2015年第10回キャッチコピーコンテスト「マナー」
いよいよ今年最後!
「2015年第10回キャッチコピーコンテスト」の結果発表です!!
今回のテーマ、頭ではわかっていたつもりなのに
いざ言葉にすると難しかったですよね~。
でも、だからこそお題にする意味があると思います。
僕も今回、選考するのにけっこー悩みましたよ。
というわけで、
もっともっと多くの人に浸透しますように。
大人のお約束、「マナー」キャッチ!!
★★ お気に入り第1位 ★★
共生力
-受賞者-ミスター尻ASSさん(61pt.)
(コメント)
「マナー」って“礼儀”という印象が強いですが、
多くの人々と一緒に生きていくために必要な“力”、
一種の“スキル”ですよね。
今の世の中ではどことなく
「身につけておいた方が恥ずかしくないもの」という
+α程度の扱いですが、スキルとしての理解が深まれば、
「身につけなければ生きていけないもの」として
もっともっと重視されるようになると思います。
ぜひ今後は学校教育にも取り入れてほしいですね。
★★ お気に入り第2位 ★★
外でのオナラは極力スカシにする。
そういうことだ。
-受賞者-たみきちさん(34pt.)
良心をリレーしよう。
-受賞者-うりたろうさん(139pt.)
ペナルティは周囲の白い目線です。
-受賞者-T.Kさん(31pt.)
社会の目が監視員
-受賞者-ローリングズコーンズさん(13pt.)
(1つめコメント)
今回はお題が抽象的だったので
どこかふわっとした感じの表現が多かったのですが、
そんな中でこれはとてもわかりやすかった作品でした。
「マナー」を説くには、理屈を説明するよりも
こういった具体例を挙げた方が伝わりやすいと思います。
色んな「マナー」がある中で、誰しも経験がありそうな
“オナラ”を持ってきたあたりが上手ですね。
(2つめコメント)
自分が誰かのために守って、
その誰かがまた別の誰かのために守って、
「マナー」って実はリレーのバトンのように
“受け渡されていく”ものなのかもしれませんね。
社会の秩序って、そういった絶妙なバランスで成り立っているのかも。
(3つめ&4つめコメント)
2つめのキャッチが「マナー」の理想論だとすれば、
3つめ&4つめは現実論。
実際はみんな、世間の目が怖いから
守っているところがあると思います。
まさに、人間社会の暗黙のルールですね。
★★ お気に入り第3位 ★★
来世で使えるポイント、たまります。
-受賞者-うりたろうさん(144pt.)
下着であって、勝負服ではない。
-受賞者-MYCAL小久保さん(52pt.)
(1つめコメント)
「『マナー』はルールだから守りなさい!」と言われたら、
なんとなく反発したくもなりますが、
こういう言われ方をしたらテンションが上がりますね~。
「すぐには報われないかもしれないけれど、
来世でいいことあるよ」って言われたら、
「マナー」を知らないお年寄りも少しは改心するかも。
(2つめコメント)
少し例えがわかりにくい感じもしましたが、
言おうとしていることは「なるほど」と思わされた一本。
「マナー」って、あえて「ちゃんと守ってますよ」と
ひけらかすようなものではなく、服で言えば下着。
さりげなく身につけておくものだと思います。
今話題の「安心してください。穿いてますよ」と似ていますね。
★★ お気に入り第4位 ★★
無形インフラ
-受賞者-たみきちさん(40pt.)
世界平和の第一歩
-受賞者-シュークリームさん(11pt.)
まもり愛、おもい愛。
-受賞者-K.S兄さん(53pt.)
(1つめコメント)
「インフラ」という言葉は頭にありませんでしたが、
たしかに電気や水道、ガスと同じように
社会生活を陰で支えている無形の存在かもしれませんね。
水道工事業者さんのように、たまに「マナー」のインフラを
メンテナンスする人も必要かもしれません。
(2つめコメント)
同感です。「マナー」って突き詰めていけば
「相手を思いやること」であり、
それは平和への一番の近道でもあると思います。
「勝手に人の命を奪わないこと」が
マナーとして世界中に浸透することを祈ります。
(3つめコメント)
どこにでもありそうな言葉ですが、
「マナー」をものすごくシンプルに言うなら
結局こういうことなんでしょうね。
それでも、「マナー」違反者が世の中に多いのを見ると、
一見簡単そうな「想い合うこと」がいかに難しいかを実感します。
★★ お気に入り第5位 ★★
アラフォーは
化粧もひとつのマナーです
-受賞者-スイカさん(16pt.)
だれか目線をだれかにも
-受賞者-テントショップボーイさん(98pt.)
一人なら不要
-受賞者-MYCAL小久保さん(53pt.)
引きこもるなら不要
-受賞者-S.Mさん(14pt.)
(1つめコメント)
男の僕にはない発想でしたが、
なるほど、女性にしかない「マナー」もあるんですね。
僕はすっぴんは特に気にしない派ですが、
たまにジャージ姿のオバハンを見ると
「歳を重ねても女性としての品は保ってほしいなぁ」と思います。
(2つめコメント)
人は当然、毎日自分の目線で生活するわけですが、
そんな中で「だれか目線」を考えることって
本当に高度なスキルだなぁと思います。
他の動物はともかく、人間だからこそ守れる「マナー」、
もっと胸を張って誇ってもいいのかもしれませんね。
(3つめ&4つめコメント)
これは、ある意味核心を突いているような気がします。
よくよく考えてみると、
一人でいる時に「マナー」っていりませんよね?
別に鼻くそをほじろうが、全裸で歩こうがいいわけです。
そう考えると、やっぱり「マナー」って自分ではなく
誰かのためのものなんだなぁと改めて実感します。
◆◆ 特別/なんかええやん大賞 ◆◆
レストランで女性に席をひいてアゲ、
電車で妊婦さんに席を譲ってアゲ、
横断歩道でお年寄りの手を取って渡ってアゲ、
アゲアゲですよ!
-受賞者-時速150kmさん(34pt.)
(コメント)
今回、心のどこかで
「楽しくマナーを守れるような言葉はないかなぁ」と
期待していたのですが、一番心が躍ったキャッチがこれ。
こんな風に「アゲアゲでいこうぜ!」と、
テンション高く「マナー」を守れたら最高ですね。
◇◆ おまけ/シンクロでうれしいで大賞 ◆◇
今回の「マナー」キャッチ、
僕が事前に想像していたのはこんなキャッチでした。
・語源は「愛」(まな)です。
・あなたができる、みんなのため。
・法にはないけど、愛がある。
・ボクなりのone for all
・うちの部長は、
大事な会議の時に限ってマナーモードになる。
・「したいこと」を、「してあげたいこと」に。
・気配の消し合いっこ
1つめは、
結局必要なのは愛だよね、ということを。
2つめは、
人間って世の中のためにたいそうなことはできないけれど、
唯一一人でもできることがあるんだよ、ということを。
3つめは、
特に法律みたいに明文化されたルールはないけど
そこには必ず気持ちがあるよね、ってことを。
4つめは、
つまり「マナー」の精神ってこういうことかな、
ということを。
5つめは、
「マナー」を使ってサラリーマン社会のあるあるを。
6つめは、
心がけをほんの少し変えるだけで
「マナー」になることを。
7つめは、
大声、ゴミ、右側通行…etc.
突き詰めていくと「気配を消すこと」なのかな、と。
ということで、
今回の「シンクロでうれしいで大賞」ですが、
3つめの法律視点のこの作品にあげちゃいます。
法律化されていない日常生活のルール
-受賞者-ローリングズコーンズさん(14pt.)
■■ 次点。おしかったね。 ■■
・マナー言いのマナー知らず。
・左利きには冷たい
・できるおっさんは、いいおっさんだ。
できないおっさんは、ただのおっさんだ。
・カタチじゃなくて、キモチです。
・目に見える思いやり。
・いい気分をシェアしよう。
・「お・も・い・や・り」
・平和の時代の平和なルール
・やさしさの輪
・しつけのおしつけ
・その存在を感じさせないのがマナー。
・マナー三原則
・既読スルーしないこと
・いいね押すこと
・タグ付けしていいか確認すること
・注)この先ローカルマナーあり!
・日常を日常にする潤滑油。
●●その他の作品も一部ご紹介●●
・強制力はないが、一番守るべきもの
・恥をかいて覚えていくもの
・日本語訳は”良心”
・母が見本になれるよう
・就活生の登竜門
・ふだんの日のフェアプレイ。
・あなたを、私を、気持ちよくするルール。
・荒れた心にデフラグ効果。
・他人を気遣う為のルール
・偏差値よりも優しさ値。
・法律化されていない日常生活のルール
・誰宛てでもない毎日の小さなプレゼント
・創造的破壊を謳う慇懃無礼
・まわりの人が気持ちよく過ごせるように
・『エチケット』とどうちがう?
・常識+想像力=オトナのマナー
・パンをお箸で食べてなぜ悪い!?
・社会生活のルーティン
・知らないのは恥ずかしい
・色んなシーンに風林火山
・基本的に改正されません
・「おもいやり」ボタン長押し
・優先座席の近くでは、カメラモードにお切り替え下さい
・待ち合い室に爪切りがある理由
・野茂ならノムな!
・ネチケット 守らぬ泰葉 なんだかなー
(他23作品)
今回もたくさんのご応募をありがとうございました!!
これで今年のキャッチコピーコンテストはすべて終了。
皆さん、本当にお疲れさまでございました。
あとは「みんなで選ぶベストキャッチ2015」の投票を残すのみです。
またご案内しますので、よろしくお願いします!!
◎ラーメンをすする行為がマナー違反だとして、
マナー推進団体が日本国内における
全ラーメン店の営業差し止めを申し入れ。
「すするのがラーメンの食べ方であって
一方的なマナーを押しつける方がマナー違反。
というか、お前らヒマなんか?そんなに嫌なら
家でカップラーメンでも食っとけ!ボケ!」
という東京都内某ラーメン店主のツイートが
全世界から約20億ものいいね!を集めてギネス記録更新。
(sunny-yellowニュース速報より)