2006年第6回キャッチコピーコンテスト「サーフィン」

今年も来ましたこの季節! 夏開幕!
「2006年第6回 キャッチコピーコンテスト」の結果発表です!!

梅雨明け宣言はまだですが、そんなものはどうでもいい。
夏、夏が来ました! 勝手に夏開幕宣言です。
毎年恒例の夏モノキャッチ、今回はどんな作品が集まったんでしょうか?
僕はやったことはありませんが、だからこそ新鮮でした。
「サーフィン」キャッチ発表!!

★★ お気に入り第1位 ★★

  無免許でも、乗れる。

       -受賞者-K.S兄さん(44pt.)

  海にノリノリ

       -受賞者-ロ-リングズコ-ンズさん(27pt.)

(上コメント)
今回は、最後まで悩んで1位に2作品を選んでみました。
まずはこの作品。
ドライブやスキューバダイビングは、
楽しい反面、資格をとる必要があって面倒なもの。
じゃあ「サーフィン」は?と考えた時、
「波に乗るのに資格なんていらない」というメッセージが、
未経験者の僕をとても勇気づけてくれました。
サーファーになるのは、カンタンなんですね。

(下コメント)
なんでもない言葉ですが、いろいろひねった言葉よりも、
これくらいストレートでお気楽な言葉の方が
「サーフィン」の楽しさが表現されている気がしました。
この作品が醸し出す軽快なリズム、
眠っていた遊び心をくすぐってくれますね。

★★ お気に入り第2位 ★★

  ロン毛、最初の難関

       -受賞者-ロ-リングズコ-ンズさん(34pt.)

  青い地球の歩き方

       -受賞者-テントショップボーイさん(19pt.)

(上コメント)
短髪派の僕にはわかりませんが、想像して笑いました。
男でロン毛の人って、たいてい「サーフィン」とか
やってそうなイメージがあるので、
逆にプレッシャーを感じることもあるでしょうね。
髪を伸ばしてカッコつけてしまった今、
「サーフィン」ができないとは言えない…、
うーん、たしかに難関です。ロン毛予定のある人は気をつけましょう。

(下コメント)
地球の大部分は、陸じゃなく「海」。
そう考えれば、本当の地球の歩き方というのは、
海を渡っていく「サーフィン」なのかもしれませんね。
陸での生活が長くてついつい忘れそうになっていましたが、
こいつはかなり新しい発見でした。

★★ お気に入り第3位 ★★

  勝てないから、面白い

       -受賞者-ミスター尻ASSさん(25pt.)

  遊びでもあり、生き方でもある。

       -受賞者-うりたろうさん(28pt.)

(上コメント)
未経験者の僕にとっては、
「サーフィンってどこがオモシロいの?」という
疑問がありましたが、なるほど、
自然が生み出す波になかなか勝てないからオモシロいんですね。
野球やサッカーの試合なら、2者のうちどちらかは勝者になれますが、
波に勝てるのはそんなになさそう。この作品を見て、
少しだけ「勝てない楽しさ」を味わってみたくなりました。

(下コメント)
波に乗ろうとして、失敗して、波に巻かれて、
打ち上げられて、なかなか勝てない「サーフィン」。
それでも這い上がって、勝つことをイメージして、
またチャレンジする。
うーん、たしかに、ただの遊びというには奥が深すぎます。
「サーフィン」とは人生そのものなんでしょう。

★★ お気に入り第4位 ★★

  世界中で競技人口爆増中(ネットサーファー)

       -受賞者-T.Kさん(15pt.)

  毎夜、電脳の海へ。

       -受賞者-うりたろうさん(31pt.)

  私の波乗りスポットは、もっぱらパソコンの前だ。

       -受賞者-K.S兄さん(47pt.)

(上・中・下コメント)
インターネットという言葉が流行りはじめた頃、
友人に「ネットサーフィン」という言葉を教えてもらった時に、
「なんてナイスな表現なんだ!」と感激したのを覚えています。
誰が名付けたのかは知りませんが、
電脳の海を渡り歩いていく様子を
「サーフィン」に例えるなんて、なかなか素敵ですよね。
当時はダイヤルアップ通信が主流だったので、よく回線が切断されて、
最初からやり直す感じが「サーフィン」っぽかったなぁ。
そういう意味では、
今は通信が安定してスリルがなくなりすぎたかも。
上手くいえませんが、ネットが
海から陸に上がってきたような感じがしています。

★★ お気に入り第5位 ★★

  段取り8割

       -受賞者-ロベルト・ハッシオさん(10pt.)

  大事なのは、板を買うこと。

       -受賞者-K.S兄さん(48pt.)

  みんな最初はビート板

       -受賞者-テントショップボーイさん(20pt.)

(上・中コメント)
未経験者なので想像で言いますが、
「サーフィン」って気軽に行けそうで、
実は事前準備が大変そうなイメージがあります。
それこそ“板”がなければただの海水浴になっちゃうし、
板にもWAXを塗らなければいけないらしいし、
ウェットスーツも着なきゃいけないし。
スキーとかもそうですが、段取りが大変そうですよね。

(下コメント)
ほとんどの人がそうだと思いますが、
最初の「サーフィン」経験は小学校のプールなのでは?
最初はビート板でバタ足の練習をしていて、
だんだん飽きてきたらその上に乗って
「いぇーい」なんて波乗りごっこをしてみたり。
ビート板の上で何秒立っていられるかをよく競いましたが、
あれこそきっと、「サーフィン欲」の原点だったんだと思います。

◆◆ 特別/なんかええやん大賞 ◆◆

  波と友達になりたければ、
  まずお母さんと仲良くなることだ。

       -受賞者-ミスター尻ASSさん(31pt.)

(コメント)
「好きな人と仲良くなるには、まずその家族と仲良くなれ」という
恋愛上の鉄則。なぜそれが「サーフィン」でも言えるのか、
まったくその意図を理解できませんが…、
なんでしょう、このメッセージの強さ。
海のそばに住むマイク真木のような白ヒゲ&ロン毛おじさんに言われたら、
理解できなくても「はっ、はい! お母さん万歳!」と言ってしまいそうです。

■■ 次点。おしかったね。 ■■

・乗れません  モテません

・波「私の上をたくさんの男が通り過ぎていったわ。」

・海の流れに異議なし

・ボーゲンは使えません

・季節を問わない海水浴

・海の登山

●●その他の作品も一部ご紹介●●

・空と海のはざまへ、行こう。

・淀んでいないで、挑みたまえ。

・波とのファック

・俺はこれでロスまで行くよ

・心のナミを、ナギにする。

・乗ってるの?滑ってるの?

・実はタイガーボード

・サーフィン、しーひん?

・海上の自由人

・もはや背景である。

・調子に乗って波にも乗ろう

・ノリノリ 大ノリ 並ノリ

・「そのボード、邪魔なんスけど」 ー空港の荷物受け取り場で

・「モテたいオヤジは乗ってみな」
 岸田一郎(艶男=アデオス、職業・編集長)

・サラリーマンの出世術。

・昼は波の上に乗り  夜は女の上に乗る

・シーブリーズのCMに出ている女の人は ブサイクだと思う

・波越娘 (ナミエツコ)

                 (他16作品)

今回もたくさんのご応募をありがとうございました!!
これを機に、この夏「サーフィン」を始めようと思ったアナタ、
まずは格好から入りましょう!
間違っても、スノーボードの板を流用しないように。

またやります。お楽しみに!

☆九十九里浜で波待ちをし続けて55年、
 伝説の陸サーファーこと海水 嫌造さんの著書
 『オレは濡れない ー永遠の初心者ー』が1,500万部の大ベストセラーに。

     (sunny-yellow共同通信 ニュースより)