2001年第4回キャッチコピーコンテスト「ゴミ」

4月だ!4月!
「第4回キャッチコピーコンテスト」の結果発表です!
今回ははじめて、
ちょっと 意表をつくお題をとりあげてみました。
どうやらやっぱり、難しかったみたいですねー。
「分かんねーよ、コノヤロ」という声をよく聞きました。

でもでも、その中でもいい作品が誕生しています。
さーて、このメールは捨てないで。
「ゴミ」。

★★ お気に入り第1位 ★★

 朝のお土産

       -受賞者-ミスター尻ASSさん(19pt.)

(コメント)
朝。片手にカバン、片手にゴミ袋を持つ
ほのぼのお父さんが頭をよぎりました。
「あなた、今日はゴミの日よ」なんて奥さんに言われて、
“朝のお土産”を持たされる光景が。
ゴミが何かを深く追求するのではなく、
ゴミを使って人を描く。大好きです。こういうの。

★★ お気に入り第2位 ★★

 「日めくりカレンダーは
  昨日がゴミみたいに扱われるからキライ」と彼女は言った

       -受賞者-テントショップボーイさん(20pt.)

(コメント)
言いそー。でも、こんなことが言える彼女がいたら素敵ですね。
確かに、昨日がゴミのように扱われるのってイヤ。
でも、とっておいたらおいたで、邪魔になるんですよねー。
やっぱり、過去はある程度捨てていくものなのかな?
ちなみに、ウチの彼女は写真が嫌い。
「思い出が燃やされたり、捨てられたりするから。」らしいです。

★★ お気に入り第3位 ★★

 ゴミ箱:有形物しか入りません
 ほんとに捨てたいものほど形がなかったりするんだな、これが。

       -受賞者-S.Mさん(24pt.)

(コメント)
特に2行目に魅かれました。まったく、おっしゃるとおりで。
ゴミにしたいモノに限って、心の中にあったりします。
形のあるものほど、壊れたり、ゴミになるのがいやだったりしますよね。
どこのオカンもそうだと思いますが、うちの母も例外なく、
ゴミのようなモノを捨てずに、とっておいたりします。
「いつか必要な時が来るねん。」と言って。
ゴミになるまで、宝物なんですよね。モノって。

★★ お気に入り第4位 ★★

 人がそこにいたという遺跡。

       -受賞者-JZS147さん(4pt.)

(コメント)
ほーほーほー、そう来ますか。
そう言えば、社会の時間に習いましたよねー。
「○×貝塚」はゴミの跡。
つまり人間が生きていた証だ、って。
無人島に行って、バナナの皮とプレステ2の箱が捨ててあったら、
「え?誰かおるん?」とやっぱり思いますもんね。
観光地に行った人間が、やたらとゴミを捨てて帰るのは、
犬がおしっこをかけまくるのと同じで、
自分が存在したことを残そうとする本能なんでしょうね。
‥、ちょっと待って、ハァ、ハ-、ハ-クショ~ン!
ティッシュで鼻水ふいてっと。
ハイ、僕の遺跡のできあがり。

★★ お気に入り第5位 ★★

 
 該当作品なし

(コメント)
まあまあ、久しぶりにね。

■■ 特別/なんかええやん大賞 ■■

 食えるで絶対!

       -受賞者ーY.Nさん(35pt.)

 チャレンジフリースロー(心の無得点)

 
       -受賞者ーミスター尻ASSさん(25pt.)

(上コメント)
なんでやねん!っと思わせるほど、強い求心力を持つキャッチ。
なぜ食べなければいけないのかも分からなければ、
食えると判断した根拠も分からない。
このデンジャラスな勢いに、爆笑しました。

(下コメント)
“心の無得点”って(笑)。
ゴミ箱に向かって、よくやります。得点のないフリースロー。
なぜあんなに、投げたくなるのでしょうか?
人間の細かい習性を突くのが、ホントにお上手です。この方は。

■■ 次点。おしかったね。 ■■

・ガチンコファイトクラブ竹原コーチの言葉より
「俺も広島じゃ粗大ゴミ言われたけんのう・・・」

・捨てられ上手

・もとは、使えるヤツだったんです。

・足せばマイナス、引けばプラス

・恋人達の高級レストラン
 裏口ではカラスが笑う。

●●その他の作品も一部ご紹介●●

・そんなふうに呼ばないで

・Go me wa recycle ! OK?

・捨てられるために生まれます。

・誰かのゴミは誰かの宝物

・なまもの・家電製品・休日のお父さん。

・五味。

・That’s 「価値観」

・チリ→クズ→ゴミ

・いっぱい集まると夢の島なんかになったりもして・・・

・おこってる?

・意外と難しいその線引き

・おすぎなんだかピーコなんだか。

・ティッシュ!ティッシュ!!ティッシュ!!!

             (他16本)

花粉症全開でお忙しい中、ありがとうございました!
もうすぐ400回!土器土器です。

※春のミステリー小説第2弾!
「男の宝は、女のゴミ  ~信子、おまえには分かるまい~」(sunny-yellow文庫)
 全国各書店で絶賛好評発売中!