No.1374 ドキドキ 〜出産予定日を過ぎて〜
合格発表を待っている時の気持ちとは少し違う。
あえて言うなら、運動会が雨天延期になり、
曇り空の下でお日さまの登場をひたすら待つ
小学生の気持ちだろうか。
出産予定日だった7/15が過ぎて3日。
初産なので遅れるとは思っていたものの、
内心「いつだ?いつだ?」と落ち着かない。
「このままずっと腹から出てこなかったら…、
このままおなかの中で成人式を迎えてしまったらどうしよう…」
そんなしょーもないことさえ頭をよぎる。
世間にお目見えはしていないとはいえ、
息子の心臓はドクドクいってるし、足でキックはできるし、
もう立派に生きてるからね。
早く会いたくもなるわ、そりゃ。
人間、死んだときの享年は「数え年」で計算されるけど、
あれって「おなかの中にいた40週も生きていたから」という理由で
1歳足すんだってね。
0歳の我が子の誕生を待っているのではなく、
1歳の息子との初対面にドキドキしている。
今は、そんな気分だ。