2000年第3回キャッチコピーコンテスト「卒業」
本当にお待たせしました!(4月になってもた)
2000年第3回キャッチコンテストの結果発表です。
今回は何かと忙しい3月中に行ったことと、
お題が難しかったせいか、いつもより応募は少なめでした。
とは言え いいもんはイイので、発表します。
あぁ卒業式で泣かないーと~
冷たい人と言われーそう~(by斉藤由貴)
ではでは、いってみましょう。「卒業」。
★★ お気に入り第1位 ★★
みきり発車
-受賞者-T.Kさん(11pt.)
(コメント)
分かる。分かるわ~。ウマイね~。
何かを「卒業」した瞬間、
その先に不安のない人なんてきっといない。
そんな人間の心情を、よくぞこの短い言葉で言い表してくれました。
「どうなるんやろ…。でもとりあえずイッとけ!」みたいなあの気持ち。
結局 何か見えない力に押されて、
みんな“発車”してしまうんですよね。
好きですね。このキャッチ。1位おめでとー!
★★ お気に入り第2位 ★★
またひとつ、帰る場所ができました。
-受賞者-テントショップボーイさん(36pt.)
(コメント)
正当派ナンバーワン。
「卒業」って「何かから出ること」や「何かをやめること」ではなく、
「それまでの自分を残していくこと」かなって最近思います。
このキャッチは、正にその本質を突いている気がしました。
卒業するたびに自分の後ろに道ができる。
もし自分が今という時を残しておきたいのなら、
日々卒業するぐらいの勇気が必要なのかな。
★★ お気に入り第3位 ★★
人生に引いた線
-受賞者-ミスター尻ASSさん(19pt.)
(コメント)
「卒業」って言えばたいそうなモノに感じるけど、
そっか…、所詮人生に引いた線みたいなもんなんだ。
別にそれでどうなるとかじゃなく、
勝手に自分で 後々人生を見やすくしているだけなのかな。
「俺はあの線まではこうで、
あの線からこの線まではこんなカンジだった」てな具合に。
ビジュアルが沢山浮かんだ作品でした。
★★ お気に入り第4位 ★★
入学イヴ。
-受賞者-時速150kmさん(12pt.)
(コメント)
「卒業式」だってドライな言い方をすれば、
入学の前の儀式。ただそれだけのものかもしれません。
なんでしょう?
今まで卒業式ってゴールみたいなイメージがあったから、
このキャッチは新鮮でした。
★★ お気に入り第5位 ★★
その夜、テレビの前で、
こころがポッカリ空きだした。
-受賞者-K.S兄さん(2pt.)
(コメント)
実はこの作品、
最初は上位の選考からもれていた作品でした。
でもなぜか胸の中に ずっとこの作品のイメージが残っていて
またスポットをあててみたくなったので、5位。
おめでとうございます。
なんだか「卒業」を連想させてくれるじゃないですか、コレ。
いつもの生活に戻った瞬間にジワ~っとくる気持ち。
ちょっとセンチになってしまいました。
■■ 特別/なんかええやん大賞 ■■
該当作品なし
(コメント)
あらら。けっこー今回は正当派が多かったので、
特別賞とるようなブッとんだやつはありませんでした。
次に期待!
■■ 次点。おしかったね。 ■■
・1人じゃできない。
自分自身しかできない。
・卒業式は 一番初めの同窓会
・30年前のモノクロのアルバムに、
私が写っているのかと思ったら、母でした。
●●その他の作品も一部ご紹介●●
・人生精算セレモニー
・あ~。しなきゃよかった。
・だからといってニキビは消えない。
・先生からもらったうすい紙1枚と
あなたからもらった小さなボタン1つ。
これが、私がここでくらした証です。
・卒業と云う易し、行うは難し。
・首から下は卒業だな。
・中古車展覧会 at 女子大前
・中退者にもやさしい社会を。
・毎月末日卒業日。
・卒業証書の筒で「ポン!」ってやるのを
卒業できる日はたぶん来ない。
(他13本)
むずかしかった?ゴメンね~。
でも次もやります。
次のお題はもう決まってます、ハイ。
カンのいい人はそろそろ気づいているはず。
次はアレですよ、アレ。