No.1993 マイナスの使い方
「ー(マイナス)」に「ー(マイナス)」をかけると、
「+(プラス)」になる。
良くないことがあった時は、
「良くない」という事実そのものを
あえて否定的に捉えてみることで、
気分が晴れたりもするものだ。
たとえば、
道で転んで足から血が出た時。
「ケガをしてしまった」という事実に対して、
「だからどうした?」と自分に投げかけてみる。
しばらくしたら、ケガなんてどうでも良くなるさ。
だから。
良くないことが起きた時は、
話を聞いてくれる人と会うよりも、
否定してくれる人と会う方がいい。
そういう意味で、親や先輩というのは
貴重な存在なのかもしれないね。
逆に、
「+(プラス)」に「ー(マイナス)」をかけたら
「ー(マイナス)」になってしまうから、
良いことがあった時は
なるべく話を聞いてくれる友だちと会おう。
こうして、人間は
持ちつ持たれつの関係で生きている。
自分も、肯定と否定を
うまく使い分けられる人間でいたいものだなぁ。