No.753 うちの親父は営業マン
人前にも関わらず、
“生涯営業マン”を自負する
親父が快調にしゃべりだす。
「いや〜お母さん、最近『酸素バー』ってのがあるらしいですわ。
若い子が空気を吸いにいってリラックスするんですよ。
この間東京に出張いった時にね、 続きを読む
人前にも関わらず、
“生涯営業マン”を自負する
親父が快調にしゃべりだす。
「いや〜お母さん、最近『酸素バー』ってのがあるらしいですわ。
若い子が空気を吸いにいってリラックスするんですよ。
この間東京に出張いった時にね、 続きを読む
うろ覚えの部分もあるけれど、
ぜひおはなししたい話がある。
少し前の話になるけれど、ある小さな街が、
かの有名な建築家、安藤忠雄に建築物の設計を依頼した。
工事は、地元の小さな会社数社が担当。
建築会社に勤務するAさんは、 続きを読む
4月1日。手の平から汗が止まらない。
だまされちゃいけない。エイプリルフール。
すべてのものが、今日は信じられない。
街行く人も、新聞も、テレビも。
おっと来た。友人からのメールだ。 続きを読む
『a cup of peace』
いつもは前を通りすぎるカフェで、
パンケーキとハムエッグのモーニングを食べる。
今日の僕は君の香りがするから、
誰かの隣に座るのも街を歩くのも、 続きを読む
『とある国のラブレター』
================================================
親愛なるフィオさま
この手紙があなたのもとに届く前に、 続きを読む
去年の夏も、その前のゴールデンウィークも、その前の冬も。
実家に帰るたびに、必ず、ぜ〜ったい、百っ発百中ぅ、
家の中の何かが変わってるのだ。
この正月は元旦に帰郷した。
「ぜったい、また変わってる。ぜったい…」などと呟きながら、
実家の扉を開けると…、ほら、やっぱり。 続きを読む