2022年第7回キャッチコピーコンテスト「川」

お待たせしました!
「2022年第7回キャッチコピーコンテスト」の発表です!
 
どうやらパソコンも夏バテを起こしたみたいで
集計が遅くなりましたが、
まだまだ暑いのでギリギリセーフということで。
 
早速いきましょう!今年の夏お題第2弾!
流れて、流されて、「川」キャッチ!!
 
 
★★ お気に入り第1位 ★★
 
 
 
  山と海をつなぐ道
 
 
 
    -受賞者-S.Mさん(21pt.)
 
 
(コメント)
いいですね~。
僕も同じようなイメージを頭の中に描いていたので、
「川」の情景がスーッと浮かんできました。
 
空から降った雨が山の方から人里を通り、
海へ流れていく。
見慣れた風景ではありますが、
俯瞰して見れば「川」って
山と海とをつなぐ“道”のようですよね。
 
もしも道に迷っても、辿っていけば
山か海かまで導いてくれる。
そんな包容力さえ感じます。
 
今回、似た切り口の作品も多かったのですが、
字面や微妙なニュアンスの違いで
この作品が一番良かったです。
 
 
★★ お気に入り第2位 ★★
 
 
 
  落ち込んだ時、
  なぜかいつもそばにいてくれた
 
 
 
    -受賞者-ローリングズコーンズさん(8pt.)
 
 
 
 
  海の親
 
 
 
    -受賞者-K.S兄さん(21pt.)
 
 
 
 
  天然流水プール
 
 
 
    -受賞者-ぽろ。さん(21pt.)
 
 
(1つめコメント)
最後まで1位と比べて悩んだ作品ですが、
これは上手い!
「川」そのもののことは何も言っていないんですが、
人間、悩んだり、一人になりたかったりする時は、
不思議と「川」のそばに行ってしまうんですよね。
 
そういう人間の習性をよく観察した上で、
「人間がそばに行った」ではなく
「川がそばにいてくれた」と言い換えることで、
「川」がとても優しく
包容力のある存在に見えてきます。
 
これまで「川」を意識しなかった人さえも
意識してしまう、
とてもキャッチーな一本だと思います。
 
(2つめコメント)
これは別の意味で上手ですよね~。
「海のルーツ」ではピンとこないかもしれませんが、
あえて「産みの親」とかけた表現にすることで、
「川」と海の関係性がとてもしっくりと来ます。
 
(3つめコメント)
プールって、元々は
海のように泳げる場所を人工的に作ったもの。
そのプールを使って改めて自然を表現した
逆輸入っぽい言い方が好きです。
「川」をあまり知らない今の世代には、
こういうアプローチの方がワクワク感をあおりそう。
 
 
★★ お気に入り第3位 ★★
 
 
 
  大地の動脈
 
 
 
    -受賞者-ぽろ。さん(26pt.)
 
 
 
 
  常に低いほうを目指してます!
 
 
 
    -受賞者-K.S兄さん(26pt.)
 
 
(1つめコメント)
「川」って地球レベルで見れば
なくてはならないもの。人間でいえば血管です。
今回はそんな血管に例えた切り口の
作品がいくつかあったのですが、
この作品が一番ズドンと響きました。
カッコいいですね。
 
(2つめコメント)
「川」の流れって、
常に低いところをめざしてますもんね~。
なんでも右肩上がりの成長が求められる世の中で、
こんなことを言ってくれる存在は
とても人気が出そうです。
 
 
★★ お気に入り第4位 ★★
 
 
 
  水の上下関係
 
 
 
    -受賞者-時速150kmさん(60pt.)
 
 
 
 
  天然ツンデレ
 
 
 
    -受賞者-D.Mさん(31pt.)
 
 
(1つめコメント)
高い山から低い海へ、上流から下流へ、
よく見れば立派な上下関係ですね。
金持ちが上流に住んでいるのも、
やっぱり何か関係があるのでしょうか?
 
(2つめコメント)
めちゃめちゃ静かだと思って近づいたら、
突然怒り狂ったり、本当にツンデレですよね。
だからこそ惹かれてしまうのかもしれませんが。
 
 
★★ お気に入り第5位 ★★
 
 
 
  文明発祥地
 
 
 
    -受賞者-T.Kさん(21pt.)
 
 
 
 
  塩分100%カット
 
 
 
    -受賞者-D.Mさん(32pt.)
 
 
(1つめコメント)
社会で習った!
水があるところに人間が集まり、
人間が集まるところに知恵が集まるんですよね。
ということは、「川」のそばに住めば賢くなるのか?
我が子のために引っ越しましょうかね。
 
(2つめコメント)
しょっぱい海水とは違って、
「川」の水は飲めますもんね。
意外とヘルシーなのかもしれませんが、
たまに洗濯物の洗い汁が混じることもあるので、
どちらが健康にいいかはわかりませんね。
 
 
◆◆ 特別/なんかええやん大賞 ◆◆
 
 
 
  アンドレの一筆書き
 
 
 
    -受賞者-ミスター尻ASSさん(22pt.)
 
 
(コメント)
想像の斜め上からのキャッチで笑いました。
最近、よく長州力がテレビで
アンドレ・ザ・ジャイアント(プロレスラー)の話をしていますが、
2m以上ある巨人の彼のエピソードは
どれも規格外で面白いんですよね。
「川」もアンドレが一筆書きで作ったと言われたら、
それはそれで笑いながら信じてしまいそうです。
 
 
◇◆ おまけ/シンクロでうれしいで大賞 ◆◇
 
 
今回の「川」キャッチ、
僕が想像していたのはこんなキャッチでした。
 
 
 ・ほら、水が生きている。
 
 
 ・悩みごとも、流せます。
 
 
 ・水よりも、きれいな水。
 
 
 ・いつも流れてるから、いつまでも美しい。
 
 
 ・山と海とをつなぐ道
 
 
 ・水遊びも、火遊びも。
 
 
 ・たまに怒ると、海より怖い。
 
 
 ・緑から青へのグラデーション
 
 
 ・金八先生、近くで自転車を押しがち。
 
 
1つめは、
絶え間なく流れるあの様は、
「生きている」という言葉がピッタリな気がして。
 
2つめは、
人間って考えごとがあると
なぜか「川」の堤防に来たくなるものなので、
令和のお悩み解決スポットとしての
新しい価値提示を。
 
3つめは、
水道から出る水しか知らない世代に
「川」の透明度を伝えるには
こういう表現が一番かな、と。
 
4つめは、
ちょっと哲学的なアプローチで。
 
5つめは、
今回の1位作品とほぼ同じイメージ。
 
6つめは、
「川」のそばって色んな遊びができることを。
 
7つめは、
変化が急なので、意外と海よりも怖いことを。
 
8つめは、
山から海への移ろいを、色で表現。
 
9つめは、
昭和世代としては
なぜか金八先生を思い出してしまうので。
 
ということで、
「シンクロでうれしいで大賞」ですが、
残念ながら今回はなしで!
 
 
■■ 次点。おしかったね。 ■■
 
・塩分ゼロ生活
 
・ドザえもんの生みの親。
 
・地球の動脈
 
・日本列島の静脈流
 
・山で生まれて、海と結ばれる。
 
・山から海へ、長い旅路
 
・増量キャンペーン中につき、来場禁止!
 
・文明の起点
 
・文明はいつもここから
 
・【山派】と【海派】の折衷案
 
・身近な氾濫者
 
 
●●その他の作品も一部ご紹介●●
 
・たまに暴れます
 
・流れを読んで下さい。
 
・流れない水は澱む
 
・あの世とこの世と、学区を隔てる境界線。
 
・昔の国境線
 
・いい石、落ちてます。
 
・一級or二級
 
・仲の良い親子の隠語です。
 
・手抜き象形文字のNO.1。
 
・究極のフロー状態
 
・西瓜さんは清流の楽屋で出番待ち
 
・山のションベン
 
・淀川がよどんでる。。
 
・君たちの冒険を待っている
 
・桃は流れてこないし、洗濯もしてはいけない。
 物語が始まらない。
 
・かっぱの流される理由がいまだにわからない。
 
・地球からの警報装置
 
・寝相が悪いと、N!H!K!
 
・水上バス通勤路
 
・水の絆
 
・海へ栄養を届ける完全流通網
 
・何でも流してんじゃねえ!!
 
・対岸で家事
 
・いつもダムになだめてもらってます。
 
・Amazonじゃ手に入らないもの、
 ガンジスにあります。
 
・サンズイかサンボンかで繰り広げられる
 不毛なる名字マウントがある。
 
・エロ河童の川流れ
 
・「はいどーもー!チグリスでーす!」
 『ユーフラテスでーす!』
 「『メソポタミアですっ!!』」
 「ゆーてやらしてもーてますけど。」
 
・君のデルタが洪水だね。
 
・胸の谷間に滴る汗は、やがて大きな川になり、
 高校球児達のジャグを満たすだろう。
 
     (他、12作品)
 
 
今回もたくさんのご応募をありがとうございました!
またやります!!お楽しみに!!
 
 
◎毎晩「川」の字で寝ている家庭の数、
 ついに「 I 」の字の数に抜かれる。
 昭和の調査開始以来初、
 家族でもプライバシーを重視する孤独社会へ。
    (月刊sunny-yellowファミリー)