2007年第9回キャッチコピーコンテスト「髪」

スポーツの秋、キャッチの秋。
「2007年第9回キャッチコピーコンテスト」!!

いやいや、いつのまにか秋らしくなってきましたね。
(もうすぐ11月だから当たり前ですが)
外が寒くなると、伸ばす人が増えるのが不思議です。
謎だらけの存在、「髪」キャッチ!!

★★ お気に入り第1位 ★★

  長い友達のくせにすぐ裏切る

       ー受賞者ーD.Mさん(36pt.)

(コメント)
感情がこもっていたり、共感を得られるキャッチって、
やっぱり強いと思うんです。
この作品、たぶん作者の気持ちをそのまま書いたものだと思うんですが、
ストレートだからこそ印象に残りました。
昔、「髪は長~;い友だち」っていうCMがありましたもんね。
そのくせに、急に抜けたり、跳ねたりする。
そんな気まぐれな友だちでも、やっぱり大切なんですけどね。

★★ お気に入り第2位 ★★

  反抗すると長くなり、反省すると短くなる。

       ー受賞者ーうりたろうさん(46pt.)

  離脱したとたんに不潔

       ー受賞者ーT.Kさん(29pt.)

(上コメント)
これはうまい。思わず納得してしまいました。
社会に犯行する気持ちを長髪で表したり、
反省する気持ちを丸刈りで示したり、
人って、気持ちを「髪」で表す生き物なんですね。

(下コメント)
なるほど、たしかにそうですね。
さっきまで頭にくっついていたものなのに、
抜けた途端になぜか汚く見えてしまう。
勝手といえば勝手ですが、そう見えてしまうのは否めません。
集団だったら気にならないけど、一人になったら気になるという
対人心理と同じでしょうか。

★★ お気に入り第3位 ★★

  風と共に抜ける。

       ー受賞者ーうりたろうさん(51pt.)

  脱毛エステ対象外

       ー受賞者ーコルシカさん(8pt.)

  天然ものが、好まれます。

       ー受賞者ーK.S兄さん(97pt.)

(上コメント)
名作「風と共に去りぬ」のトーンで言うからこそ面白い。
これは味がありますね。
哀愁たっぷりの作品、映画化されたらぜひ観てみたいです。

(中コメント)
たしかに、頭まで脱毛する人は見たことがありません。
いや、知らないだけで実はそんなコースもあるんでしょうか?
あるとしたら、誰が利用するんでしょうか? お坊さん?

(下コメント)
何事も、天然ものが一番ですね。
もともと生えているものってありがたいものです。
ただ、友人の話によると「天然パーマ」だけはそうではないらしいですが。

★★ お気に入り第4位 ★★

  前線撤退。

       ー受賞者ーK.S兄さん(100pt.)

  何色でもいい あるうちに楽しんで欲しい

       ー受賞者ー和製家長さん(62pt.)

  聖子になれる。菜々子になれる。

       ー受賞者ーレッドキャベツさん(4pt.)

(上コメント)
おでこのあたりから、少しずつ無くなっていく「髪」。
こんな風に表現されると、ちょっとしたスリルを感じます。
前線を守れるかどうかが、勝負の分かれ目です。
ちなみに、分け目からハゲる場合もありますのでご注意を。

(中コメント)
「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」というCMを思い出しました。
カラーリングは、もはやおしゃれとして浸透しましたが、
「染めたら髪が痛むから…」なんていわず、
「髪」があるうちに楽しむべきですよね。

(下コメント)
「髪」って手軽な変身グッズだと思います。
スポーツ選手や芸能人にだって、すぐなれます。
意外とこの長所を突いてくる人が少なかったので、
このキャッチにひかれました。

★★ お気に入り第5位 ★★

  なに毛なく、さり毛ない、アイデンティティ。

       ー受賞者ー時速150kmさん(54pt.)

  いつまでもあると思うな、親と髪。

       ー受賞者ーたみきちさん(48pt.)

  いつまでも あるとおもうな 親と髪

       ー受賞者ースイカさん(12pt.)

(上コメント)
「髪」って、たいてい誰にでもあるもんだと思っているので
あまり気にしないんですけど、
実はその人の存在をよく表すものだなぁと思います。
短髪派なら短髪派でそれは一つのアイデンティティだし、
無いなら無いでアイデンティティだし。
髪型が変わると、人が変わった気がするのはそのせいでしょう。

(中・下コメント)
普段はあまりないんですが、久しぶりに「かぶり」が発生しました。
見ず知らずのみんなが集まっているコンテストで、
同じキャッチが寄せられるなんてこれはとてもめでたいことです。
親も「髪」も、いつ何時急にいなくなるかわからない。
うーん、親不孝な髪型をしている若者にぜひまとめて聞かせたいですね。

◆◆ 特別/なんかええやん大賞 ◆◆

  新感覚の育毛剤“二毛作”登場!

       ー受賞者ー時速150kmさん(60pt.)

  幼い頃、母に切ってもらったヘアはウォーズマンと呼ばれ。
  6年生、初めて美容院でパーマをかける。
  バッファローマンと命名された。

       ー受賞者ースイカさん(18pt.)

(上コメント)
笑いました。この新作、詳細が知りたいです。
二期作じゃなくて二毛作ってことは、
実際の髪を育てつつも、どこか別の場所で育てるってことですか!?
もしも、頭の上で二毛作が実現したら、ノーベル賞もんだと思いますよ。
 
(下コメント)
実話っぽいですねー、面白い。
ボクも昔はオカンにスキカルで散髪されていましたからよく分かります。
パーマはかけたことがありませんが、
たぶん「ラーメン大好き小池さん」と命名されたかもしれませんね。
ウォーズマンとバッファローマンなら、まだカッコいいですよ。元気だして!

■■ 次点。おしかったね。 ■■

・頭の上の世間体。

・生え抜きアクセサリー。

・うっとおしい。わずらわしい。でも、無いと悲しい。

・「失恋したから 髪の毛切っちゃった!」「髪の毛抜けたから 失恋しちゃった!」

・真実のタイムリミット

・ダメージごと、なくそう。

・ズラは男の整形じゃー

・あったら怖い、夏毛と冬毛

・天パーの方のみ本日全品8割引!

●●その他の作品も一部ご紹介●●

・こころも毛先も踊る帰路

・最高に癒しのアロマ
 それは赤ちゃんの髪の薫り

・前髪で 女の性格わかります

・ちょんまげはよくできた制度だった

・朝はどの髪もきかん坊

・男には二通りの道が残されている。

・はらはらと抜け落ちる、生きる屍

・おっさんロン毛は不可能だが、オタクのおっさんロン毛は可能である。

・ザビエルは悩んでたのか?

・思春期は共に戦い、玉砕した、いわば戦友である。

・「ショートロバートで」    「ショートボブですね・・・」

・ポニーテールに萌えた頃もありました

・男子にとって、一番身近な遺伝子問題。

・人の薄毛を馬鹿にしてた奴が、先にハゲた。
 救われた気がした。

・サッカーの場合
 ない人は、ヘディングがうまそうに見える。

 野球の場合
 スライディングしたら、ヘルメット脱げる。

 プロレスの場合
 やる前から誰が流血するかだいたいわかる。
 そして流血して、逆に生えてるみたいに見える。

・かみがみはおうおうにしてぼうぼうです。

・毛じめ

・プロピアだけが 人生だ

・運命共同退

・オダギリのつもりですか?

・領地が減っていく。

・あなたの髪の寿命は、髪のみぞ知る。

・髪に残る煙草の匂い  男、かえたね?

・バイアグラでは硬く成りませぬ

               (他、21作品)

今回もたくさんのご応募をありがとうございました!

今年のキャッチコンテストも残すところあと1回。
近日中にやります。お楽しみに!

★「ハサミで切り刻まれたり、
  泡責めされたり、ひもで縛られたりしたんです」と髪が人間を刑事告発。
  東京高等裁判所での無罪判決を「不服」として、
  髪側は近日中に控訴する予定。
       (sunny-yellowニュース速報より)