No.344 20世紀に残したい歌?
最近、よく「20世紀をふりかえろう」的な企画TV番組をみかける。
「20世紀に残したい曲は?」「20世紀のベストナインは?」など。
10代から80代まで、街角アンケ-トなんかとったら、
一つ、必ずある現象が浮かび上がってくる。
それは、若者はごく最近のことを、
年配は昔のことを一番に挙げたがるという現象。
今日の朝もやってた。
「20世紀に残したい曲は?」ってヤツを。
若者中心のそのアンケ-トの答えは、
1位/SMAP「らいおんハ-ト」。
2位/GLAY「HOWEVER」。
驚き。
20世紀って100年あるねんで。
坂本九の「上を向いて歩こう」や
ジョンレノンの「イマジン」だってあるのに。
結果は、スマップの新曲が20世紀ナンバ-1。
不思議だね-。
もちろん、
若者は 昔の歌を知らないから今の歌を選び、
年配の方は 今の歌を聴こうとしないから
昔の歌を選ぶという原因も十分にある。
でも、それだけが理由じゃない気がする。
強引な仮説をたてるなら、
人は忘れる生き物だってことでしょ。
大きいより近い方が勝ちってことでしょ。
所詮 過去より今が人生ってことでしょ。