検索対象:

No.655 風と遊ぶ少年

“砂丘”の上から送るおはなしは初めて。

あてもなく車を走らせていたら、
鳥取砂丘に来ていた。
広大な砂の向こうに、小高い砂の丘。
まるで、地平線と水平線を見ているよう。

砂丘のてっぺんに腰をおろし、
うっとりと海岸線を見おろしていると、
視界の先を小さな小さな「飛行機」が横切った。 続きを読む