2015年第6回キャッチコピーコンテスト「リゾート」
梅雨明けはもうすぐ? 夏が待ちきれないので、
「2015年第6回キャッチコピーコンテスト」の結果発表です!!
家庭事情でまたまた集計が遅くなってしまいましたが、
ドタバタの中、現実逃避にはもってこいのテーマで
しっかりと楽しませていただきました。
それではいきましょう!
夏はこれでしょ!自分へのご褒美、
「リゾート」キャッチ!!
★★ お気に入り第1位 ★★
リフレッシュ・ブルー
-受賞者-K.S兄さん(38pt.)
(コメント)
皆さんもキャッチを考えながら感じたと思いますが、
「リゾート」という言葉は奥が深くて、
精神的なことと場所的なこと、
なんとなく2つの意味を含んでいる気がするんですよね。
どちらを1位に持ってくるか悩んだんですが、
やっぱり言葉を聞いて「リゾート!」という画が浮かぶような
作品の中から選ばせてもらいました。
「リゾート」には、空や海がよく似合う。
そんな光景をいちいち説明するのではなく、
代名詞のような新しい造語でスパッと
言い切ってくれたところが気持ちよかったです。
この夏、どこかに出かけたら必ず思い出しそうなキャッチでした。
★★ お気に入り第2位 ★★
ああ、わたしが生き返る。
-受賞者-K.S兄さん(45pt.)
こころの光合成
-受賞者-MYCAL小久保さん(16pt.)
遠くのまほろばより、近くのお風呂場。
-受賞者-うりたろうさん(98pt.)
(1つめコメント)
こちらは精神的な魅力を表現した作品ですが、
わかる、わかりますね~。
「リゾート」って単なる休息ではなく、
本来の自分を取り戻すというか、
復活タイムのようなイメージがあります。
解放感に包まれて、死にかけていた自分が生き返る
「リゾート」特有のあの感じ、とてもよく表現されていると思います。
(2つめコメント)
これは文句なしに、
「光合成」という言葉を持ってきたあたりが上手。
太陽の光を燦々と浴びながら
だんだんと元気になっていく感じがうまく比喩されていますね。
(3つめコメント)
うまい。言葉の対比もうまいのですが、
この作品は「リゾート」が意外と近くにもあることを
教えてくれますね。
公園、銭湯、川岸…etc.
近所に自分だけの「リゾート」地をたくさん見つけたら、
楽しい毎日が送れるかもしれません。
★★ お気に入り第3位 ★★
ずぅ~~~っと昨日と明日のあいだ。
-受賞者-テントショップボーイさん(47pt.)
魂の睡眠場所
-受賞者-和製家長さん(42pt.)
スマホの充電は、自分の家で。
ハートの充電は、南の島で。
-受賞者-K.S兄さん(50pt.)
(1つめコメント)
この作品、ものすごくいいところを見ていますよね。
言葉で表現するのはとても難しいのですが、「リゾート」って、
いつまでも“今”だけを感じていられるのが醍醐味。
昨日も忘れて、明日も考えない。
そんな狭間にいる快感がよく伝わるキャッチでした。
(2つめコメント)
そうなんですよ。
身体を休めるだけならただの休日なんです。
心、魂が本当に熟睡できる場所こそが「リゾート」なんでしょうね。
陽気な語感ではありませんが、なかなかシブい作品ですね。
(3つめコメント)
「リゾート」が何かを優しく相手に伝えるなら、
こういう表現がとてもわかりやすいと思います。
現代社会においては、スマホを忘れられる場所が
「リゾート」とも言えるのかもしれませんね。
★★ お気に入り第4位 ★★
時計を外す旅に出よう。
-受賞者-うりたろうさん(101pt.)
電子音に頼らない時間
太陽で目覚める朝
集合時間のない旅
-受賞者-3つすべて、MYCAL小久保さん(19pt.)
都合のいいようにした自然。
-受賞者-T.Kさん(19pt.)
その安らぎ、自然を壊してまで欲しかったのかい?
-受賞者-和製家長さん(45pt.)
(1つめコメント)
人間は、人生の大半を時間に縛られて生きていますが、
たぶんそれって、時計を持っているせいでもあるのでしょう。
「リゾート」地で腕時計をしている人がいたら、
ぜひ善意で海に投げ込んであげてください。
(2つめ・3つめ・4つめコメント)
それぞれ別のキャッチとして
MYCAL小久保さんあ応募されていた作品。
1本ずつでは少し印象が薄かったんですが、
3つ並べてみるといいなぁと思ったので選びました。
画が浮かびますね~。
(5つめ&6つめコメント)
いわゆる「リゾート」地って、
“作られた自然”であることが本当に多いですよね。
とても綺麗なんですが、心のどこかで
人間のエゴを感じてしまう瞬間がよくあります。
そのあたりをうまく指摘した作品でした。
★★ お気に入り第5位 ★★
絶対に楽しむぞという思いがそこにはある‼
-受賞者-D.Mさん(5pt.)
温心知新
-受賞者-時速150kmさん(19pt.)
旅行会社の反則気味な販促ワード
-受賞者-たみきちさん(26pt.)
否定されない現実逃避
-受賞者-ローリングズコーンズさん(26pt.)
(1つめコメント)
日本人は特にこういう傾向が顕著らしいですが、
「リゾート」地に行くと、「元を取ってやろう」と張り切りすぎて
結局疲れてしまうことがよくあります。
僕が昔に取材したサービス業のプロの方は
「出かけずに時間を楽しむことが本当のリゾート」とおっしゃっていました。
(2つめコメント)
心を温めなおすと、新しい何かに気づく。
この感覚は本当によくわかりますね。
「リゾート」って、やっぱりぼーっと過ごす方がいいのかも。
(3つめコメント)
「リゾート」という言葉がついているだけで、
たしかにグンと魅力が増しますからね~。
ある意味魔法の言葉ですね。
そういえば、日本を代表するねずみのテーマパークにも
「リゾート」という言葉がついていますね。
(4つめコメント)
現実逃避って普段はネガティブな印象がありますが、
「リゾート」はどちらかというと、ポジティブな現実逃避。
常に逃避する企みを持ちながら日常を過ごしたいものですね。
◆◆ 特別/なんかええやん大賞 ◆◆
パンナコッタ・トロピカルジャスティス!!(車田正美風)
-受賞者-ミスター尻ASSさん(44pt.)
飽きてからが本当のリゾートだぞ!
-受賞者-テントショップボーイさん(53pt.)
(1つめコメント)
分かる人にしか分からないネタですが、
「聖闘士星矢」の必殺技っぽいトーンがツボにはまりました。
ほんで、どんな技やねん。でも、気持ちよさそう。
(2つめコメント)
「帰るまでが遠足だぞ」のトーンで言ってみたのだと思いますが、
これ、意外と的を射た言葉なぁと思います。
だらーっと時間を贅沢に過ごして、少し飽きてきた頃に何をするか。
その境界の向こう側に、本当の桃源郷があるような気がします。
この夏、お試しあれ。
◇◆ おまけ/シンクロでうれしいで大賞 ◆◇
今回の「リゾート」キャッチ、
僕が事前に想像していたのはこんなキャッチでした。
・理想島
・私の解放区。
・あなたの時計を止める旅。
・長い人生、一時静止。
・私に還る日光浴。
・解放→開放→快方
・人はブランクと呼ぶ。私はメンテナンスと呼ぶ。
・ただいま、電波のつながらない場所にいるか、
ココロの電源が入っていないため、つながりません。
1つめは、
「リゾート」を漢字で書くなら
僕の場合はこんなイメージ。
2つめは、
やっぱり解放できる場所というのが
一つの醍醐味なので。
3つめと4つめは、
世の中の時計は進むけど、
自分だけ立ち止まることの素晴らしさを。
5つめは、
自然の力で自分を復活させる場かな、と。
6つめは、
「リゾート」流、心の三段活用を。
7つめは、
周囲からはドロップアウトに見えても、
本人的には計画的手段であることを。
8つめは、
留守番電話サービスセンターのアナウンスって、
いつもやたらと「リゾート」感があるので。
ということで、
今回の「シンクロでうれしいで大賞」ですが、
ズバリこれ!とシンパシーを感じるものがなかったので、
該当なしで。ごめんなさい。
■■ 次点。おしかったね。 ■■
・もう一度行きたくなる、青。
・晴寝雨寝
・ちきゅうの一番おいしいところ
・Don’t Work, Heal it !
・回復系の青魔法。
・どこも行けなくて 夏
・リゾート地で楽しそうにしてる写真をSNSにアップするの禁止令
●●その他の作品も一部ご紹介●●
・お金に翼が生えました。
・キミのかわいさ二割増し
・だらーん、ごろーん
・バブルのにおいがします
・冒険におもてなし
・ワクワク感2割増しワード
・休暇に、コミットする。(したい)
・魂の洗濯
・大人が選ぶ、休日に行きたい場所No. 1
・Change Mind !
心を変えれば、職場のデスクでさえリゾート地になる
・年中じゃイヤだ
・とりあえず、リゾットでがまんしてやる。
・ひとり旅より、ふたり旅。
・ちゃうちゃう世界へ
・こころチャージ。
・家に帰るまでがエンタメ
・ストレス解放宣言!
・海辺で日に焼けすぎて、
ガンになっちゃえばいいのさ
・バブルの申し子
・コンパ前にカワイイ子いるよ、
という事前情報と同じ。
多くの場合、期待して裏切られる。
・誰かがそこを
そう呼んだだけ。
・期待感。それは特に何かが起きるほどのイケメンで無くても。
・アタック・オブ・ザ・キラー・パイナポー
・熊切あさ美の脳内ラブリンリゾート
(他9作品)
今回もご応募をありがとうございました!!
今年はまだ涼しいですが、
そろそろ夏らしく、クソ暑くなってほしいですね。
またやります。お楽しみに!!
◎国民のメンタルケアが課題の日本政府、
「リゾート」の普及促進に向けて
7月、有識者による「リゾート国家推進委員会」を設置。
第1回の会合に向け、
事務方が各委員にコンタクトを図るも、
全員ケータイがoff状態でつかまらず。
職員1000人を臨時採用して
世界中の「リゾート」地に派遣し、
各自のんびり委員の捜索を開始する予定。
「1000人規模、
すでにリゾートは普及し始めている」と
関係者は一定の評価。
(sunny-yellow不思議ニュースより)