一転、がんばっていきましょう!

さて、それでは早速いきます。
バブル時代のあなたは、やっぱりネコが好き?
「ペット」キャッチ!!



★★ お気に入り第1位 ★★



  友達以上 人間未満。




       −受賞者−時速150kmさん(10pt.)


(コメント)
今回、「意外と難しかった」という声が多かったので、
この作品を見て「あぁ〜、やられた!」と
思った方も多いんじゃないでしょうか?

誰でも思いつきそうなシンプルな言葉なのに、
きちんと「ペット」という存在を言い切っている。
しかも、たった8文字で。これは素直に拍手ですね。

人間ではないけれど、
とても身近な存在である「ペット」の特徴が
すっと胸に入るようなナイスキャッチでした。
おめでとうございます!



★★ お気に入り第2位 ★★



  涙まで舐めてくれます



       −受賞者−和製家長さん(7pt.)




  HOME MADE 家畜



       −受賞者−ミスター尻ASSさん(7pt.)




  囲われた自由。



       −受賞者−Y.Nさん(8pt.)




(1つめコメント)
この言葉、いい味出してますね〜。
行動を具体的に描いているからか、
言葉を見た瞬間に頭の中にシーンが浮かぶので、
まるで1行のドラマを観た後のような
じーんとした感動があります。

動物に興味がなかった人にも
「ペット」を飼いたくさせるキャッチですね。
こういうの、大好きです。


(2つめコメント)
2014年の一発目から
尻ASSワールドを見せつけられた感じです。
この方の言葉は切れ味がありますね。

よく考えたら意味はデタラメなんですが、
そんな理屈など感じさせないスピードとユーモアがあります。
ぜひ、ペット雑誌の特集タイトルに採用されてほしいです。


(3つめコメント)
これは視点が鋭くていいですね。
「ペット」って、
基本は自由に暮らすことができるんですが、
人間に飼われている以上、
そこには野生にはない“枠”があります。
まさに、囲われた自由の中で生きている動物こそが
「ペット」だと言えるでしょう。納得の1本でした。



★★ お気に入り第3位 ★★



  愚痴は聞きますが、愚痴は言いません。



       −受賞者−たみきちさん(6pt.)




  家族の中の裸族




       −受賞者−テントショップボーイさん(5pt.)




  生と死を買う



       −受賞者−Y.Nさん(13pt.)



(1つめコメント)
「ペット」って、
なんて素敵なカウンセラーなんでしょう。
100%聞き役に徹してくれる友人なんて、
人間の世界にはそうそういませんよね。


(2つめコメント)
そっか、動物は服なんて着てませんもんね。
家の中に裸族がいたなんて、
このキャッチで初めて気づきました。
同じ気持ちになるために、
裸で過ごす飼い主も多いんでしょうか!?


(3つめコメント)
生も死も、本来はお金なんかで買えないもの。
でも、店などで「ペット」を購入する行為は、
まさに生と死を買っているんですよね。
いつか必ず「ペット」も死ぬ時が来るので。

こういう視点で考えたことがなかったので、
思わずハッとさせられたキャッチでした。



★★ お気に入り第4位 ★★



  ずっと前からキラキラネーム



       −受賞者−和製家長さん(10pt.)




  命の先生



       −受賞者−Y.Nさん(16pt.)




  命の教材。



       −受賞者−うりたろうさん(3pt.)





  飼ってもらうのが夢だった。
  飼ってみたら、無理だった。



       −受賞者−たみきちさん(9pt.)



(1つめコメント)
言われてみれば、たしかに。
昔から「メロンちゃ〜ん」とか
キラキラネームを名づけられている「ペット」って、
けっこーいましたもんね。
深く考えれば、最近の親は子どもを
ペット化しているということでしょうか…? うーん。


(2つめ&3つめコメント)
親の視点で言うと、
やっぱり「ペット」ってこういう存在だと思うんです。
「命とは何か」を言葉で教えることは難しいですが、
「ペット」を飼えば実感できるので。
ある意味では、「ペット」って
愛らしい家庭教師だとも言えるでしょう。


(4つめコメント)
実際は、これがよくある現実なんでしょうね。
例えば犬でも、
飼う前は「かわいい〜♪」と思うだけですが、
飼った後は、エサ、散歩、注射、糞掃除などなど
いろいろと世話が大変です。

でも、いつか自分が親になって子どもを育てるのであれば、
「無理だった」では放棄できないことを
一度は経験しておくべきだと思います。



★★ お気に入り第5位 ★★



  どっちが面倒見てるんだか。



       −受賞者−ロベルト・ハッシオさん(1pt.)




  飼われているのは、あなたのほうだよ。



       −受賞者−うりたろうさん(4pt.)




  血の繋がらない家族



       −受賞者−和製家長さん(11pt.)




  どんなに年老いても、ずっと可愛いまま。



       −受賞者−K.S兄さん(1pt.)



(1つめ&2つめコメント)
本当にそうなんですよね〜。
一見、人間が世話をしているように見えますが、
実は精神的に「ペット」という存在に
頼り切っているのは人間の方。
エサをあげたり、散歩に連れて行ったり、
振り回されてるのは人間の方なんですよね。

結局人間って、誰かの世話を焼くことで
アイデンティティーを確認したがる生き物なんでしょう。


(3つめコメント)
思わずドキッとする言葉ですが、
たしかに「ペット」ってこういう存在です。
当然血はつながっていないわけですが、立派な家族。
年賀状に「ペット」の名前を入れる人の気持ちもよくわかります。


(4つめコメント)
当然、「ペット」だって歳をとるわけですが、
言われてみればたしかに、かわいさは同じままですね。
歳をとるに連れて醜くなるのは人間だけでしょうか?
「人間で言えば○歳」とよく言いますが、
自分と同い歳の「ペット」と話してみたくなりました。



◆◆ 特別/なんかええやん大賞 ◆◆



  バブルスの、手軽にヒモ生活。



       −受賞者−ミスター尻ASSさん(13pt.)




  リアルたまごっち



       −受賞者−たみきちさん(15pt.)




  「芦田愛菜だよ!
   私ってお茶の間のペットだよね!? プロデューサーさん!」



       −受賞者−和製家長さん(17pt.)



(1つめコメント)
こんなテレビ番組やエッセイ記事があったら、
絶対に見てみたい!
「フッ、人間なんて、チョロいもんだぜ」
という台詞が連発しそうです。


(2つめコメント)
僕も「リアルぬいぐるみ」という
キャッチが浮かんだんですが、「たまごっち」の方が新鮮かも。

たまごっちって、
いわば「ペット」を飼うことを疑似体験するゲーム。
本家は「ペット」で、
あくまで「たまごっち」はバーチャルなわけです。

でも、この作品は“リアル”という言葉を使って
そのバーチャルをもう一度ひっくり返すことで
「ペット」を表現しています。
裏の裏は表、面白いテクニックだと思いました。


(3つめコメント)
ブラックですが笑ってしまいました。
幼い愛菜ちゃんは純粋に「愛されているよね?」と
確認したかったのかもしれませんが、大人からすると
「視聴者にいいように扱われるだけの存在だよね?」という
シュールな響きに聞こえてしまいます…。
プロデューサーはどう回答したのか、続きが気になるところです。



◇◆ おまけ/シンクロでうれしいで大賞 ◆◇
 
今回の「ペット」キャッチ、
僕が事前に想像していたのはこんなキャッチでした。


  ・屋生動物


  ・お金はないけど、飼い者好き


  ・世話焼かれ役


  ・人を愛したら、嘘が怖いから。


  ・養子ごっこ


  ・紐でつながれ、ヒモになる。


  ・何も言わず、ただ、そばにいて。


  ・リアルぬいぐるみ


  ・愛とエサは、与えるもの。
   恋と自由は、奪うもの。


  ・えーっと、この仕事は未経験でしたよね?
   いえ、カンタンなので大丈夫ですよ。
   食事や住居、あとは定期健診なんかも
   全部こちらで用意しますので、
   「育ての親」と「居候」という設定で
   今後死ぬまで軟禁状態のままよろしくお願いします。


  ・飼うCOW



1つめは、
人間の家にいる時点で
野生動物とは決定的に違うという特徴を。

2つめは、
飼い主になついている動物をイメージして、
ショッピング好きな人風に。

3つめは、
世話を焼きたい人間のエゴを
一生をかけて受け止めてくれる存在であることを。

4つめは、
嘘をつく人間のように賢くないからこそ、
愛すべき存在であることを。

5つめは、
お金を払って、迎えて、
疑似親子のようになる不思議な行為を。

6つめは、
「ペット」って飯も生活も約束されて
まるでヒモみたいな存在だけど、
それって、人間が紐でつないで
動物の自由を奪ったからだよな、ということを。

7つめは、
言葉が通じないからこそ
愛されているという事実を。

8つめは、
先ほどの「たまごっち」と同じ感覚で、
今の時代の人にとっては
ぬいぐるみを動かしたのが「ペット」という感覚なんだろうな、と。

9つめは、
エサのかわりに自由を奪われる「ペット」の状況を、
恋愛の名言風に。

10こめは、
もしも動物が「ペット募集」の面接に来たら、
という設定で。

11こめは、
まったく意味はありませんが
牛でも飼いたいな、と。



ということで、
今回の「シンクロでうれしいで大賞」は、
4つめの「嘘」視点に近かった
この作品にあげちゃいます。



  ウソの無いおつき合い



       −受賞者−テントショップボーイさん(6pt.)



■■ 次点。おしかったね。 ■■

・ヒトよりも、ひと想い。

・飼うのがダメなんだったら、
 いっしょに暮らすのはいいよね?

・母親(尊敬)
 子供(仲間)
 父親(ストーカー)
 以上本人目線。

・綱より、絆でつないでほしい。

・家族プラスワン

・都合いい時だけ家族とかいうな。

・飼い犬は ステーキ食べて 俺、冷凍

・公共の乗り物に乗るときは
 「手荷物」に変身する生き物。

・精神的しもべ

・うちのネコ、癒し系というより、卑しい系。

・確実な愛情投資手段



●●その他の作品も一部ご紹介●●

・癒しのパートナー

・手間と暇と金の象徴

・晩婚化の原因 第三位

・シン・カゾク

・あふれる分をシェアしてやるワン。

・完全なる扶養家族。

・親父よりも大事にされます

・癒し癒されラブリーな関係を

・無表情?
   いいえ、瞳に

       ほら、笑顔

・うちのワンコは、冬の寒さに直面すると、
 マトリックスばりの残像が見えるほどに震えます。

・この子を看取る権利 10万円

・はだしの犬(ケン)

・動物霊園にいくと 「遺族の方」って呼ばれます

・どっちかというと、毛が生えてる方が好き。

・ご褒美は散歩でいいのよお父さん

・親愛なるお父さんへ
  家族に受け入れてもらえなかった愛情は洩れなく承ります。

・ボクより先に死ぬなんて。
 愛すべき親不孝者でした。

・アニマルコンパニオンと合コン

・やりどころのない愛、引き受けます。

・欲しがるが世話はできないそりゃ飼えない
byきまぐれ次男

・連帯感保証にゃん

・「先生、ゴキブリはペットに入りますか」

・家畜界のビル・ゲイツ

・こんな“ミスマッチな愛犬の名前”はイヤだ!
 ・モナコ王室の血をひく超良血犬、
  ファラオハウンドの『ザッシュ』
 ・女子人気No.1、真っ白でフワフワな毛並みが愛らしい、
  マルチーズの『キッコーマン』
 ・世田谷区、反町七子さんの愛犬、ドーベルマンの
  『GTO(ご近所 トラブル 起こさんワン!)』

・お前も蝋ペットにしてやろうか!

・好きなあの子に抱っこされ、
 触り放題、舐め放題。※但し肛門丸出し

・せんせいあのね。
 うちのぽちはしばけんなんですが、
 おねえちゃんはばたーけんっていいます。
 どんなしゅるいのいぬですか?しばけんににてるのかな?

・躾のなっていない牝犬下さい。

         (他26作品)


今年一発目ということもあり、
たくさんの応募をいただきました!

内容が濃くておもしろかったです。
ありがとうございました!
次回の開催をお楽しみに!



◎家庭内でペットが愛されすぎて、
 父親の威厳がはるか彼方に飛んでいくという
 現代社会の闇を鋭く描いた連続ドラマ
 「明日、パパがいない」、今春から全国放映を予定。
 脚本内容にモーレツに共感した全国のオッサン経営者から
 CMスポンサーへの名乗り出が殺到。

     (sunny-yellowテレビジョン2月号より)