No.3784 ラジオの魅力


三次元に時間を加えたのが四次元空間なら、
ラジオの世界は何次元なんだろう?
今朝、久しぶりにラジオを聴いていて
ふとそんなことを思った。

最近、ラジオなんて
まったく聴いていなかったんだけどね。

きっかけは昨夜。
高校時代の友人であるD.Mさんが
出張で大阪に来ていたので、夜に飲んでいた時、
Tokyo FMで放送されている
「あ、安部礼司 ~BEYOND THE AVERAGE~」
という番組を教えてもらった。
http://www.tfm.co.jp/abe/

僕もD.Mさんも、
高校時代からKiss-FMでやっていた
ラジオドラマ(バールサンドリオン)のファンでね。

そんな彼が「面白い」と言うんだから
たぶん面白いんだろうと思って、
今朝radikoを使って久しぶりに
ラジオを聴いてみた、というわけだ。

「あ、安部礼司」は、
ちょうど僕ら世代のリスナーを対象にした番組のようで、
ドラマの間に流れてくる曲もまさに青春ドンピシャ。
「わお!懐かし~!テープで聴いてたなぁ~」
というものばかりでテンションが上がった。

それ以上に、40代になった今だからこそ
余計に共感できるドラマのストーリーを聴いて、
「ああ、なるほど。これはたしかに面白いな」と思った。

いつもの通勤中はスマホの画面ばかり見ているのに、
気がつけばイヤホンから聴こえる音だけで
あっと言う間に時間が経っていた。
ラジオの音だけを頼りに空想しながら
夢中になる感覚、久しぶりだったな~。
 
 
僕が気に入っている歴代キャッチ作品の中に、
 
 
  「夜の向こう側」
  (ラジオキャッチ/ロベルト・ハッシオさん)
 
 
という作品がある。
なぜ自分はあのキャッチが好きなのか、
今になって分かった気がするよ。

音だけの一次元に感じるラジオの世界に、
「向こう側」という奥行きを与えて、
空想によって次元が広がっていく感じを
うまく表現してくれた作品だったからだな。

スマホで観る動画は楽しい。
3Dや4Dも、迫力があっていい。

でも逆に、
「音だけ」「平面だけ」と次元を絞ることで、
自分の中で眠っていた想像力が目を覚ます。

映像もいいけれど、写真を見よう。
テレビもいいけれど、ラジオを聴こう。

おはなしも、あえて
テキストオンリーで勝負していこうと思う。