No.2035 田舎者のブルース
『田舎者のブルース』
東京city。
なんなんだ、この街は。
地上にも人があふれているが、
地下にはもっと人がいる。 続きを読む
『田舎者のブルース』
東京city。
なんなんだ、この街は。
地上にも人があふれているが、
地下にはもっと人がいる。 続きを読む
サンマにレモンを搾る時、ふと思う。
「こいつは生前、自分の亡骸にレモンの汁を
振りかけられると想像していただろうか…」と。
海中で生活する魚類にとって、 続きを読む
土曜日、
嫁と息子を嫁の実家に預けに行った。
その道中での話である。
いつものようにカーステでFMをつけると、
後部座席で息子が突然怒りはじめた。
「おんがくは、いいの!」 続きを読む
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Q.ルールを見て、競技名を答えなさい。
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・ボールを投げて、棒で打つ。
・9人(攻撃)×9人(守備)の2チームで戦う。
・攻撃者が打ったボールが 続きを読む
身長3mの男がいて、
世界記録としてギネスに認定されていたとしよう。
例えばそいつが
「俺より背の高い奴なんて見たことがない」と言えば、
たいていの人は信じるだろう。
ただし、それは嘘だけど。 続きを読む
●今日のおはなし No.1805●
沖縄旅行1日目。
飛行機を乗り継ぎ、
石垣島空港の滑走路に降り立つと、
前日に発生した台風など笑い飛ばすぐらいの日差しが
燦々と降り注いでいた。
タクシーに乗って10分、 続きを読む
「まあ、なんとかなるだろう」。
そんな風に思うシーンがよくある。
O型人間の悪いクセだろうか。
でも、不思議とホントになんとかなるんだ。これが。
最近その理由が分かった。 続きを読む
この間、ふと思い出した話。
中学1年生の時、入学してわりと間もない頃に
林間学校(?名称は忘れた)のようなものがあった。
要は、クラスとしての一体感を作るための
お泊まり合宿みたいなものだったと思う。
行き先は、兵庫県にある学校の課外学習では
定番中の定番、「ハチ高原」だった。 続きを読む
あまり見かけない人だった。
会社からの帰り、いつものように地下鉄に乗っていると、
出入り口のドアのそばに若い女性が立っていた。
黒のパンツスーツに、某ブランドメーカーのバッグ。
キャリアウーマンっぽい風貌で、スタイルも悪くない。
ただ、彼女はなぜか車窓の外を流れる暗闇を見つめながら
ずっとイライラした表情を浮かべていた。 続きを読む
先週、正月休み明けに
はじめて会社に向かおうとした朝のこと。
いつもどおり、地下鉄に乗っていると
面白いことに半分ぐらいの人がアクビをしていた。
そりゃそうだよな、休みボケで昼夜逆転していたのは
僕だけじゃないはずだ。思わずつられて僕も「ふぁぁ」とアクビ。
と、その時、
一人だけ違うオーラを出している人がいるのに気づいた。 続きを読む
寄り道というのはしてみるもんである。
先週の金曜日、朝早くから福岡の博多まで行ってたんだけど、
約束の時間よりも早く着いたから、
少し街を散歩してみた。
そしたら、ビル街の裏に
緑に囲まれたのどかな公園を発見。 続きを読む
「空気」は見えない。
なのに人間は「空気が読める」という。
それって、実はすごくない?
「空気を読む」ということを具体的に言うと、
その場のいろんな情報から
次の瞬間起こることを予測する、ということだと思うけど、
瞬時にいろんな情報をキャッチできるなんて、
人間はやっぱりすごい。 続きを読む
「オマエらが大人になる頃には、
月に旅行へ行けるようになるぞ」
近所のおじさんにそう言われたのは、
今から20年も前のことだ。
どうやったらそんな時代が訪れるのかなんて
幼い僕には分からなかったけど、
いつか、誰か偉い大人がそんな夢のようなことを
可能にしてくれるもんだと思ってた。 続きを読む
水陸両用の乗り物、
そんな言葉はアニメの世界の話だと思っていた。
ところがどっこい、ある地域ではそんな乗り物が
立派な交通手段になっているという。
この間、月曜日に訪れた大分県だ。 続きを読む
手術を終え、今日から社会復帰。
まだ少し不自由な右手を使って、
キーボードを叩いている。
いろいろあったけど、手術をして良かったと思う。
きっと、全身麻酔手術をしたことのある人にしか
分からないかもしれないけど、
「生きる」ことを見つめ直すことができたから。 続きを読む
夏ぐらいだったかな、
おはなしで、僕が通勤途中に電車で出会った変な男
(やたら綺麗なお姉ちゃんの後を追いかける男)の話をしたと思うけど、
あれからずっと、毎朝その男(以下、電車男)と一緒になる。
今や通学友だちならぬ、通勤友だちだ。 続きを読む