No.2816 「祝う」ということ
朝から祝福のメッセージをたくさんもらい、
「『祝う』ってどういうことだろう?」と、
改めて考える。
人間は、誰だって
自分のことが一番かわいいはずなのに、
自分以外の誰かのことを思い、称え、
そして、祝う。
もちろん、人間としての配慮やマナー、
大人の付き合いとして
礼儀だけが身についた部分もあるだろう。
でも、本当に義務感だけなら
祝う行為まではできない。
忘れていたふりさえすれば、
それをサボることだって簡単にできるから。
祝福のメッセージが届く時、
内容よりも先に
その行為に感心する。
「忙しい毎日の中で、一瞬でも、
自分以外の僕のことを思い出してくれたんだ」って。
「おめでとう」は「ありがとう」を生み、
「ありがとう」はいつの日にかまた
「おめでとう」という言葉になって羽ばたいていく。
この世で幸せの花が枯れないのは、
こうした人と人の
「祝福のループ」があるからに他ならない。
メッセージをくれた皆さん、ありがとう。
今日もらったたくさんの気持ちは、
少しずつ返していこうと思います。
そして、また僕の出来事を祝ってもらえたら、
うれしいな。