1999年第7回キャッチコピーコンテスト「夏」
お待たせしました!
第7回キャッチコンテストの結果発表です。
今回は非常にバラエティに富んだ作品が集まりました。
「金鳥の夏。日本の夏。」を超えるキャッチが生まれるか。
それでは発表です。「夏」。
★★お気に入り第1位★★
裸足になれる 私になれる
-受賞者-K.Sさん(34pt.)
(コメント)
お見事。
韻をふんだリズムで、よくぞここまで夏を表現してくれましたね。
夏の一番の魅力って、実は心身共に裸になれる事だと思います。
自然とそんな夏の素敵な魔力にひきこまれていく。
そんな微妙な夏の心を 短く表現してくれた所は
素晴らしい。前半なかなか入賞しなかったものの、
ここにきて3回連続受賞。おめでとうございます!
★★お気に入り第2位★★
いや~ 地軸傾いてるね~
-受賞者-テントショップボーイさん(41pt.)
ラムネに映るのは、
大人になれる少年 少年になれる大人。
-受賞者-K.Sさん(41pt.)
(コメント)
上のは発想の勝利。しかもなんか新しい。
夏のあいさつがみんなコレだったら、なんかオモロイ。
下のは これまた微妙な所を突いてくれた。
「ラムネ」という夏ワ-ドを通して
色んな事を感じさせてくれてる。
それは懐かしさなのか、夏の魅力なのか、
よく分からないけど魅かれるキャッチでした。
1位とのW受賞、やるね。
★★お気に入り第3位★★
涙も汗もわからない季節
-受賞者-妥当ホイ3兄弟さん(45pt.)
(コメント)
夏はある意味カオスな季節だと思っています。
そこには色んな意味が含まれてるけど
上のキャッチはその一部をついてくれたような気がしました。
「夏だから思いきって…」そんな夏特有の
心の中での「いきおい」を感じてしまいました。深いっすね。
★★お気に入り第4位★★
(夏のひとコマ劇場)
「今日もソーメンかー。」「何言ってんの、昨日はにゅう麺だったでしょ!」
-受賞者-N.Sさん(20pt.)
まず皮をむきます。次に全体に油をなじませ、
日当たりのよい海岸に並べます。
砂がついても良いのですが、ビニールシート等を使っても良いでしょう。
隠し味に恋の予感を少々ふりかけ、
あとは夏を待つだけです。
-受賞者-テントショップボーイさん(44pt.)
(コメント)
上のは笑った。なんか夏のほのぼの家庭を見せてくれて
いいですね。よく考えれば 夏って一番生活の匂いのする
季節かもしれませんね。
下のは料理番組風に
夏のワクワクを文字どおり「料理」してくれました。
順序立てて説明できるくらい
実はみんな同じように 夏を迎えようとしてる。
気づきですね。
★★お気に入り第5位★★
ミ~ン ミ~ン セミの音
バーン バーン 花火の音
ザー ザー 夕立の音
リン リン 風鈴の音
夏は、音をたてて、やって来る。
-受賞者-A.Sさん(14pt.)
(コメント)
日本の夏の情緒みたいな所、それが僕が夏を愛する一番の理由です。
このキャッチ(?)は なにかそれを感じさせてくれました。
どうせなら 風鈴の後に
「ドキ ドキ 胸の音」なんてのがあっても
オモシロかったような気がしますね。
■■ 特別/なんかええやん大賞 ■■
・ムレムレブリーフは太陽からの贈り物
・紫外線からは守れても、恥猥線からはどうなんだ?
-受賞者-ホイ三兄弟さん(62pt.)
(コメント)
下ネタで済ますにはあまりに巧い。
上のは、一見汗くさいパンツだって 実は夏の風物詩。
綺麗な夏ばかり求めがちな僕らに
そんな本当の夏を教えてくれた気がしました。
下のは夏のエロスの代表作やね。
「UVカット?日焼け止め?関係あるか、そんなもん!」
という 男のすさまじい欲望を表現してくれました。
相変わらず 巧いね。
1位で50ポイントを通過した彼に
近いうちにワンコ-ナ-設けます。みなさんお楽しみに。
■■ 次点。おしかったね。 ■■
・信じてる奴は
脅えながら楽しめ 世紀末の夏
・次の夏も暑いとは限らない。だからこの夏はおもいっきり熱くする。
●●その他の作品も一部ご紹介●●
・夏夜のワクワクと恋のドキドキは似ている
・すいかにかき氷にビール
いろんなものをとってもおいしくしてくれる
いい季節です
・カーテンくん、ありがとう。
・ブラが透ける季節です
・日に焼けた黒い肌 胃にあいた黒い穴
(飲みすぎには気を付けよう実行委員会)
・ラジオ体操のハンコよりも 大切なものを探していた。
・渇いた体に 渇いた心に
夏の熱さを、思い知れ
・ボリューム全開!窓全開!
・・・エアコン切ってもそれはまた快適
他、21本。
みなさん、今年の夏のヒントはみつかりましたか?
また 今回のキャッチコンテストに対しての意見下さい。
自分のキャッチが人に誉められるのって
結構嬉しいもんですから。