No.135 雨の降る境目 

今日は「懐かし恥ずかしの作品集」のコーナーです。
確かこれは高3くらいに書いたっけなー。
 
雨のふるタイミングが誰にも分からないように、
恋の終わるタイミングも、誰にも分からない。
 
 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
 
   「雨の降る境目」
 
 
 うつむきながら駅を出た
 あなたの街の駅では降っていた雨が
 ここではもう やんでいる
 
 電車に乗ってて気がつかなかった
 いったい 雨の降る境目はどこだったのか
 私達の恋の境目は どこだったのか
 
 頬から流れ落ちる ひと滴
 ずっと雨が降ってれば
 涙だと気づかなかったのに
 
 
 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆