No.2143 神戸駅前での不思議な出逢い
今朝。
予定より早く神戸駅に着いたので、
ちょっと一服をしに
駅前のドトールコーヒーに入った。
店内はけっこー人がいっぱいで、
特に喫煙席は時間を持て余した様子のおじさんだらけ。
なんとなく「座りにくいなぁ…」と感じたけれど、
注文した紅茶を飲まないわけにもいかなかったので
唯一空いていた席に腰を下ろした。
すると、 続きを読む
今朝。
予定より早く神戸駅に着いたので、
ちょっと一服をしに
駅前のドトールコーヒーに入った。
店内はけっこー人がいっぱいで、
特に喫煙席は時間を持て余した様子のおじさんだらけ。
なんとなく「座りにくいなぁ…」と感じたけれど、
注文した紅茶を飲まないわけにもいかなかったので
唯一空いていた席に腰を下ろした。
すると、 続きを読む
深夜の繁華街。
終電を急ぐ人たちでごったがえす道の脇に、
一人の若い女性が落ちていた。
「落ちていた」など、
人に使う言葉ではないことはわかっている。
でも、彼女の姿はそう見えた。 続きを読む
夏といえば「怪談」。
この世では不可解な現象がいっぱい起こるらしい。
霊感がゼロの僕は、生まれてこのかた
一度もそういった現象を目の当たりにしたことがなかった。
この間の日曜日ぐらいまでは。 続きを読む
『深夜探偵 my ホームズ』
深夜1時。
夜も遅いのでそーっと家の扉を開けると、
真っ暗な玄関に
リビングにあったはずのゴミ箱が転がっていました。
「!? な、…なぜこんなところに?」 続きを読む
子どものころはよく「50m走」のタイムを測った。
7、8秒台だったのかな。忘れたけど。
間違いなく1秒ではなかったと思う。
今日、とある地下鉄の駅のホームで電車を待っていたら、
「非常停止ボタン」の位置を示すポスターが貼ってあった。 続きを読む
手術を終え、今日から社会復帰。
まだ少し不自由な右手を使って、
キーボードを叩いている。
いろいろあったけど、手術をして良かったと思う。
きっと、全身麻酔手術をしたことのある人にしか
分からないかもしれないけど、
「生きる」ことを見つめ直すことができたから。 続きを読む
たまに、昔のことを振り返ったりするけれど、
中学時代の記憶があまりない。
いや、ないというよりも、思い出したくないんだろう。
12歳。
入学式にバイクが乱入してからというもの、
中学校というところは、まだ幼さが残る僕たちにとって
まるで“戦場”のようなところだった。 続きを読む
駅前にあった交番が、
いつのまにかスターバックスにかわっていた。
その隣に、新しい交番ができていた。
警官は、古いままだった。
人は急に変われない。
急に新しくは、なれない。 続きを読む
自宅の電話宛にワン切り電話が多いから、
「ナンバー・ディスプレイ」ってやつを申し込んでみた。
よく考えれば遅すぎたぐらいだ。
携帯電話なら、発信者の番号を確認するなんて当たり前のことだし。
試してみてから数日後、
家に帰ってから着信履歴を見てみると、 続きを読む
世界的に有名な犯罪組織、マフィア。
彼らは金と権力を得るためなら手段を選ばないという。
たとえ、爆弾を仕掛けた列車に、
愛する自分の家族が乗っていたとしても。
今も昔も、 続きを読む
その日の僕は、マクドで一人、
少し早めの昼飯を食べていた。
と、なんだか前方から視線を感じるではないか。
ポテトから顔を上げて前を見ると、
岩城晃一のようなダンディーミドルが
僕のほうをじっと見つめているではないか。 続きを読む
「Sーくん、あーそーぼー。」
団地の扉をあけて、外に飛び出た。
今日の遊びは、かくれんぼ。
ひろ君が桜の木に向かって数を数えているあいだに、
僕と、たかゆき君とのりちゃんは、 続きを読む
喫茶店のカウンターに座って待っていた友人は、
1枚の振込用紙を手に、ため息をついていた。
背後からこっそり額を見てみると、
振込額は1万5000円。もう振込が終わっている。 続きを読む
「狼が来た。狼が来た。」
何度もそんなウソをついているうちに、
本当に狼が来た時に信じてもらえなかった“狼少年”。
もしも彼が今の時代に生きていたら、
いったいどうなっただろう? 続きを読む