2000年第8回キャッチコピーコンテスト「海」

お待たせしまくりました。
2000年第8回キャッチコンテストの結果発表です!

今回のテーマは少し難しかったかな~。
なんせ相手がデカすぎる。
でも、またまた面白い作品が沢山集まりました。
それではいってみましょう。
う~ん、潤いが止まらない。「海」!

★★ お気に入り第1位 ★★

 -担任より-
 普段はどっしり構えていて非常に落ち着きがありますが、
 性格は波があり、時々冷たかったり、子供の作った砂山を壊したりします。
 みんなの人気者で、特に夏になるとリーダーシップを発揮します。
 ギャグはイマイチで、みんなからよく「しょっぱい」と言われます。
 夏休みの終わりから二学期のはじめにかけて、毎年大暴れしますので、
 宿題は早めに終わらせるようにしましょうね。

       -受賞者-テントショップボーイさん(71pt.)

(コメント)
テクニシャンやね~。
通信簿に書いてある「担任の先生からのコメント風」にすることで、
夏休みのイメージをプラスさせている。
それでいて、内容は的を得てるし。
キャッチというにはあまりに長いけど、
海を一番うまく表現していた作品でした。
おっと、下半期もこのままテントさんの独走か?

★★ お気に入り第2位 ★★

 青い、蒼い、碧い。

       -受賞者-A.Sさん(9pt.)

(コメント)
日本語って素敵だと思う。
英語の「Blue Blue Blue」では伝わらない、微妙な感覚が伝わるから。
「海」を単純に「青い」とは言えないんだよね~。
時にはエメラルドのように碧かったりもするし。
ビーチとかマリンとか、色んなワードがある中で
あえて漢字で勝負してきたあたりにセンスを感じますね。

★★ お気に入り第3位 ★★

 およげ体焼くん

       -受賞者-時速150kmさん(42pt.)

(コメント)
うまい!笑った。
一瞬にして海辺を想像させてくれました。
海にいくと、たいていみんな日焼けしにきてるのね。
みんながみんな同じことをしているその光景って、
よく見てみたら滑稽だったりする。
そんな滑稽さを皮肉って表現した作品にも感じました。

★★ お気に入り第4位 ★★

 涙味。

       -受賞者-9ちゃんさん(16pt.)

(コメント)
いい味だしてますね~。
海のしょっぱさは 世界のみんなが流した涙のせいですか。
たぶん理科の先生にきいたら違うって言うんだろうけど、
妙にこの説に納得してしまうよね。
余談だけど、悲しい時に海に行くと
海がこう言っているように聞こえてくる。
「オレのしょっぱさに比べたら、オマエの涙なんてちっぽけさ」
そしたら急に、胸がスッキリしてまた頑張れたりして…。
涙味の「海」。アンタはいったい何者だい?

★★ お気に入り第5位 ★★

 浮かれましょ!

       -受賞者-ロ-リングズコ-ンズさん(20pt.)

(コメント)
いいね~。陽気で。
海って何も考えなくてもいいことを許してくれる。
ぼーっとしていてもいいし、明日のことを忘れてはしゃぎまくってもいい。
そんなお気楽感が伝わって、いいですねコレ。
浮かれましょなんて、海以外のヤツには言えないでしょ。きっと。

■■ 特別/なんかええやん大賞 ■■

 海に 言葉はいらねえぜ!

       -受賞者-mission1さん(14pt.)

(コメント)
一見、反則技に見えるけど 的を得てると思うな~。
「いらねえぜ」が「いりません」だったら、胸に響かなかったかも。
ここまで強く「いらねえ」と言いきっていることで、
逆に言いようのない海のデカさを感じることができる。
この切り口が流行ったら困るので ベタ誉めはしませんが、
妙にいいなーと思ってしまいました。

■■ 次点。おしかったね。 ■■

・減塩はじめました。

・太陽系の水たまり。

・罪とまで感じるその蒼さ はかりしれない茫洋
 希望とも言えるその無邪気さ くりかえされる抱擁
 ぼくの彼女はとてもたくましい。

・タイタニックが沈んだ海で、君は泳いでいる。

・夏のスクリ-ン

●●その他の作品も一部ご紹介●●

・キミのこと、よく考えると、ほとんど何も知らなかった。

・オイル塗ってくださいだと?エレクト!エレクト!!

・トリトン!!

・沖縄ではベッド代わりに使っているらしい。

・世界はこれでつながっているのだ

・7:3

・人間が贅沢にならないよう、神様がしょっぱくしたのじゃ

・どこにもあるぜよ水平線。それだけ広いのさ

・地球が丸いってのを初めて信じれた場所。

・湘南女子高生談話
 『明日海行くんだけどさぁ、バリバリ焼いてくんべ』
 『ってゆーかーバリバリガングロじゃん』

・ビーチ区いっとく?

・近くて遠い別世界

・土足厳禁!

・いるのはみんな夏の子供

            (他18本)

沢山のご応募ありがとうございました。
今回は難しかったね。僕も考えてみてそう思いました。
最後のおまけに、僕が学生の頃
釣りをしながら考えてた海キャッチを。

■管理者/海キャッチ■

・またおいで。 俺はずっとここにいる。

・宇宙人が認めた地球色。

・出かけてきたはずなのに、帰ってきたような気分になる。

・手のひらですくうと水になった。
 手を放すと 海になった。

・足下に空がある。

う~ん、海ってなんだ?
正体不明のその存在、憧れるぜ。