No.3235 コンビニに朝食を買いにきた幼い姉弟


夏の朝、7時過ぎぐらいのこと。

通勤途中に
コンビニの前で休憩していたら、
幼い姉弟が小さな自転車に乗ってやってきた。

見たところ、
お姉ちゃんが6歳、弟が3歳ぐらいだろうか。

しばらくすると二人は、
コンビニで小さなパンを買ってきて
店の前で食べ始めた。

  「朝ごはん、か…」

その光景を見て、
少しだけ胸がせつなくなった。

これだけ幼い子どもたちなら、
お父さんやお母さんと一緒に
朝ごはんを食べるのが普通だろう。

色々と家庭事情があるんだろうけど、
車がビュンビュン通る国道沿いのコンビニの前で
立ったままパンをほおばる姉弟が、
どこかかわいそうでならなかった。

でも、一つだけ良い発見もあって。
お姉ちゃんは、とてもしっかりとしていた。
同じぐらいの年齢の、うちの娘よりもずっと。
やっぱり、強く育てるには試練も必要なんだな。

息子の次に娘が産まれた時、
「『火垂るの墓』の兄ちゃんと節子のような
強くて明るい兄妹に育ってほしいな」と思った。

たまたまだけど今夜、
地上波TVで「火垂るの墓」が放映される。
録画して子どもたちに見せよう、
いや、子どもたちと一緒に見ようと思う。