2001年第2回キャッチコピーコンテスト「喫茶店」

大変お待たせしまくりました!
「第2回キャッチコピーコンテスト」の結果発表です!

ちょっと異色な今回のお題。
100mに一件あるぐらい身近なお題を、
みなさん頑張って料理してくれました。
どうやらやっぱり、みなさんの中で
カフェと喫茶店とはずいぶんイメージが違うみたいですね。
そんなこんなで、とりあえずいってみましょう。
「喫茶店」!

★★ お気に入り第1位 ★★

 切鎖点

       -受賞者-Y.Nさん(17pt.)

(コメント)
黙ったままの女。タバコに火をつける男。
静かな喫茶店に、冷めていくコーヒーが2つ。
一瞬でした。この情景が浮かぶのが。
見た瞬間に「あ~、これが喫茶店やなー!」と思って決めていました。
たった3文字のマジック。
今年はY.Nさんが突っ走る予感さえ感じてしまう、
実力派キャッチでした。おめでとうございます!

★★ お気に入り第2位 ★★

 
 ワンドリンク制、延長料金なし。

       -受賞者-K.S兄さん(21pt.)

 ~メニュー~
 やすらぎの時間 ・ ・ ・450円(おいしいコーヒーつき)

       -受賞者-テントショップボーイさん(7pt.)

(上コメント)
喫茶店の本質を突いている作品。
考えてみれば、確かにワンドリンク制ですよね。
しかも時間は無制限。
1杯のコ-ヒ-で一日過ごせる
喫茶店の素敵さをとらえていると思います。

(下コメント)
要はこういうことなんですよね、喫茶店って。
コーヒーに金は払わない。僕らは時間を買っている。
こんなメニューを取り入れている喫茶店があったら、
絶対行ってみたい。
「泣ける時間‥0円(マスターの若い頃の話つき)」な~んて。

★★ お気に入り第3位 ★★

 # 柏原 芳恵

       -受賞者-T.Kさん(9pt.)

(コメント)
やっぱり来ましたね。
「紅茶のおいしい~喫茶店」(ハローグッバイ)。
なぜか分かりませんが、上の文字を見た時に、
妙に僕の喫茶店心(?)をくすぐられました。
ふと流れてくる懐かしいメロディも、
「喫茶店」の要素の一つなんでしょうね。

★★ お気に入り第4位 ★★

 わしの店は、IT業界でもある。(Ice Tea ¥180)

       -受賞者-K.S兄さん(24pt.)

 新法則発見!!
 マスターの顔が信用できない店に限って、コーヒーがうまい。

       -受賞者-ミスター尻ASSさん(8pt.)

(上コメント)
お上手。力技に見えますが、
どんなにボロくても自分の喫茶店を世界一だと思っている
マスターのキャラが出ていて、いい感じ。

(下コメント)
分かりますね~コレ。
なぜ喫茶店のマスターには、うさんくさい顔の人が多いんでしょう?
どう見ても、何かの粉末を混ぜて僕を殺そうとしているように
見えるあやしいマスターほど、うまいコーヒーを入れる。
3B(=ブラックコーヒー、ブラックひげ、ブラックユーモア)を
兼ね備えている店は、何故かうまい。
この法則の真相、誰か教えて。

★★ お気に入り第5位 ★★

 
 茶飲ミケーションツール

       -受賞者-時速150kmさん(1pt.)

 この街で、一番安く買える時間。

       -受賞者-Y.Nさん(18pt.)

 ブラジルから獲得した豆を起用。

       -受賞者-K.S兄さん(25pt.)

(上コメント)
ぜひ老人ホームに貼りたいキャッチです。(僕だけ?)
ツールっていう言葉が、
“ちょいっと”感を出していていいですね。

(中コメント)
一番安く買える時間って言われたら、
ついつい行ってしまいそう。
「この街で」っていうあたりが、
いきつけの喫茶店をイメージさせてくれて
いい感じです。

(下コメント)
マスターが、まるで助っ人サッカー選手を呼ぶように、
豆を選んでいたら確かにオモシロい。
誰かに勝つ気なのか?え、オレ?
色々想像して楽しませてもらいました。

■■ 特別/なんかええやん大賞 ■■

・8時間耐久待ちぼうけレース、ピットイン!

・無愛想なコーヒーを愛嬌たっぷりのフレッシュでいただく店、
 その名は『ハードボイルド喫茶』。

・アフロなマスターが豆から抽出(だ)してくれたコーヒー、
 その名は『ターンテーブルマウンテン』。

 
  -受賞者(3つぜんぶ)ー時速150kmさん(7pt.)

(コメント)
時速150kmさんは、毎回楽しんでいてイイですね~。
「待ちぼうけレース」も、「ハードボイルド喫茶」も、
「ターンテーブルマウンテン」も、
単純に笑わせていただきました。
きっと時速150kmさんも半笑いで作られたんでしょう。
そのJOYなスタンスに、「なんかええやん大賞」を贈ります。

■■ 次点。おしかったね。 ■■

・大がかりな自動販売機。

・500円ポッキリ?安い!!

・ちょっとした予定のすき間、お埋めします

・初めて大人ぶった場所

・今日のオススメ去年と一緒。

・ひと息つくために、行列つくる人がいる。

・市内休憩所

・ひとくち飲むたび、時計を見てた。

●●その他の作品も一部ご紹介●●

・2割増しでカワイク見えます

・演じられるではないドラマが繰り返される場所

・インベーダーゲームのあったころははヤンキーの溜まり場でした

・母絵夢と書いてポエムと読む

・マツザキシゲルは情熱のダバダ。

・誰かを待ちたい場所

・必ず空席あり。

・男の欲望と羞恥心の戦場~「ぱ、ぱ、パフェくださいっ!」~

・行きつけの店のマスターの過去は、
 たいてい、なぜか、誰も知らない。

・回転率、吉野家に惨敗。

・ねぇちゃーん冷コ-

・ヒゲっ面に蝶

・髭の聖域

・オープンカフェでお茶してみても、
 あなたは大阪の女です。

・癒おかわり自由

・男は夢を追いかけて、女は夢を支えた。
 夢が破れて残った物はわずかばかりの金。
 全てを諦めた男はこうつぶやいた。
 「喫茶店でも始めようか。俺、珈琲入れるの上手いからさ」
 そして男はカウンターごしに語り続ける。
 「俺も昔はさ‥」悪くない人生だ。

・○喫茶店での支払い代金例
  16歳(恋愛未経験)
  420円(お茶代+淡い出会いの期待代)

  26歳(実務経験3年) 
  420円(お茶代+一人の時間の確保代)

・カフェにはならん!!

・サボるほどに、深まるコク。

・お飲み物はパイプカット後のお持ちでよろしいですか?

                  (他10本)

今回もた~くさんのご応募、ありがとうございました。
個人的には、1位の「切鎖点」がミョ-に頭に残っています。
「紅茶のおいしい、切鎖点」なら、これはこれで
冷えきった関係とあったかい紅茶のミスマッチが、
複雑な心理を表現していていいですね。
またやります。さんきゅーでした。

※喫茶店のマスターに多い名前第1位、「照夫」
 (2年連続。sunny-yellow調べ)