No.3037 逆にねっ

「逆にねっ」という言葉がある。

あえて普通とは反対のことを
やったり言ったりすることで、
何か新しいものを見つけようとする時によく使う。

「固定概念を覆すことで笑いが起きる」
というのも、きっと

同じ理由なんだろうね。

でもでも、
この「逆」を使う加減って意外と難しい。
そもそも何かそこに正解があるからこそ
これまで普通として定着してきたわけだしね。

「信号って守らない方が安全だよ、逆にねっ」
と言う人がいたとしても、
やっぱり普通どおり信号は守った方が安全な気もする。

だからと言って普通にばかり慣れてしまっては、
新しい発見なんて何も生まれない。
やっぱり要所要所で
「逆にねっ」の発想を使ったほうがいいわけだ。

あとは、それをどこで使えばいいのか。

正解はないけど、
自分なりには1つだけコツがある。

まずは、どんなことでも発想を逆にしてみる。
そして、もう一度それを逆にしてみる。

その時、ちゃんと「普通」に戻っていれば
逆にする意味はない(=普通のままでいい)事柄。
逆の逆が最初とはずれた何かになったら、
「逆にねっ」に新しいヒントがある可能性が高い。

興味のある人はやってみてね。
やらない? 
それも正解かもね、逆にねっ。