No.2782 もしも世界が100人の村で、98人が敵だったら

もしも世界が100人の村で
98人が敵だったとしても、
1人味方がいてくれるならそれでいい。
 
「多い方が正しくて少ない方が間違い」というのは、
あくまで社会の秩序を交通整理するためのもの、
便宜上の建前だから。
 
でも、この世に100人いて
その大半が自分と違うという状態は、
誰だってやっぱり不安だと思う。
 
98人、
196個の瞳でジロジロ見られたら
そりゃ誰でも嫌だろう。
 
だからこそ、味方になってくれる
1人の存在が大きい。
その2つの瞳だけ見つめていれば、
他は視界に入らないから。
 
人間は1人では生きられないって、
まったくそのとおり。
 
苦しい時に、
相手の瞳を見つめること。
そして、時には自分も
見つめられる相手になってあげること。
 
愛って、そういうもんだろ。