No.3477 オンリーワン

ある水族館に、
金魚が一匹泳いでいる水槽があった。

たいして珍しくもない魚など、
誰一人見向きもしなかった。

ある日、飼育係が水槽の前に
こんな言葉を書いた。
「世界で一匹だけの金魚」と。

すると、次の日から水槽の前には
人だかりができたそうな。

それを見て彼は笑った。

「今それを見ているあなただって、
 世界に一人だけの存在なのに。
 その命には貴重な価値があるのに、
 みんな大切なことを忘れているんだな」
 
 
 
 
実際はもっと短文だけど、
今朝の新聞に
そんなストーリーの詩が載っていた。

作者は40代の一般男性、
いい感性をしているなぁと感心した。

今朝の詩に、
どれだけの人が気づかされただろう。

世界で一つだけの花は、
SMAPだけの話じゃない。
あなたにも僕にも、
オンリーワンの何かがあるんだ。

埋もれるなよ。諦めるなよ。
自分を信じ続けた人だけが、最後に輝く。