No.3577 誘惑する言葉


まるで風物詩のように、
引っ越しの広告が増えた。

3月は転居の季節。
引っ越し業者さんにとっては
まさに稼ぎ時なんだろうな。

引っ越しを考えている人を誘惑する言葉って、
色々あって、会社によっても角度が違う。
例えて言うなら
 
 
「向かいのホームにかわいい子がいなかった。
 この街を出ようと思った」
 
 
「いつもの道に生ゴミが捨ててあった。
 この街を出ようと思った」
 
 
「夜中2時にピンポンダッシュされた。
 この街を出ようと思った」
 
 
というネガティブアプローチもあれば、
 
 
「ずっと探していたものが、海の向こうに見つかった。
 この街を出ようと思った」
 
 
「通りすがった人が、笑顔で
 『おはようございます』と声をかけてくれた。
 この街に住もうと思った」
 
 
「子どもたちが、かくれんぼをして遊んでいた。
 この街に住もうと思った」
 
 
というポジティブアプローチもある。
同じ誘惑なら、後者の方が好きだな。

言葉は回る。
いつか自分に幸せな言葉が回ってくるように、
自分でこの世にポジティブな言葉を増やしたい。

そう思うんだよ。
いつも、わりと、真剣にね。