1999年第2回キャッチコピーコンテスト「出会いと別れ」

お待たせしました。第2回キャッチコンテストの結果です。
今回は私のワガママにつきあって頂いてかなりの応募本数を頂き、
ありがとうございました。
3~4つまでにしか絞れなかったので、賞を増やしています。
そして今回は、1位と3位がそれぞれ「2本」選出されました。それでは!

☆☆お気に入り第1位☆☆

   ・ 「一万年前も出会いと別れはありました。」

 
   ・ 出会いは偶然、別れは必然、そして全ては自然に帰る。 

(コメント)
実はどちらも同じ人が書いた作品。はじめのヤツは、なんか色んな事を
想像させてくれた。出会いと別れって、ほぼ生きている者の運命なんやなー、と。
その答えが次のヤツ。いいねえ。賞品贈ります。 

☆☆お気に入り第2位☆☆

   ちがうクラスになっちゃったね、と
   微笑む彼女は、やっぱり強がりでした。

(コメント)
ちょっと遠回りでバシッとは来なかったけど、な~んか良かった。
ほとんどの人が「大きな意味での本質の別れ」を突いてくる中、
「小さな別れ」をあったかく表現してきた所に魅かれました。

☆☆お気に入り第3位☆☆

 ・「出会い」生まれる前から知っているような感じがしました。
  「別れ」 あの日が最後だったなんて思いもしなかった。

 ・僕らはそこでおちあえばいい。 ~春の高校野球~

(コメント)
はじめのは、けっこー普通っぽい所がまた気に入りました。
時間軸で切ってみると、今回のテーマは色々出てくると思うけど
結局すべてがこの一本に繋がってくるような気がする。

下のは、一番キャッチコピーらしい。甲子園を「闘いの場」ではなく
「出会いの場」にしてしまった所に拍手。

■■ 詩人やね~大賞 ■■

  いつだって

  出会いと別れの繰り返し

  別に春でなくたって

  でも春でなきゃ

  そんな季節が訪れました

  涙も華になりますか

(コメント)
3~5行目が好きです。

★特別/なんかええわ~大賞★

  「であい」
  出会い 出合い 出逢い 出遭い デアイ

  「わかれ」
  別れ 分かれ ワカレ 別離

  生まれて今日までの「であいとわかれ」
  今日から先の「であいとわかれ」
  他にもいろいろ増えていくんだろうか?

(コメント)
色々な「であい」と「わかれ」をこんな風に魅せてくれる
なんて。やるね。

★特別/オモロイやん大賞★

  このケツの食い込みが出会いなら、僕は別れを許せるだろう。

(コメント)
またアイツです。ウォン兄弟の。

全部とはいきませんが、その他の作品も少しご紹介。

・訪れてくるものじゃない、出会いも別れも。
 自分が決めているもの。

・別れとは
 ハカリシレナイ愛を計った瞬間。
 出逢いとは
 ちゃんと別れることができた人へのごほうび。

・“別れ”と“出会い”の会話
 「またやっちゃった。」
 「またやっちゃたの?しょうがないな、でも今日は2つ
  やっといたから大丈夫でしょ。」
 「でも明日は5つくらいやっちゃいそうだよ。」
 「そっか・・・。でもあさって中には何とかなるよ。」
 「じゃあ明日はちょっとさみくなるね。」
 「そうだね・・・。」

・さよならの一言がただ言えなくて、
 いつもと同じに”またね”と手を振る
 これが最後とわかりながらも

・夜と夜明けを繰り返すような
 そんな避けられぬものなの?

・譲り受け、次へ続けていく。
 別れた人に支えられて、前に進む。
                    (他12本)

●ちなみに、私が大学2年の時に書いた別れのキャッチ●

  エピローグをつくるのが、上手な人でした。

以上。またやります。ありがとうございました!
また、今回のみんなの作品に関してご感想があれば
下さい。できれば発表したいと思います。