2015年第5回キャッチコピーコンテスト「サラリーマン」

To you 、梅雨~。
「2015年第5回キャッチコピーコンテスト」の結果発表です!!

sunny-yellow対談やらレポートニュースやら、
最近企画モノが続いていたので
集計が遅くなってごめんなさい。

今回、親しみやすいテーマのわりには
意外と応募本数は少なかったのですが、
しっかりと厳選させていただきました。

それではいきましょう!
犬も歩けばこれに当たる?
日本の原動力、「サラリーマン」キャッチ!!

★★ お気に入り第1位 ★★

 小学生の結局なっちゃう職業
 ランキングナンバーワン

       −受賞者−ミスター尻ASSさん(32pt.)

(コメント)
いや~、これはとってもクールな作品ですね~。
よく、子ども相手に調査している「将来なりたい職業ランキング」って、
たいていはスポーツ選手やミュージシャンなどの
華やかなイメージの職業名が並ぶので、
「サラリーマン」という文字が出てくることはまずありません。
あくまで子どもたちが描く夢の話ですから。

そんな職業ランキングのあるあるを逆手に取って、
「結局はほとんどの子がサラリーマンになるんだよ」と
いきなり現実を突きつけてしまう。
ちょっぴり毒があるけどやっぱり笑ってしまう、
尻ASSワールドな作品でした。

★★ お気に入り第2位 ★★

 中2日、1ゲーム8時間、5連投。
 誇るべきプロフェッショナル。

       −受賞者−Y.Nさん(19pt.)

 さらりーとは、
 家庭でも会社でもありとあらゆる事象を
 よい感じに受け流す様を表す形容詞である。

       −受賞者−たみきちさん(25pt.)

 会議は現場でやってるんじゃない!
 会議室でやってるんだ!

       −受賞者−テントショップボーイさん(33pt.)

(1つめコメント)
「サラリーマン」の大変さって
なかなか表現しにくいものですが、
こうやって野球のピッチャーに例えると、
なかなかのハードワークですね。
もちろん、主婦の皆さんの中には
「こっちは中0日、7連投じゃ!」という意見もあると思いますが、
「サラリーマン」も頑張っているからこそ、
居酒屋での“延長戦”が楽しいんでしょうね。

(2つめコメント)
これね、不思議とすっと胸に入ってきました。
「そうか、サラリーって、そうだよなぁ~」と。
会社と自宅の両方の間で汗をかく「サラリーマン」には
こんな風に“さらり”とテキトーに受け流す術も必要ですね。

(3つめコメント)
笑いました。よく聞けば
「そりゃそうやろ」と思うような当たり前のことを言ってるんですが、
あの名ゼリフ風に言われると
なんだか納得させられますね。
内勤の「サラリーマン」が、ちょっとカッコ良く見える作品です。

★★ お気に入り第3位 ★★

  給道

       −受賞者−T.Kさん(15pt.)

  複数十年契約

       −受賞者−時速150kmさん(17pt.)

  家の中では嫁がボス。

       −受賞者−うりたろうさん(87pt.)

(1つめコメント)
短いけど意味があるこういう言葉、好きですよ。
「給料をもらって生きる」というのも
一つの生き方、道ですよね。
有段者になるぐらいまで究めれば、
何か違う世界が見えてくるのかもしれません。

(2つめコメント)
定年までとか、思えば長い契約ですよね~。
でも、そんな契約を結んでもらえる人はまだ幸せ。
最近は、単年・短期契約の会社も増えてきていますからね。
契約条件によっては、
FA(転職)宣言してもOKな時代なんでしょうね。

(3つめコメント)
会社でも肩身が狭い。自宅に帰っても肩身が狭い。
これも「サラリーマン」の悲哀の一つですよね。
会社と家庭の狭間で右往左往する「サラリーマン」、
その中間地点の飲み屋に寄りたくなる理由もよくわかります。

★★ お気に入り第4位 ★★

  メンターは山崎シゲルです

       −受賞者−和製家長さん(37pt.)

  日本の経済と、夕刊フジを支えている。

       −受賞者−うりたろうさん(90pt.)

  コク(酷)と苦味のBLACK! 無休!

       −受賞者−テントショップボーイさん(36pt.)

(1つめコメント)
もしも山崎シゲルのマンガを知らなければ、
ぜひ検索してみてください。
上司を散々弄んで楽しみながら働くあの姿、
すべての「サラリーマン」の憧れでしょう。

(2つめコメント)
そう、帰りの通勤電車では本当によく
夕刊フジを読んでいる「サラリーマン」を見かけます。
何がそこまで魅了するんでしょうか?
大スポ・東スポも支えている感じがしますね。

(3つめコメント)
これ、もしかしたらテントさんの実情かもしれません。
無糖より無休のほうがかなりビター、ブラックですね~。
ブラックは、悪条件を飲めば飲むほど“酷”が増しそうです。

★★ お気に入り第5位 ★★

  恋するスーツマジック

       −受賞者−スイカさん(2pt.)

  25時から男のグロンサン。

       −受賞者−うりたろうさん(91pt.)

(1つめコメント)
これ、昔からよく言いますよね。
「どんな人でもスーツを着るとカッコよく見える」って。
逆を言えば、スーツを脱いで休日に会った時に
幻滅される可能性も高いということですが。。。

(2つめコメント)
懐かし~。
昔は「5時から(飲む)男」の時代でしたが、
残業、ブラック企業も多い今の時代では
「25時から(まだまだ働く)男」が多そう。
栄養ドリンクは、いつの時代も「サラリーマン」の味方です。

◆◆ 特別/なんかええやん大賞 ◆◆

 もしも下端サラリーマンが仕事中にもかかわらず
 ドラッカーのマネジメントを読んでいたら。

       −受賞者−ミスター尻ASSさん(38pt.)

 「その者、蒼きスーツをまといて、
  金色(かねいろ)の野に降り立つべし。」
 「なんという労りと友愛じゃ!
  ローンが金利で膨れておる!」

       −受賞者−テントショップボーイさん(42pt.)

(1つめコメント)
数年前、
「もしも高校野球のマネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本がヒットしましたが、
まさかあのタイトルをこんな風にイジってくるとは。
下っ端リーマンが読んでいるところを想像したら、なんか腹立つ~!!

(2つめコメント)
こちらも、「風の谷のナウシカ」のあの名シーンをイジってくれました。
婆さまのこの言葉を受けてナウシカがどう行動したのか、
気になって仕方ありません。
オウムの怒りを鎮めたように、金利を引き下げに行った?
♪ラン、ランララ、ランランロ~ン、ラン、ランララ、ロ~ン

◇◆ おまけ/シンクロでうれしいで大賞 ◆◇
 
今回の「サラリーマン」キャッチ、
僕が事前に想像していたのはこんなキャッチでした。

 
 ・ある意味、親父の後を継ぎました。

 ・男は黙って、出稼ぎだ。

 ・電車で寝だめカンタービレ

 ・ビジネスマンに使われる人。

 ・なぁに、定年までのガマン大会さ。 

 ・帰宅時も、報告せよ。 by 妻

 ・この仕事、合いそう?
  愛想笑いをしている自分も、ちゃんと愛そう。

 ・「お疲れさまです」を言いすぎるから、疲れるんとちゃうの?

 ・エエか、若いの。
  夕方まで飲まずに我慢するのが俺たちの仕事だ。

 ・♪ サ~ラリとした~ 職~種~

 ・雨にも負けず、風邪にも負けず、
  上司からのプレッシャーや
  部下の冷ややかな視線にも負けず、
  自信を持って有給休暇を10日連続で取得する。
  そういう人に、私はなりたい。

1つめは、
結局「サラリーマン」になってしまった自分を
少しでもカッコよく言うなら。

2つめは、
給与をもらうためにわざわざ会社まで
働きに行くという「サラリーマン」の本質を。

3つめは、
通勤電車でよく見かける光景を。

4つめは、
「ビジネスマン」と「サラリーマン」の違いを
あえて言うなら。

5つめは、こんなゲームだと思えば
長い間頑張れるかなと。

6つめは、
会社にも自宅にも
それぞれボスがいるという哀愁を。

7つめは、
我慢して頑張っている「サラリーマン」に
かけてあげたい言葉を。

8つめは、
前から感じていた日本企業の不思議な習慣を。

9つめは、
あくまで本番はアフター5であることを。

10こめは、なんとなく
梅酒のCMソング風に言ってみたくて。

11こめは、
有給休暇にまつわ
る理想の「サラリーマン」像を、宮沢賢治の名作風に。

ということで、
今回の「シンクロでうれしいで大賞」は、
11こめの「有給休暇」視点に近かったこの作品にあげちゃいます。

  給料は下がるが、仕事は増やされ、有給も取れない人が急増。
  世に言うスリーマンショックである。

       −受賞者−D.Mさん(4pt.)

■■ 次点。おしかったね。 ■■

・職業でもなければ肩書きでもなく、
 ましてや酒やタバコのような大人の特権でもない。

・全国的に、お疲れ様です。

・「特保」対象生物

・厳密に言うと、横山たかしひろしもサラリーマンである。

・山あり谷あり訳あり

・スーツとパジャマの無限ループ。

・理不尽な説教も給料に含まれてます

・だれか?のためじゃなく、ボーナスのために。

・たいてい夜行性で、女性が多くいる店に集まる傾向があります。

●●その他の作品も一部ご紹介●●

・リーマンってバカにされてる気がします

・給料男

・クールビズがもう少し進化したら
 サッカーの審判みたいになるな。

・飲むだけの理由で店を何件も回る特殊な能力を持つ人種

・出世のためなら裸にもなります

・変身しない特撮ヒーロー。
 家庭の平和守ります。
 まけないぞ!ストレス怪獣!

・哀戦死

・月曜の朝はきらい、金曜の夜はすき。

・ちゃんと納税

・出世WAR

・あの人の仕事はマネー出来ない

・企業戦士、ビジネスマンを揶揄した言葉。
 同義語に企業の犬、国家の犬、パブロフの犬などがある。

・サラリーマン? さいこー!

・嫌でもなかなか辞められないもの

・時給計算しちゃダメ!

・ブラックスーツ着てブラック企業に勤めてます

・ブラックスーツでバッチリきめて、
 サラリーマンを目指すサラ女が大増殖中!

・日々企業に拘束を約束した大人達

・入札!!勤め人

・泰葉がスーツに着替えたら

             (他10作品)

今回もご応募をありがとうございました!!
いつの間にか夏が迫ってきましたね~。
そろそろ今年の夏お題を準備しなくては!
またやります。お楽しみに!!

◎日本政府、国内経済を支える
 「サラリーマン」のイメージアップに向けて、呼称の変更を検討。
 バブル期にOL(office lady)を浸透させ
 女性の社会進出に拍車をかけた実績から、
 「OG(office gentleman)」という呼称を流行らせたい考え。

 第三者委員会に招集された有識者からは

 「言葉の響きから、既にオジさん臭がする」
 「というか、呼び名いる?」
 「OG金太郎になるということか?」
 「日本版リーマンショックだ」

 などの慎重な見解が示されたが、首相は
 「私の中では、より紳士っぽくなるという解釈。
  詳しい説明はイヤだが違憲ではない」と一蹴。
 年内のアメリカへの成果報告をめざす。

         (sunny-yellowビジネスニュース速報)