No.1853 後悔するあなたは素晴らしい

「後悔先に立たず」と戒めのように言うけれど、
「別に、後悔してもいいじゃん」とふと思う。
 
あれをやっておけば良かった。
あれをしないほうが良かった。
 
人間は完ぺきじゃないんだから、
ちょっと振り返れば、いくらでも反省はある。
 
でも、それでいいんだよ。
 
「もっとこうしたい」という理想を描く力があって、
はじめて反省と悔いが生まれるわけだから。
それは言わば、しっかりと元気に生きている証だ。
 
死んだら後悔する元気もなくなるしね。
それまで、いくらでも後悔すればいい。
 
頭の中で理想を描き、
「あの時、あの人と、もっとこうしていれば良かった」
と考える続けるからこそ、
その人やその出来事たちがずっと胸に残り続ける。
 
後悔するということは、
あなたが大切なことを忘れていない証拠なんだよ。
きっとね。