2011年第2回キャッチコピーコンテスト「お茶」

こんな時だからこそ明るく行きましょう!
「2011年第2回キャッチコピーコンテスト」!!

色々あって大変お待たせしました。
春の足音も近づいてきましたね。
春にも夏にもよく似合うコイツについて
みんなで考えましょう! 「お茶」キャッチ!

★★ お気に入り第1位 ★★

  ちょっと一服、ほっと一福。

       -受賞者-うりたろうさん(30pt.)

(コメント)
「お茶」の魅力って、
味よりも見た目よりも、価値だと思うんですよね。
具体的に言うと、飲むことでもたらされる「時間」。
飲むだけでひとときの安らぎを与えてくれる「お茶」は、
どんな飲み物よりも癒し系だと思います。
この作品は、一番まっすぐにその魅力を伝えていましたね。
納得の一本でした。

★★ お気に入り第2位 ★★

  東洋人のゲータレード

       -受賞者-Y.Nさん(17pt.)

  万事、急須

       -受賞者-シュークリーム旦那さん(8pt.)

(上コメント)
こういう発想はなかったので、インパクトがありました。
来日した外国人が、日本のコンビニに「お茶」が
ズラリと並んでいるのを見て驚いた、という話をよく聞きます。
中国も同じだそうですが、それほど東洋人には
「お茶」が一種のドリンクとして定着しているということですね。
ゲータレードばかり飲んでいるアメリカ人の特性を知っているので、
クスッと笑いました。

(下キャッチ)
なるほど、うまい!と思った作品。
「急須」という言葉を選んできたのは、
おそらくこの作品だけだったと思います。
急須って、陰ながら「お茶」を演出しているナイスな脇役ですね。

★★ お気に入り第3位 ★★

  食前、食中、食後に

       -受賞者-テントショップボーイさん(19pt.)

  葉汁100%

       -受賞者-うりたろうさん(35pt.)

(上コメント)
薬の処方説明みたいなこの感じ、
小林製薬並みに分かりやすくていいじゃないですか。
改めて、「お茶」って時間を選ばない
オールマイティーな存在であることを実感しました。

(下コメント)
ジュースが「果汁100%」をうたうなら、
「お茶」はこう宣伝しなくちゃいけませんよね。
ただし、あまりおいしそうな感じはしませんが…。
健康志向の方にはウケそうです。

★★ お気に入り第4位 ★★

  お茶の主張「茶わんは私たちのものだ!」

       -受賞者-K.S兄さん(3pt.)

  「茶碗」で飲まずに なぜ「湯飲み」で?

       -受賞者-テントショップボーイさん(22pt.)

(上&下コメント)
「茶碗」なのに「ご飯」を入れる。
子どもの頃、素朴な疑問としてよく感じました。
もちろん、由来はあるのですが、
現状を考えればそろそろ名称変更が必要ですね。

★★ お気に入り第5位 ★★

  関西ではよくしばかれます

       -受賞者-D.Mさん(1pt.)

  酒豪より茶豪

       -受賞者-和製家長さん(6pt.)

(上コメント)
「ちょっと、茶でも、しばかへんか?」。
嗚呼、なんて濃い関西弁なんでしょう。
でも、照れ屋な関西人は「お茶飲まない?」とは言えないのです。
他地方出身の方も、わかってあげてくださいね。

(下コメント)
「茶豪」って新しい言葉ですね。
酒豪や文豪がいるわけだから、
茶豪もいてもいいと思います。
「ただのお茶好き」と呼ばれていた人にとっては、
新たなステータスになるネーミングですね。

◆◆ 特別/なんかええやん大賞 ◆◆

  ウム。お茶の甘味を
  プラズマクラスターが見事に消しておるぞ。

       -受賞者-ミスター尻ASSさん(6pt.)

  多いお茶

       -受賞者-テントショップボーイさん(28pt.)

(上コメント)
悔しいんですが、このキャッチ、
見た瞬間から頭にこびりついて離れなかったんですよ。
「お茶」の魅力を表現しているわけでもなんでもないんですが、
吉田戦車の作品を見ているような不条理な笑いを感じました。

(下コメント)
こっちも悔しいんですが、気になって仕方がなかった一本。
お茶が多かっただけ、たったそれだけのことなんですが、
「多い…お茶」と独りでつぶやいている作者の姿を想像してしまい、
「飲めばエエやん!」とツッコミながらも
せつなすぎて笑ってしまいました。

◇◆ おまけ/シンクロでうれしいで大賞 ◆◇
 
僕の発想と近いシンクロ作品に
ポイントをあげちゃうこの部門ですが、
今回の「お茶」で僕が考えていたのはこんなキャッチでした。

  「一杯の深呼吸」

  「初めて会った二人にも、一人になりたいあなたにも。」

  「初対面+茶ット=連絡先」

一番上の作品は、
「お茶」のもたらす安らぎを表現したもの。
「ちょっと一服、ほっと一福。」が
それに近いなぁと思いましたが、
すでにお気に入り1位で選んでしまったので、ここでは除外で。

その下の2つのキャッチは、
「お茶」が人間関係にもたらすメリットを描いたものです。
「お茶」があることで、出会いが生まれたり、
ナンパのきっかけになったり、親睦が深まったり、
不思議な効果がありますからね。

ということで、発想が近かった以下の2作品に
「シンクロでうれしいで大賞」をあげちゃいます。

   今晩、俺ん家で葉っぱボイルして一杯キメようぜ!

       -受賞者-Y.Nさん(18pt.)

   不自然な間も、お茶の間にします。

       -受賞者-うりたろうさん(36pt.)

■■ 次点。おしかったね。 ■■

・団塊ジュニア世代に最も愛されている茶は、やっぱり加藤。

・ほっとトリック

・四つ葉のフレーバー

・ホッとウォーター

・ミルクもいれず、砂糖もいれない。その潔さこそが日本の美学。

●●その他の作品も一部ご紹介●●

・老若男女共通飲料水

・決して腰に手を当てて飲まないでください。

・お国のカラーがよく出る一杯。

・枯葉にお湯をかけてでてくる汁

・食卓の友

・恋愛で例えると、理想の結婚相手でしょうか。

・お茶目な茶碗の茶番劇。なんて日常茶飯事な!

・コーヒーはお茶の分野なのかどうか
 いまもわからない人はおおいはず…

・ぐりぃぃぃん 

・洋も和に。

・ほ  あ
 っ  ぁ
 と  ∫
 す  ∫
 る   ∫
 わ   、
 ぁ
  。

・水と空気の味がする。

・飲~む注意報

・元祖オーガニック

・茶色の茶はない

・たてられたり、こされたり

・柱もあれば道もある。
 坊主もいるし、しばかれる。
 これなーんだ?

・お茶にあって君に無いもの。それはプロ意識じゃないかな

・鉄観音開き

                 (他13作品)

今回もたくさんの応募をありがとうございました!!
次回も明るくいきます!お楽しみに!

           
◎日本茶ッカー協会、韓国から茶ドゥリ選手を獲得。
 春からの自販機販売にあたり、
 「つめた~い」「あったか~い」の
 どちらのポジションを任せるかを検討中。

     (月刊sunny-yellowドリンクベンダー4月号)