No.1518 海の水は腐らない
はじめて沖縄に行った夏、
あまりの海の美しさに感動して、
ペットボトルに海水を入れて持ち帰った。
そのペットボトル、今でも家にあるんだけど、
水が決して濁らない。
臭くなったりもしない。
島にある小さな砂浜ですくったあの時のまま、
透明に近い色できらきらと輝いている。 続きを読む
はじめて沖縄に行った夏、
あまりの海の美しさに感動して、
ペットボトルに海水を入れて持ち帰った。
そのペットボトル、今でも家にあるんだけど、
水が決して濁らない。
臭くなったりもしない。
島にある小さな砂浜ですくったあの時のまま、
透明に近い色できらきらと輝いている。 続きを読む
『地下鉄のハイヒール』
この前始めた習いごと? もうやめたわ
ワタシの趣味に 合わなかったから
さっき飲みかけたコーヒーも ゴミ箱に捨てた
だって 冷めたらマズいでしょ 続きを読む
昨日、久しぶりに吉野家で昼飯を食べた。
平日、お昼時の吉野家というのは、
1分1秒を無駄にしたくないサラリーマンが
次から次へと押し寄せ、まさに戦場のよう。 続きを読む
真夜中のタクシーは静かだ。
こちらが黙っていれば、運転手も話してこない。
ずっと黙って車の窓の外を流れるネオンを見ていたい、
昨日はそんな夜だった。
チャイムを押さずにそっと家のカギをあけて、 続きを読む
「どうも、はじめまして~。」
車を下りると、
彼女をまんまるにしたようなお母さんが立っていた。
12月16日、日曜日、奈良。
7年目にして、初めて彼女の家を訪問した瞬間だった。 続きを読む
とある街に、
50平方メ-トルぐらいの田んぼがあった。
苗がきれいに揃えて植えられた、きれいな田んぼが。
ある日、その周りに
ファッション雑貨屋とイタリア料理屋ができた。
次の日からその田んぼの周りには 続きを読む