1999年第5回キャッチコピーコンテスト「傘」

お待たせしました。第5回キャッチコンテストの結果発表です。
今回はケッコ-具体的なテ-マにしてみてんけど、
逆に難しかったんでしょうか。
それでは発表です。「傘」。

★★お気に入り第1位★★

 こうもり傘は飛びません。
 ジャンプ傘も跳ねません。
 でもぱっと開くと
       とても素敵です。

       -受賞者-テントショップボーイさん(26pt.)

(コメント)
なんか好感度の高いキャッチ。そうそう、傘って人間が
色んな名前をつけてるねんけど、結局は全部「傘」やねんよな。
でも、あの開いた瞬間の何とも言えない爽快感。
傘を開くのを楽しくさせてくれそうなキャッチですね。
おめでとうございます。

★★お気に入り第2位★★

 雨の中で遊ぶ子犬。
 潤うあじさい。
 今日は傘を忘れてみようと思う。

          -受賞者-K.Sさん(7pt.初受賞)

(コメント)
初受賞おめでとうございます。
みんなが傘そのもので考えてくる中で、
逆の「傘を忘れてみたい気分」を描いた点に拍手。
人間は雨が降ったら傘をさす。いつの間にかそれが当たり前に
なってて、みんな濡れる事の楽しさを忘れてる。
そんな今の世の中を笑いとばして、
一人でルンルンな作者の顔が浮かびました。

★★お気に入り第3位★★

  - 該当作品なし -

          
(コメント)
まあ、たまにはこんな時も。

★★お気に入り第4位★★

傘がつくる ふたりのとき

         -受賞者-打倒ウォン兄弟さん(27pt.)

君がぬれないように
  俺の左肩はあきらめる

          -受賞者-N.Iさん(20pt.)

(コメント)
たぶんここらへんの作品が多いと思っていた。
いわゆる「傘」を二人で使うパタ-ン。
その中から2ついいのを選んでみました。

上のはとてもシンプル。でも中々これが出てこないと思うよ。
「傘がつくる」なんて言葉は。
下のは相合傘の下で繰り広げられる、あの微妙な譲り合いを
描いてくれた。もしこのネタでいくなら、あの譲り合いを
プロレスの実況風に書いてくれたなんかしたら、
特別賞はあげちゃったな。

★★お気に入り第5位★★

 お星様が降ってきそうな夜だから
 カサさして歩こう。

          -受賞者-テントショップボーイさん(27pt.)

(コメント)
幸せなキャッチだ。雨以外で傘を使った。しかも楽しい。GOOD

■■ 特別/なんかええやん大賞 ■■

  眼病予防にこの1本。

          -受賞者-ホイ三兄弟さん(42pt.)

(コメント)
発想重視の特別賞。彼の独壇場になってしまっています。
今回の2位の作品と同じように、顔いっぱいに雨を浴びてる情景が
浮かぶのに、この感じるト-ンの違いは何だ?
雨が目に入る情景から眼病に結びつけ、
誰も用いなかった「1本」という言葉を用いて
「傘」をまるで「薬」のように料理してしまった。
おそるべし。5連覇やね。

■■ 次点。おしかったね。 ■■

・机に刻まれた 傘の中のふたり

・「地上2メートルのさりげなさ」

●●その他の作品も一部ご紹介●●

・いやな気分を雨のせいにするくらいなら
 傘をさして出かけようよ

・一人のときは
 私を守ってくれる

 二人のときは
 私にドキドキをくれる

 雨の日の憂鬱をふきとばしてくれる
 あなたは私の秘密の道具

・この梅雨の時期。体を張って俺達を護ってくれる男前なやつ。

・そばにいて欲しいときに、
 あなたはいないんでしょうか?

・これで要人暗殺だ!傘型マシンガン

・持ち歩くのは面倒だけど、持っていないと、もっと面倒。

・彼女の左肩も、ぼくの右肩も、濡れないくらいがちょうどいい。

・ぬれたくないならさせばよい

・その中に私を入れてくれませんか?
 2人で半分ずつ濡れてみるのもいいんじゃない?

・スペイン語で家のことをCasa「カーサ」といいます。
 Casaも傘も語源はどうか知らないが人にとってなにかあったかい音なんでしょうか・・・
 傘が屋根、雨が壁、その中に人、ほっと安心できるからでしょうか・・・
 以外に奥深いのぉ

・おいおっさん、俺のズボンにあたっとるがな!

                        他、16本。

たくさんのご応募ありがとうございました。
何でもいいのでご意見下さい。いや、マジで。
待ってます。