No.3967 東京は面白い


東京は面白い。

どこに行っても、地下に巨大な迷路がある。
スーツを着て、重い荷物さえ持ってなければ
インディー・ジョーンズ気分で探検ごっこを楽しめるだろう。

でも、今日の僕はスーツを着て、重い荷物を持っていた。
さっき上ったのに今度は下るような
意味不明な迷路を歩くのは
体力的にもなかなかハードだった。

東京は面白い。

テレビで見た建物がいたるところに建っていて、
まるでドラマの世界にいるかのようだ。

地下鉄に乗っていても、
メディアで聞いたことのある駅名が
次々とアナウンスされる。
それぞれが一流ブランドの響きを纏っていて、
田舎モンの僕なんかは「ひゃぁ~」となる。

感覚的には、
グッチ駅の次はシャネル駅、
その次はアルマーニ駅、さらに次はバーバリー駅、
といった感じ。

たまにユニクロ的な庶民的な駅名も目にするけど、
それでもどこか一流都市のオーラがある。
よくは知らなくても、名前ぐらいは
なんとなく聞いたことはあるから。

僕の近所の駅名なんて聞いても誰も知らない。
ブランドで言えば、グッチどころかしまむら以下だ。
これが都会と田舎の差だなと思った。

東京は面白い。

外国人がたくさん働いていて、
しかもそれが機能している。

何度かコンビニやファーストフード店に寄ったけど、
店員は100%外国人だった。
昨日飲んだ店も、泊まったホテルのフロントも。

大阪も中国人の観光客は増えたけど
さすがにここまでじゃない。
日本の首都が外国人に支えられているのって、
なんだか皮肉だなと思った。

東京は面白い。

ビルが多いくせに緑も多い。
道や公園も大阪のようにせせこましくない。

今朝、資料を探すために国会図書館に寄った。
学生時代に卒論用の資料を探すために訪れて以来、
実に20数年ぶりに。

国会議事堂のあたりを抜けて図書館に行くまで
ずーっと黄色い銀杏並木が続いていて、
なんだかとてもキレイだった。
歩道もキレイだから、これまた画になるんだよね。

毎日血眼になってバチバチやっている政治の中心が
なんとものどかな黄色い絨毯に包まれているなんて、
その雰囲気のコントラストに思わず拍手を送った。

東京は面白い。

ぶっちゃけ、女性がみんな美しい。
関西なら心斎橋や元町に行かないと
会えないレベルのお姉ちゃんたちが
どこからともなく次々とやってくる。

たぶん、東京はどこかの工場で
キレイなお姉ちゃんを大量生産してるんだな。
さっき新幹線に乗る前に寄ったマクド、もとい、
マックのお姉さんがモデル級だったのには
関西人として白旗を揚げるしかなかった。

東京は面白い、
けれど、
住みたいとは思わない。

のんびり生きたい僕には刺激が多すぎる。
たまに行くぐらいがちょうどいい。
改めてそう思った。

さてと、帰るか。
またな東京、疲れたぜ。