No.4470 「無い」ということ

「今日は書くことが無いなぁ」
という日があっても、そんな自分について
書けばいいんじゃないかと思って生きている。

つまり、ゼロならゼロで
ゼロを楽しく受け入れるというか、
お金が無いなら無いで
無いこと自体を楽しむというか。

余裕が無いなら無いで
無い自分を笑い飛ばせばネタになるしね。
あくまで個人的な考え、感覚の話だけど、
何かが自分に無いことを嘆く必要なんてないよね、と思う。

日中、大人の社会で生きていると
世の中に「無い」があふれすぎていて
改めて驚く。

時間が無い、金が無い、
連絡が無い、余裕が無い、
夢が無い、希望が無い、相手がいない…etc.。

大人はみんな、何かが無いことばかり訴えて、
自分の存在を守っているのかもしれない。

それでも、あえて言おう。
何かが無くなったとしても、
そこに必ずアイデンティティは残る。

別に無くてもいいじゃない。
それを悪いことだと思うのは、もうやめよう。

たいていの場合、
「何かが無いことは、何があること」だ。

この話に
意義や根拠など無いけれど、
ちゃんと愛はあるのよ。