No.4414 幸せでいたいなら掃除をしよう


最近、家の近所に
大きな空き地ができた。

前にあった住宅を壊して、整地をして、
何もなくなったはずなのに、
2~3日経っただけで土の上が斑点模様になり、
「何もない」状態ではなくなった。

名も無き雑草たち。

奴らは、どんな場所にでも必ず根を張り、
あっという間に育つのだ。

生命の力だから、それはいい。
むしろ、美しい光景とも言えるだろう。
悲しくなるのはそれからだ。

雑草が生え始めると、なぜかゴミが増える。
間違いなく、自然ではなく人間の仕業だ。

「雑草が生えるような放置された場所なんて
 ゴミ捨て場と同じだ」、
そんな心理でも働くのだろうか?

一度誰かがゴミを捨てると、
そこからはどんどんゴミが増え、
空き地はゴミ捨て場へと変わっていく。

思えば、前に住んでいた
幹線道路沿いにある植木付近にも、
いつも空き缶やペットボトルが投げ込まれていた。

あれも、最初は雑草がきっかけだったのかな。
雑草を見た誰かがゴミを捨てて、
そのゴミを見た誰かが別のゴミを捨てて。

自然と人間が共存する限り、
これは止められないサイクルなのかもしれない。

もしも止められる方法があるとしたら、
早めに雑草を抜き、
常に何もない状態を保つことくらいか。

人間、整えられた何かを壊すのには
かなり勇気がいるものだから。

たまに、自分の家の前にも
ゴミが捨てられることがある。
正直ムカッとはするけれど、
同時に、草抜きや手入れを怠って
油断していた自分を反省する。

雑巾がけもそう、片づけもそう。

気を抜けば、自分の望まぬ何かが入ってくる。
だから毎日、きれいに保つ。
そういうことなんだな。

幸せでいたいから、
不幸を寄せつけないために、続けるんだな。