No.3722 娘のアディショナルタイム

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娘は風呂が長い。

誰より先に入っていても、
みんなに追い抜かれて
いつも最後まで風呂にいる。

「女子だから」という
しずかちゃん的な理由もあるだろうけど、
どうやらそれだけじゃないようで。

日常生活をよく観察しているとわかる。
娘は、一つ一つの行動の後に
必ず休憩を入れる。

ごはんを食べて休憩、
トイレに行ってまた休憩。
服を着替えてまたまた休憩、
帽子をかぶってさらに休憩、といったように。

風呂の中でも同じで、
かけ湯をして休憩、風呂につかってまた休憩、
シャンプーをして休憩、リンスをしてまた休憩、
などとやっているうちに、
あっという間に時間が過ぎていく。

マイペースというか何と言うか、
これはホント、性格だろうな。

たぶん、娘から休憩を取り上げてしまうと
心のバランスが狂ってしまう気もするな。
僕も似たようなタイプだから気持ちはわかる。

「もう寝るよ」と言ってから
実際にベッドに入るまで、
早くても15分はかかる。

最初の頃はいちいち
「遅っせーなー」と思っていたけど、
それも最近は慣れてきた。
むしろ、「またやってるよ」と今は笑える。

娘が生み出してくれるロスタイムが、
せかせかしていた僕の生活リズムを
いつのまにか落ち着かせてくれる。

サッカーが
ロスタイム(失われた時間)から
アディショナルタイム(追加時間)に呼び方を変えたのも、
今ではなんとなくうなずけるよ。

娘がくれたプラスの時間が
僕の余裕を生み出してくれている。感謝だな。