No.5445 「情報」と「作品」

情報というのは「お刺身」と同じ。
 
時間が経てば経つほど
だんだんと鮮度が落ちてくる。
 
わかりやすい話をすれば、
「火事だ!」という情報を
2~3時間後に知ったとしても、
その頃には全部燃えてしまっているよね。
 
命にかかわる情報ほど、
優先して早めに味わわなくてはいけない。
 
ジャンルにもよるけれど、
情報には必ず賞味期限があるから。
 
 
情報があふれた今の時代では
「同じタイミングで同じ情報を味わえる人」、
「ちゃんと賞味期限を守れる人」だけが
仲間とコミュニティを形成していく。
 
そこで連帯感を生むのは、
趣味嗜好なんかじゃなく、
やっぱりスピードなんだろうな。
 
裏返せば、
それができない人って
ちょっと孤立してしまうような
世の中になってきている気もする。
 
 
SNSの流れは速いから
賞味期限も一瞬だ。
 
でも、それについていける人たちは
世界中からリアルタイムで
膨大な知識を得ることができる。
 
逆に、もっとゆっくりと
情報を味わいたい人は、
自分のペースで味わえばいい。
 
いつ味わってもいい情報のことを、
世間では「作品」と呼ぶ。
 
作品は好きなタイミングで
好きなだけ時間をかけて、
自分の手元に置きながら
じっくりと味わえばいいのだ。
 
どちらかというと作品を味う方が、
心が豊かになるイメージもあるよね。
 
ただし、それによって
世間やコミュニティからは距離ができてしまう。
ホント、そのあたりが難しい世の中だな。
 
 
作品を一緒に味わえる仲間を作ること。
 
バランスを考えれば、
それが一番幸せなカタチなのかなぁ?
 
僕は、今の社会のスピードも
作品の深さも両方大切にしたいから、
どちらも語れる人間になろうと思う。
 
みんなは、どう?