2021年第3回キャッチコピーコンテスト「庭」

4月だ!春だ!
「2021年第3回キャッチコピーコンテスト」の発表です!!

一気に気温が上昇し、
草木もどんどん色を増してきました。
春本番、家の周りも
彩りが鮮やかになってきましたね。

ということでいきましょう!
なくてもいいけど、あればうれしい!
「庭」キャッチ!
 
 
★★ お気に入り第1位 ★★
 
 
 
  季節がすすんだよって教えてくれます。
 
 
 
    -受賞者-スイカさん(10pt.)
 
 
(コメント)
たとえ、名もなき草花しか生えていなくても、
知らないうちに芽が出て、色づいて、大きくなって、
やがて枯れていくその過程を眺めているだけでも、
季節の移ろいを感じます。
忙しい毎日を過ごしている人ほど、そんな時間が
かけがえのない贅沢なひと時であることを実感するものです。

家で暮らしながら、日本の四季を感じることができる。
わざわざ見に行かなくても
自然のほうから人間に教えてくれる。
それこそ「庭」の一番の醍醐味ですよね。

この作品、とても素朴な言葉ですが、
柔らかい日差しや、優しい風、揺れる草花が見えるような
胸の中にスッと入ってくるキャッチでした。
 
 
★★ お気に入り第2位 ★★
 
 
 
  お隣さんとキープディスタンス
 
 
 
    -受賞者-テントショップボーイさん(22pt.)
 
 
 
 
  ゆとり世帯
 
 
 
    -受賞者-K.S兄さん(20pt.)
 
 
 
 
  定年後の宝箱
 
 
 
    -受賞者-たみきちさん(29pt.)
 
 
(1つめコメント)
今はディスタンスが叫ばれる世の中になりましたが、
思えば、ずっと昔から
人々の間でプライベートな距離を維持してきたのが
「庭」だったのかもしれませんね。

「庭」がなければ
それだけお隣さんとの距離が密になりますから、
色々と息苦しくなります。
快適に暮らすためには大切な役割を担っている存在ですね。

(2つめコメント)
「庭」は土地、それを手にするには
大なり小なりお金がかかりますから、ある意味では
「庭」=「暮らしに余裕があること」の象徴なんですね。

そんな理屈を短い言葉で表現するのは難しいものなのですが、
誰でも知っている「ゆとり世代」という言葉をもじって
大勢の人が笑えるようにコミュニケーションを図ってくるあたりは
さすがに上手いなぁと思いました。

(3つめコメント)
自分の親や周りのご老人を見ていると、
このキャッチにあることを実感しますね。

働いている時は忙しくて
ろくに手入れもできていなかった「庭」が、
仕事を辞めた途端、開拓地に見えるその感覚、
早く味わいたいような気もします。
 
 
★★ お気に入り第3位 ★★
 
 
 
  生きるアート
 
 
 
    -受賞者-K.Sさん(18pt.)
 
 
 
 
  見てるだけだとジャングル、
  手をかけるとオアシスです。
 
 
 
    -受賞者-スイカさん(15pt.)
 
 
 
 
  わが家ののびしろ
 
 
 
    -受賞者-テントショップボーイさん(27pt.)
 
 
 
 
  わが家のスピンオフ
 
 
 
    -受賞者-K.S兄さん(25pt.)
 
 
(1つめコメント)
我が家の窓から見える芝生や木々、花、
それらはまさに自然のアート、命のあるアートですよね。
「自然と触れ合えますよ」と言われるよりも、
こう言われた方が創造性をくすぐられる人も多そうです。

(2つめコメント)
これは本当にそう。
雑草が多くなるこれからの時期には
特に実感してしまうキャッチです。
放っておけばただの空き地なんですが、
手をかければ世界で一つのオアシスになる。
実感値のある内容をうまく表現していると思います。

(3つめ&4つめコメント)
家+αの「庭」というスペースをどう表現するか、
この2本が端的でわかりやすかったです。
オマケ的な感覚が妙に創造性をくすぐられますね。
 
 
★★ お気に入り第4位 ★★
 
 
 
  俺の領土
 
 
 
    -受賞者-T.Kさん(12pt.)
 
 
 
 
  元祖・安近短アウトドアレジャースポット
 
 
 
    -受賞者-シースラグさん(3pt.)
 
 
 
 
  ベランダをスカイガーデンと言ってみる。
 
 
 
    -受賞者-うりたろうさん(20pt.)
 
 
(1つめコメント)
「庭」を持つ人、特に男性はこの感覚が強いですよね。
狭かろうが、何もなかろうが、
そこは広い世の中で権利を得た俺だけのスペース。
「庭が」陣地なら、さしずめ家は自分だけの城ですね。

(2つめコメント)
そう!これって盲点だと思うんですが、
一番近くて安いアウトドアスポットは
自宅の「庭」なんですよね。
近隣への配慮は多少必要ですが、
予約もいらない、お金もいらない。
もっとその価値が認められても良いと思います。

(3つめコメント)
今でもベランダに出ると、
昔キャッチコンテストで1位を獲得した
「『マイ スカイ ガーデン』」という言葉を思い出します。

2015年第4回キャッチコピーコンテスト「ベランダ」


「マンション暮らしの人にだって庭があるんだよ」と
勇気を与えてくれる作品でしたよね。
ベランダでのガーデニング、始めてみませんか?
 
 
★★ お気に入り第5位 ★★
 
 
 
  週末のオヤジ刈り
 
 
 
    -受賞者-時速150kmさん(8pt.)
 
 
 
 
  昔は洗濯物がなびいてました
 
 
 
    -受賞者-シュークリームさん(2pt.)
 
 
 
 
  永田町ではそれを銀座というらしい。
 
 
 
    -受賞者-うりたろうさん(21pt.)
 
 
(1つめコメント)
クスッと笑えて、画が浮かびました。
どこの家も、休日になるとパパが草刈りしてますが、
あれはオヤジ刈りだったんですね。新発見。

(2つめコメント)
懐かしくて、ちょっとジーンと来る作品でした。
実家の庭は狭かったのでそうではなかったですが、
爺ちゃん婆ちゃんの家では
たしかに「庭」に洗濯物が泳いでいました。

今、洗濯物はベランダに干すのがスタンダードになりましたが、
そう考えるとやはり、「庭」の代替スペースとして
ベランダが誕生したことがよくわかりますね。

(3つめコメント)
たしかに、こういう意味でも使いますね。
僕も一時期は大阪の繁華街が「庭」でしたが、
いっそのこと世界が「庭」と言えるような人生を
送ってみたい気もします。
 
 
◆◆ 特別/なんかええやん大賞 ◆◆
 
 
 
  野比家を侮るな!
  あんな大きな庭があるんだぞ!
  きっとお父さんはスーパーエリートだ!
 
 
 
    -受賞者-たみきちさん(35pt.)
 
 
 
 
  今はラピュタが何故滅びたのか私よくわかる。
  ゴンドアの谷の歌にあるもの。
 
  “二世帯住宅は庭もちゃんと分けろ!”
  “初心者は葉野菜に手を出すな!”
 
  どんなに恐ろしい武器を持っても、
  たくさんの可哀想なロボットを操っても、
  土から離れては生きられないのよ!
 
 
 
    -受賞者-テントショップボーイさん(33pt.)
 
 
(1つめコメント)
あの家を冷静に見たら、たしかにそうですよね~。
野比家って平凡家庭のように描かれていますが、
門があって、塀があって、
ドラえもんの道具を出せるような広い「庭」まである。
5000~6000万円は下らないでしょうね。 パパ、やるね。

(2つめコメント)
人間、自然から離れて暮らしてはいけない。
それを実現するのが「庭」なんだという大切なことを、
なんとも面白おかしく表現してくれました。
野に咲く花を守る巨神兵のように、
「庭」の手入れをしたいと思います。
 
 
◇◆ おまけ/シンクロでうれしいで大賞 ◆◇

今回の「庭」キャッチ、
僕が想像していたのはこんなキャッチでした。
 
 
 ・1枚の絵を飾るように、1本の桜を買いました。
 
 
 ・外だけど、うちなんです。
 
 
 ・住宅にも、ソーシャルディスタンスを。
 
 
 ・季節を知るカレンダーは、窓の外に飾ってあります。
 
 
 ・わずか数坪の四季劇場
 
 
 ・野草ジャングル
 
 
 ・ホームドラマ、場外編。
 
 
 ・わが家の実験農園
 
 
 ・開拓者精神を胸に、僕はスコップを手に取った。
 
 
 ・育てた覚えのない奴らが住みついています。
 
 
 ・暮らすなら、家賃を払え、アリエッティ。
 
 
 ・近所の緑地公園をこう呼んでいます。
 
 
 ・2羽ニワトリはいません。
 
 
 
1つめは、
インテリア感覚でエクステリアを買えるのが
「庭」の醍醐味だよなと。

2つめは、
「庭」の存在価値をシンプルに。

3つめは、
人々が安心・快適な距離を保つには
不可欠な存在であることを。

4つめは、
暦ではなく色で季節の移ろいを感じられる魅力を。

5つめは、
たとえ狭くても
大劇場並みのドラマが観られることを。

6つめは、
抜いても抜いても生えてくる雑草との
戦いの場でもあることを。

7つめは、
家庭というドラマは
家の外でも楽しめることを。

8つめは、
菜園を始めたり、何かを飼ってみたり、
家でできないことを試すことができる
チャレンジングなスペースであることを。

9つめは、
まるで未開の地を開拓するかのような気分で
小さな「庭」を手入れする庶民のかわいさを。

10こめは、
虫や草花、色んな奴らが勝手にいるので。

11こめは、
おそらく「庭」のどこかに隠れているであろう
アリエッティに言いたいことを。

12こめは、
捉え方一つでは
こういう「庭」の広げ方もあることを。

13こめは、
早口言葉にあるような「庭」は
ほとんど見たことがないことを。
 
 
ということで、
「シンクロでうれしいで大賞」ですが、
11こめの家賃つながりでこの作品にあげちゃいます。
 
 
  虫たち家賃フリー
 
 
    -受賞者-K.Sさん(19pt.)
 
 
■■ 次点。おしかったね。 ■■

・名もなき花を嗜む空間。

・ある意味マインクラフト。

・サンセットリビング

・家と外界の中立地

・真上の空までウチの庭

・で、肝心の家は?

・“雑草魂”への嫌悪感

・家族のレクレーションスペース

・本を読み、思いを巡らす。
 心の庭に雑草が生えぬよう。

・希望はあれど、現実は駐車場

・庭とかけまして、子供の成長とときます。
 その心は、大きくなると荒れます。
 
 
●●その他の作品も一部ご紹介●●

・個人屋外グランド

・地球にタッチ

・むしろ虫の庭

・金の余裕で心の余裕を買う

・父の唯一の自由空間

・万歳三唱、盆栽鑑賞。

・縁側の向こう ~緑と石を添えて~

・コロナ禍の精神安定剤

・日本庭園にあるヤツ、カッコン筒?

・植木鉢の墓場である。

・にょきにょき にょろっと こんにちは

・イッポ踏むとホッとする

・庭付き一戸建て購入がサラリーマンの夢、
 という時代があったような。

・マイホームにつながる秘密基地

・歴代ペットたちセメタリー。

・つくろう余白を

・問. 猫の額を坪で述べよ。
 答. 肩こりに効く?

・何もつけず外で遊ぼう

・お手入れ大事な、いのち達

・意外と仕事ができるバカボンパパ

・囲われて、やっていけてます。

・俺の夢は芝刈り機でマリオカート

・カンプノウへ続くフィールド。

・<妻>
 ねぇ、あなた
 このまま在宅勤務が続くなら
 庭付きの一戸建てに引っ越さない?

・ヘエ、かっこいー

・競庭場

・戸建て検討で諦めるランキング不動の一位

・屋久島かと思ったわ

・ちょっと!お宅の庭から
 マイナスイオンだだ漏れでっせ!!

・ドモホルンリンクルの工場8個分の広さ

・ちょっとトイレとして借りるわ

・うわっ、またスプーンおばさん踏んでもた!

・隣の旦那さん、朝からテント張ってたらしいわよ。

      (他13作品)
 
 
今回もたくさんのご応募をありがとうございました!
またやりますよ!お楽しみに!
 
 
◎初めて「庭」を手にした家庭が
 やってしまいがちな失敗ベスト3
 
 ◇3位(同票で2つ)◇
  張り切って野菜の苗を植えるも
  土が悪くてすぐ枯れる
  (うまく行ってもカラスに食われる)

  ホームセンターでソーラーライトを買い
  いい感じにしてみるが、
  ライトを立てすぎて蚊の楽園になる

 ◇2位◇
  友人を招いてBBQパーティーを開催するも
  煙と臭いで近隣からめっちゃ怒られる

 ◇1位◇
  結局何をして良いのかわからず、
  ただの草むらになる
 
 
      (月刊sunny-yellowガーデニング調べ)