2021年第1回キャッチコピーコンテスト「テレワーク」

今年もいよいよ開幕!
「2021年第1回キャッチコピーコンテスト」!!

1999年に開始して以来、
今年で23年目の開催となるこのコンテスト、
「どこまでやるねん」という声も聞こえてきそうですが、
行けるところまで楽しもうかなと思います。

コロナ禍の今、
遊びが少なくなっているからこそ
課金0円でできる言葉遊びで楽しめたらいいですね。

それでは今年も張り切ってまいりましょう。
文化としてはまだ定着していないけれど、
言葉だけは有名になりました。
「テレワーク」キャッチ!
 
 
★★ お気に入り第1位 ★★
 
 
 
  仕事帰りに、キッチンに寄りました。
 
 
 
    -受賞者-K.S兄さん(10pt.)
 
 
(コメント)
「テレワーク」の面白いところって、
これまで離れた存在だった「職場」と「自宅」を
一緒にしてしまったところにあります。

その感覚をうまくくすぐることができれば、
興味を示す人も増えるだろうなぁ、と
ぼんやり考えていたので、この作品を見た時、
「うまい!やられた~」と思いました。

仕事を終えたらすぐプライベート、
通勤時間100%オフの「テレワーク」は
おうち時間が大好きな人にはたまらない働き方ですね。
 
 
★★ お気に入り第2位 ★★
 
 
 
  家の総務部兼務
 
 
 
    -受賞者-たみきちさん(8pt.)
 
 
 
 
  住労働
 
 
 
    -受賞者-テントショップボーイさん(7pt.)
 
 
 
 
  毎日があなたの職場見学
 
 
 
    -受賞者-K.Sさん(7pt.)
 
 
(1つめコメント)
うまい!
会社ではどこかの部署に所属して、
担当業務をするだけでいいのですが、
自宅にいるからこそ、
他の家事まですべてやらなくてはいけませんからね。
それを「総務部」に例えて
笑いに変えたあたりがお上手です。

実は今年最初の応募がたみきちさんで、
その一番上にあった作品がこれだったのですが、
「キタ~!」と幸先の良い予感がしました。

(2つめコメント)
「バッチリ3文字で言い切った!」という感じですね。
「重労働」と響きは同じですが、
中身はまったく違います。
住空間と密接した新しい働き方、
シンプルに新しさを感じさせてくれました。

(3つめコメント)
普段、夫婦は
お互いの働く姿など見られないものですが、
それができてしまうのが
「テレワーク」の面白いところ。
やりにくさもありますが、新鮮さもありますよね。
 
 
★★ お気に入り第3位 ★★
 
 
 
  仕事上司と家上司、二君に仕える
 
 
 
    -受賞者-たみきちさん(13pt.)
 
 
 
 
  隠勤
 
 
 
    -受賞者-ミスター尻ASSさん(5pt.)
 
 
 
 
  俺の机がない!
 
 
 
    -受賞者-D.Mさん(5pt.)
 
 
 
 
  働かせ方改革
 
 
 
    -受賞者-しんごパパさん(5pt.)
 
 
(1つめコメント)
これ、わかるなぁ~。
仕事は仕事で色々上司から指示されますが、
家の中にいるからこそ
妻からの指示も飛んできます。
一部のサラリーマンからは
「職場に行った方が楽なんじゃないか…?」という声も。

(2つめコメント)
感染拡大の中、外出せずに家で働く。
まるで隠居のような働き方を2文字で表現。
あえて誰もが避けるような言葉の響きで
変なインパクトを与えてくるあたりが
尻ASS流でしょうか。

(3つめコメント)
「それな!」と大声で叫びたくなるキャッチ。
「自分の城で仕事ができるなんて楽勝じゃねーか」と思いきや、
いざやろうと思ったら自分の机がないんですよね。。。
普段家にいないから当たり前なのですが、
世帯主として悲しい現実を知る瞬間でもあります。
ちなみに僕は、
息子の学習机を借りて「テレワーク」しました。

(4つめコメント)
働く方じゃなく、
経営側から見るとこういうことですよね。
今みたいに出勤させられない事態になった時に
どうやって社員を働かせるのか。
まだまだ利用していない会社も多いようですが、
経営側がこの改革を進めないと
いけない時期に来ていると思います。
 
 
★★ お気に入り第4位 ★★
 
 
 
  一体感を想い、距離感を感じる。
 
 
 
    -受賞者-ロベルト・ハッシオさん(3pt.)
 
 
 
 
  回る生活、回らぬ仕事
 
 
 
    -受賞者-K.Sさん(10pt.)
 
 
 
 
  週末だけの父親から、1週間の父親へ
 
 
 
    -受賞者-たみきちさん(16pt.)
 
 
 
 
  家族が映って、照れワーク
 
 
 
    -受賞者-しんごパパさん(8pt.)
 
 
 
 
  仕事モードを
  家族に見られて
  照れワーク。
 
 
 
    -受賞者-K.S兄さん(13pt.)
 
 
(1つめコメント)
お互い離れなきゃいけないけれど、
完全に離れてしまったら仕事にならない。
距離感と一体感、まさにこの両方のバランスを
考えた手段が「テレワーク」ですよね。
Zoomなんかをやると、
会えないみんなの顔が見えて一体感は感じますが、
やはりリアルではない距離感も感じます。
普通に会えることは
普通でないことに気づかされますね。

(2つめコメント)
家にいるからこそ合間に洗濯をしたり掃除をしたり、
普段より家事はできるわけですが、
やはり仕事はやりにくいですよね。
これも慣れの問題なんでしょうか。

(3つめコメント)
お父さん方に勇気を与えるキャッチ。
本当に「テレワーク」が浸透したら
こういうことが現実になるんですよね。
ただ、奥さんの方からは
「ずっと家にいるなんてやめて」と
反対意見も出そうですが。

(4つめ&5つめコメント)
今回、「テレワーク」をもじった
「照れワーク」という切り口の
作品がたくさんあったのですが、
その中からわかりやすいものを
2つピックアップしてみました。
家族を見られたり、家族に見られたり、
授業参観に似た照れくささがありますよね。
 
 
★★ お気に入り第5位 ★★
 
 
 
  通「勤」→通「信」
 
 
 
    -受賞者-テントショップボーイさん(8pt.)
 
 
 
 
  休憩で、横になれる。
 
 
 
    -受賞者-うりたろうさん(1pt.)
 
 
 
 
  休憩とると家族からサボってると思われがち
 
 
 
    -受賞者-D.Mさん(6pt.)
 
 
(1つめコメント)
「テレワーク」自体にはあまり言及していませんが、
時代の変化がよくわかるキャッチです。
これからの時代、通わせるのは足ではなく
電波やデータになるんですかね。

(2つめコメント)
これは地味にメリットですよね。
会社での休憩ってせいぜい
座ってくつろぐぐらいですが、
「テレワーク」中ならベッドに寝転がることもできます。
一度寝転ぶと二度とやる気がなくなってしまうのが
なかなか悩ましいところですが。。。

(3つめコメント)
二度目ですが、「それな!」と思ってしまった作品。
ちょっと休憩でお茶を淹れにいっただけなのに、
家族から「もう休憩?ちゃんと働いてるん?」という
目で見られるあのせつなさよ。働いてるわ!!
 
 
◆◆ 特別/なんかええやん大賞 ◆◆
 
 
 
  びんぼっちゃまスーツで十分だ
 
 
 
    -受賞者-T.Kさん(7pt.)
 
 
 
 
  「みんなでサンダーバードの帽子かぶらへん?」
 
 
 
    -受賞者-テントショップボーイさん(14pt.)
 
 
(1つめコメント)
懐かしすぎて笑いました!
ご存じない方のために紹介すると、
びんぼっちゃまスーツとはこちら。
https://bit.ly/3tjClxw

後ろ半分の生地を完全にカットした
超低コストスーツ。
子どもの頃に初めて漫画で見た時は
なかなか衝撃的で、
現実社会で着るのは難しいと思っていましたが、
画面を通してしかやりとりしない
「テレワーク」時代の今ならたしかにありですね。
バレるかバレないか、本当に一度やってみたい。

(2つめコメント)
テレビ会議をやっている最中、新鮮さを感じつつも
いつもどこかで既視感があったのですが、
なるほど、今思えばたしかに「サンダーバード」で
テレビ電話が描かれていましたね。

共感する世代は限られそうですが、
あのシーンのモノマネをやろうという呼びかけは
かなり遊び心をくすぐられます。
ぜひどこかの会社で
「今日は宇宙にいる設定で会議」とか
導入してほしいです。
 
 
◇◆ おまけ/シンクロでうれしいで大賞 ◆◇

今回の「テレワーク」キャッチ、
僕が想像していたのはこんなキャッチでした。
 
 
 ・正真正銘、アットホームな職場です。
 
 
 ・パパの就業参観日
 
 
 ・今日の課長、家長っぽいな。
 
 
 ・6時間以上休憩した者に
  45分ぐらいは仕事をさせること。
     (労働基準法 改正案)
 
 
 ・レポーターだらけの仕事番組
 
 
 ・通わず働く、令和ーーク
 
 
 ・上半身だけ仕事しよう。
 
 
 ・仕事<私事
 
 
 ・お風呂とベッドがある職場
 
 
 ・マイホームを
  マイオフィスにしたら、
  マイデスクがなかった。
 
 
 ・部下叱る 声うるさいと 妻に叱られ
 
 
 ・コロナぁ~、外! 俺は~、うち!
 
 
 ・さぁ、上司の私生活に、Zoo~mイン!
 
 
 ・もしもし、聞こえてますか~?
  聞こえてます?
  はい、皆さんおはようございます。

  今日のオンライン朝礼ですが、
  田中部長は「Zoomのやり方がわからない」という
  技術的な問題で欠席、
  柴田課長はお子さんが泣きやまないという
  家庭事情で途中出席、
  京子さんはノーメイクという
  顔面上の都合で音声のみの出席となります。

  それでは今日も1日、
  各自それっぽく働いてる感じでよろしくお願いします。
 
 
1つめは、
昔から求人広告で使い古された
「アットホーム」という言葉も
今なら100%自信を持って言えそうだなと。

2つめは、
家族から仕事ぶりを見られていることで
参観日のような緊張感があるので。

3つめは、
それぞれ自宅からテレビ会議をすると
いつも職場で見る雰囲気と
まったく違う感じがするので。

4つめは、
労働と生活のバランスが逆転し、
休憩時間がベースになった「テレワーク」時代、
やはり実態に即した法令改正が必要ではないかと。
有給休暇のかわりに、
「10日以上の年次無休出勤を付与する
(それ以外は完全フリー)」とかもあり?

5つめは、
何人かでテレビ会議をやっていると
色んな場所から中継している番組に見えてくるので。

6つめは、
もうこれは新時代の働き方として広めるっしょ、
ということを。

7つめは、
カメラに映る部分だけちゃんとしていれば
本当にあとはフリーなので。

8つめは、
「テレワーク」の現実を限りなくシンプルに。

9つめは、
冷静に考えたらかなり恵まれた仕事環境だなと。

10こめは、
意外と居場所がないことに気づく悲しさを。

11こめは、
前には仕事、後ろには家族の存在がある
「テレワーク」の緊迫感を。

12こめは、
「感染予防」キャッチの時にも浮かんだ言葉、
「テレワーク」の方がしっくりくるなと。
節分も近いので。

13こめは、
職場の人の私生活が垣間見られる
なかなか面白い機会だなと。

14こめは、
いまいち「テレワーク」に慣れない
日本のテレビ会議でありそうな風景を。

ということで、
「シンクロでうれしいで大賞」ですが、
今回はドンピシャのシンクロなしでした。
 
 
■■ 次点。おしかったね。 ■■

・ビジネスマンの賛仰革命

・ICT(一旦トイレ行くならミュートにして)る?

・移動が無い分、会議が増える

・居心地が良すぎる職場です。

・仕事が終われば、即自宅。

・離れていても共同作業

・WiFiに責任転嫁

・通勤から仕事だったと気付きました。

・休憩の質向上

・令和幕府の参勤交代、ここテスト出るからね。
 ラッシュアワーと言う単語も出るからね。

・以下のA~Cの中から、
 21世紀初頭の日本の大都市の情景を表す言葉を選べ。
 A、ラッシュアワー
 B、パーフェクトヒューマン
 C、クリスタルキング
 
 
●●その他の作品も一部ご紹介●●

・照れワーク

・下はスウェットか半ズボン

・通勤時間が休暇になる

・通勤って、なんやったんやろ…?

・通勤時間が、家族時間に。

・アレ?やる気スイッチどこだっけ?

・「テレ」も「ワーク」もずっとやってるよ。

・仕事場までの距離も 家族との距離も ぐんと縮まりました。

・「where」の解放

・日本人的ガムシャラ感無しのワークスタイル

・なにがイヤって画面に映る自分

・まず、首と肩がやられます。(机椅子ほんと大事)

・家事と仕事の板挟み

・TELワークと勘違い

・ヒゲ剃りすらもめんどくさくなる

・テレワーーーク!という名の、サボリーグ。

・Let’sリモート映え

・育児の副業

・働き方改革を推進したのは、
 政治家じゃなくウイルスでした。

・テレビを消すのがミーティング開始の合図

・子を制すものが制す!

・その会話、子供に聞かせて大丈夫?

・背景に意外な人柄を知る。

・洗濯わーくわく

・リビングで
 場所とりはじまるテレワーク

・今日も言える。
 おかえりって言える。

・なぜか雑談が恋しくなります。

・イライラと人恋しさと心細さと

・こらはいってきたらあかんいうたやろ、
 を何度聞いた(言った)ことか。

・天気が悪いと得した気分

・意図的通信障害発生の温床

・天敵は電子レンジです

・机下の履き方改革

・メールで成果をアピールしがち

・もはや家が、一番喫える

・The 委託業務

・作業効率2割増し、人恋しさ5割増し

・化粧とスーツはアプリで。

・テレレレッテレー♪「どこでもオフィス~!!」

・あいつの部屋、地震の後の古本屋みたいだったな

・「さっきからマウスで何処をクリックしてるのかね?」

       (他26作品)
 
 
今年は一発目から幸先良く、
かなり多くのご応募をいただきました。
ありがとうございます!

2021年もよろしくお願いします。
 
 
◎政府、テレワークの7割実現に向けて
 国内企業のオフィスを順次住宅化。

 自宅という名の仮設空間で
 従業員を24時間監禁し、
 見かけ上のテレワーク利用率を高めるのが狙い。

 あくまで自宅という体裁なので
 いくら働いても残業には該当せず、
 究極の働き方改革手段としても期待を寄せる。

       (sunny-yellowニュース速報)