No.1089 知らないほうが幸せなこともある

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自宅の電話宛にワン切り電話が多いから、
「ナンバー・ディスプレイ」ってやつを申し込んでみた。

よく考えれば遅すぎたぐらいだ。
携帯電話なら、発信者の番号を確認するなんて当たり前のことだし。

試してみてから数日後、
家に帰ってから着信履歴を見てみると、
こちらの思惑どおり、ちゃんと発信者番号が残っていた。

しかし、である。
僕はその瞬間、ものすごいことに気づいてしまった。



 「発信者の番号がわかったのはいいけど…、
  見知らぬ番号が出てると、
  それはそれでコワイじゃねーか…」



たしかに、非通知の電話を拒否できる点ではナイス。
でも、変に番号がわかるようになったことで、
気持ち悪さが増してしまった。

「024ー××…」などという番号があった日には、
誰が僕にコンタクトを図ろうとしているのか、
怖くて夜も眠れない。

「表示されるから安心♪」というけれど、
どうなんだろうなぁ。

世間で起きている悲しいことのすべてが、
全部自分の目の前に“ディスプレイ”されたら、
きっと僕は凹んでしまうと思う。
世の中には、知らないほうが幸せなこともあるのだ。

だけど、テレビのニュースは今日も、
事件や事故ばかりを取り上げる。
それを毎日見てしまう自分もいる。

幸せになりたいくせに不幸せへの道を歩みたがる、
人間ってややこしい。